「10万円でリフォーム可能なキッチンの箇所はどこ？」「10万円でできるって本当？」などとキッチンをリフォームする際に、このように考える人はたくさんいるかと思います。
キッチン設備の一部だけの交換リフォームでも多くのメリットがあります。
今回は、10万円台でできるキッチンリフォームについてや価格別のリフォーム費用などを徹底解説します。
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東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人（神奈川県指令企支第3453号）、大阪府許認可法人（大阪府指令経支第1061-28号）。リフォームの専門家として、水回り（キッチン、浴室、トイレ）、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
10万円で出来るキッチンリフォーム5選
10万円台の予算では、キッチン全体をリフォームするのは難しいですが、傷みやすい設備の一部を交換することは可能です。
ここでは、10万円で出来るキッチンリフォームをご紹介していきます。
蛇口（水栓）の交換リフォーム
キッチンの水栓（蛇口）は頻繁に使用されるため、劣化しやすい部分です。
一般的なキッチン用の水栓の交換は、約3～5万円程度で行うことができます。
また、タッチレス水栓などの高機能な水栓も、一部の商品では10万円程で交換が可能です。
こちらの記事では、キッチンの蛇口のリフォーム情報を詳しく解説しています。
キッチン蛇口の交換はDYIで八千円、業者に頼んで1万円 レンジフードの交換リフォーム
レンジフードは汚れを放置するとカビが発生し、住宅環境に悪影響を及ぼす可能性があります。古くなったレンジフードは早めに交換しましょう。
レンジフードの交換費用は本体価格によりますが、約8万円程度で対応できます。
コンロの交換リフォーム
コンロの劣化は、ガスの使用効率や火力の調節に影響を及ぼし、放置すると事故の原因になる可能性もあります。古くなったコンロは早めに交換しましょう。
コンロ本体の交換には約8～10万円程度の費用がかかります。
ビルトインコンロの場合は、10万円あれば両面焼きグリルや温度チェック機能が付いたものへの交換が可能です。
本体価格と施工費を合わせても、約10万円程度でリフォームできます。
こちらの記事では、ガスコンロやIHクッキングヒーターの交換リフォームについてを詳しく解説しています。
【2024年】ガスコンロとIHのリフォーム相場・費用を比較 床・壁のリフォーム
キッチンの床や壁は、水垢や油汚れによって色あせやくすみが生じることがあります。そのため、汚れに強い素材にリフォームすることでキッチンの使い勝手が向上します。
素材の選択やキッチンの広さによって異なりますが、床や壁のどちらの場合もほとんどが10万円以内でリフォームが可能です。
ビルトイン食洗機の交換リフォーム
食洗機には、シンクの脇などに置く「据え置き型」と、システムキッチンの一部にはめ込む「ビルトイン型」があります。
ビルトイン型の食洗機本体の交換は、10万円以下で出来ることが多いです。
しかし、後付けする場合には、食洗機本体と施工費用を合わせると10万円を超えてしまいます。
【価格別】キッチンのリフォームにかかる費用
ここでは、キッチンのリフォーム工事にかかる費用の相場を価格帯ごとに解説していきます。
30万円〜100万円でできるキッチンリフォーム
コンロなどのキッチンの部分的な交換や設置にかかる費用は30万円以下で収めることができ、狭いスペースにあるミニキッチンの交換では50万円未満で工事が可能な場合もあります。
ただし、具体的な費用は素材や機能の違い、工事の難易度に依存するため、個別の見積もりが必要です。
こちらの記事では、コンロのリフォームに関する情報やガスとIHの違いなどを詳しく解説しています。
【2024年】ガスコンロとIHのリフォーム相場・費用を比較 100万円でできるキッチンリフォーム
キッチン全体を交換する工事にかかる費用は、50万円から150万円ほどが一般的な相場です。
ただし、具体的な費用はシステムキッチンのサイズ、性能、グレード、壁紙や床材の交換の必要性などで大きく変動します。
