エコキュートとは?ガス給湯器との違いや費用は?

「エコキュートを設置したい」「ガス給湯器からエコキュートに買い替えたい」「電気代をなるべく抑えたい」などと考える人は多いのではないでしょうか?エコキュートは、省エネルギー機器で、お湯を効率よく沸かすことができます。ガス給湯器を使っている方や、電気代を抑えたい方は、エコキュートへのリフォームをしませんか?

今回は、エコキュートのリフォームについて、工事費用だけでなく、メリットデメリットやガス給湯器との違いなども徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

エコキュートとは

ここでは、近年注目が高まっている給湯器の「エコキュート」についてを解説していきます。

エコキュートとは

エコキュートの正式名称は自然冷媒ヒートポンプ給湯機といいます。

エコキュートは、ヒートポンプ技術によって空気の熱を利用して、お湯を沸かす家庭用給湯システムのことです。

近年注目が高まっているエコキュートは、夜間に電力を使用して効率良くお湯を沸かすので、省エネ対策に最適です。また、ガス給湯器よりもランニングコストを抑えられることから、買い替えを検討する方も増えています。

エコキュートの仕組み

エコキュートは大きく分けて「ヒートポンプ」と「貯湯タンクの2つで構成されています。

ヒートポンプとは、エアコンの室外機と同じ形状をしている「熱を作る機械」で、貯湯タンクは、「沸かしたお湯を貯めておくタンク」のことです。

エコキュートとガス給湯器の違い

エコキュートとガス給湯器の大きな違いは、お湯を沸かす燃料と仕組みです。

エコキュートは、少量の電力と空気の熱を使ってお湯を沸かし、お湯をタンクに貯めて利用します。
一般的なガス給湯器は、ガスを使って配管を熱くし、その中に水を通すことでお湯を作ります。必要なときに必要なだけ、たっぷりと新鮮なお湯を使えるのが特徴です。

ただし、ガス給湯器には、水をお湯にするための燃料のガス以外にも、給湯器自体を動かす電力も必要です。さらにガス給湯器が動いてる際は、給湯器本体から高温の排気があります。エコで環境にやさしいとはいえないのが、エコキュートとの大きな違いといえるでしょう。また、エコキュートは火を使わないので、火災の恐れがなく安心して使用できます。

エコキュートとエコジョーズの違い

エコキュートとエコジョーズは、ともに省エネルギー性に優れてた給湯器ですが、発熱の仕組み、設置する設備が大きく異なります。

まず、エコキュートは、電気で水を加熱する給湯器です。一方、エコジョーズは、空気中の熱(排気熱)を集め、それを水に伝えて加熱するガス給湯器のため、給湯の仕組みが大きく異なります。

エコキュートは、タンク式と非タンク式の2種類があります。タンク式は、貯水タンクに水を貯め、そこで加熱する方式で、一度にたくさんのお湯を使う場合に向いています。一方、非タンク式は、必要な分だけ水を加熱する方式で、少量のお湯しか使わない場合に向いています。

エコジョーズは、一般的にエアコンと同じように、壁に設置された室外機と室内機からなります。室外機が空気中の熱を集め、室内機に送り、室内機が水を加熱する仕組みです。エコジョーズは、エコキュートに比べて設置場所に制約が少なく、省スペースです。

どちらも省エネルギーであり、環境に優しい給湯器です。しかし、用途や設置場所によって、どちらが適しているかは異なります。しっかりと比較検討し、自分に合った給湯器を選びましょう。

エコキュートのメリットとデメリット

ここでは、エコキュートのリフォームに関するメリットとデメリットを厳選してご紹介します。

メリット①:電気代を抑えることができる

エコキュートの最大のメリットは、電気代などの光熱費が安くなることです。

ガスよりも安い夜間の電力を使用するので、電気代を抑えることができ、節約につながります。

メリット②:省エネ対策

エコキュートは、大気中の熱と電気を使ってお湯をつくるので、二酸化炭素の排出量も大幅に減らせ、地球温暖化防止にもつながります。
また、お湯を沸かすために必要な電力も少なくなります。

メリット③:災害などの非常時にも安心

災害などで水道や電気が止まってしまったときでも、貯湯タンク内にお湯があれば、備え付けの非常用水栓から、お湯や水を取り出すことができます。

また、災害時のライフラインの復旧は、ガスより電気の方が早いといわれているので、電気でお湯を沸かすエコキュートの方がガス給湯器よりも安心です。

デメリット①:広い設置場所の確保が必要

エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクの2つを屋外に設置しなければなりません。そのため、壁掛け設置ができるガス給湯器よりも、広いスペースが必要です。

しかし、最近では従来の角型に加え、スリム化した薄型のエコキュートも多く普及しています。今まで置き場がなく、設置を断念したという方でも、導入できる可能性があります。

デメリット②:初期費用が高い

エコキュートはランニングコストである月々の電気代は安くなりますが、ガス給湯器などと比べて初期費用が高いのがデメリットです。
機種や設置条件にもよりますが、ガス給湯器の初期費用は20万円程度ですが、エコキュートは40〜70万円程度となっています

 

エコキュートのリフォームは、県知事認可法人の住宅設備協同組合へ

お電話の対応時間:月〜土 10:00〜18:00

エコキュートのリフォーム費用相場と工期

ここでは、エコキュートの設置にかかる費用の相場と工期についてご紹介します。

エコキュートの設置にかかる費用

エコキュートの新設工事を業者に依頼する場合、一般的には30〜50万円程度の費用がかかります。

内訳としては、「本体価格」と「工事費用」の2つで構成されています。

また、エコキュートの設置や交換時には、基礎工事や配線工事なども行いますが、施工の手間や設置場所によっても金額が左右します。
ほとんどの場合、費用が50万円以下で収まりますが、ハイグレードタイプの機器を採用する場合や、追加工事が発生する際には、よりコストがかさむ可能性があります。

エコキュートリフォームにかかる工期

エコキュートの設置にかかるリフォーム工事期間は、2日程度です。
古いエコキュートの交換にかかるリフォーム工事期間は、1日程度です。

設置環境や高機能な給湯器の交換を行う場合は、さらに時間を要することがあります。

また、エコキュートとユニットバスのリフォーム工事を合わせて行なった時にかかる期間は、およそ4日~10日程度です。

エコキュートとユニットバスのリフォームは一緒にやるべき?

ユニットバスのリフォームの際、給湯器の交換は必須ではありません。
しかし、ユニットバスのリフォーム後に給湯器のみを交換すると設備工事が別途かかってしまうため、同時に交換した方が費用を抑えることが出来ます。

エコキュートのリフォームまとめ

エコキュートは、省エネルギーで環境に優しい家電製品です。お湯を沸かすために使用する電力も少なく、使い勝手も良いため、最近では一般家庭でも導入されることが増えてきています。エコキュートの普及により、CO2排出量の削減に貢献できることが期待されます。
省エネ機器をうまく活用して、快適なおうちを実現しましょう。