こちらの記事では、システムキッチンのリフォーム費用や工期など多くの人が知りたい情報について解説しています。
システムキッチンとは？費用は？交換できる？ 150万円以上でできるリフォーム
キッチンの位置を変更する場合や大規模な配管工事（水道、ガス、電気など）が必要な場合、費用は150万円を超えることがあります。
また、1階から2階への移動の場合、200万円から250万円以上の予算が必要となることがあります。
150万円以上の予算があれば、対面型やL型のキッチンにリフォームすることができます。ただし、特注品や高級品、広範囲の内装補修、構造部の補強が必要な場合、費用は300万円以上になることがあります。
こちらの記事では、システムキッチンの中でも高額な費用がかかるアイランドキッチンについて解説しています。
アイランドキッチンの後悔とよくある失敗事例をリフォームのプロが解説
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キッチンの耐用年数と交換時期
耐用年数とは、製品や設備の品質や使用状況によって異なり、正常に機能し続ける期間を指します。
ここでは、キッチンの耐用年数と交換時期を解説します。
キッチンの耐用年数（寿命）と交換時期は？
キッチンには、食器棚、カウンター、シンク、オーブンなど様々な設備がありますが、それぞれの設備には異なる耐用年数があります。
食器棚やカウンターは20～25年、シンクは15年程度、オーブンは10～15年が耐用年数の目安とされています。ただし、素材や使用頻度、メンテナンスのされ方によって耐用年数は大きく変わることがあります。
キッチンの交換時期は、修理が必要になった時点で交換するのが最善策です。
しかし、予算の都合上交換ができない場合は、修理できる範囲内で対処することもできます。
また、キッチンのデザインに関して、自分が気に入っているキッチンでも、他の人には古く見えるかもしれません。
そのため、どのタイミングで交換するかは個人の判断によるところが大きいです。
キッチンの耐用年数が切れるとどうなる？
耐用年数や寿命が切れると、機能の劣化や故障のリスクが高まるため、使用に支障をきたすことがあります。
ドアや引き出しがスムーズに開閉できなくなったり、シンクの排水が悪くなったりすることがあります。
火を扱うコンロやグリルは、火事の原因となるため、壊れる前にメンテナンスやリフォームをおすすめします。
また、古いキッチンは汚れや菌がたまりやすく、衛生面が悪化する傾向があります。また、古いシンクや排水管は、水漏れや詰まりが起こりやすくなるため、キッチン全体の衛生状態が低下することがあります。
キッチンの寿命を長持ちさせる方法
キッチンを長持ちさせるためには、定期的な清掃や適切な使用方法が重要です。
食品の調理や調理器具の洗浄を行うために使用されるキッチンは、油や汚れで汚れやすく、そのまま放置するとカビや菌が繁殖することがあります。汚れを放置すると、キッチンのシンクやカウンターなどが痛んでしまいます。そのため、定期的な清掃を行うことで、キッチンの寿命を延ばすことができます。また、掃除やお手入れをする際には、適切な洗剤やクリーナーを使用し、汚れをしっかりと落とすことが大切です。
熱い鍋やフライパンを直接カウンターやシンクに置くことは避けるべきです。また、鋭利なものを直接カウンターに置いたり、シンクに落としたりすると、傷やへこみが生じる可能性があります。キッチンの寿命を延ばすためには、適切な使用方法を確保することが大切です。
10万円で出来るキッチンリフォームまとめ
10万円の予算でキッチン全体のリフォームはできませんが、レンジフードやコンロなどの部分的なリフォームなら可能です。故障したり長く使い続けてリフォームを検討している方におすすめです。
DIYでも出来るリフォームもありますが、不安な方は信頼できる業者を選び、事前にしっかりと見積もりを依頼して施工してもらいましょう。
リフォーム費用を抑えながら、いつまでも快適で暮らせるキッチンを実現しましょう。
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