【2024年版】対面キッチンの後悔するポイント3選

「いまのキッチンから対面キッチンにリフォームしたい」「対面キッチンのが良さが分からない」「家族と会話しながら家事をしたい」などと考えている方はいるのではないでしょうか?
対面キッチン(オープンキッチン)は、人と会話したりリビングのテレビを見ながら、料理や家事をすることができます。

今回は、対面キッチン(オープンキッチン)のリフォームについて、よくある後悔やメリットデメリットなどのポイントを徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

対面キッチンで後悔したこと3選

ここでは、実際に対面キッチン(オープンキッチン)にして後悔したポイントを厳選してご紹介します。

リビングが狭く感じる

対面キッチンにしたことでリビングが狭く感じてしまうというケースを多く聞きます。

対面キッチンを設置する場合、移動スペースを確保しなければいけない関係上、通常のキッチンよりも広いスペースが必要になります。

そのため、予定の図面上では十分なスペースがあると感じても、いざ完成すると圧迫感を感じるなど後悔してしまう場合があります。

臭いがリビングに漂ってしまう

「キッチンからの臭いがひどくて、リビングで消臭剤をよく使うようになった」という声もよく聞く後悔ポイントのひとつです。

通常のキッチンは、調理機器や換気扇の位置、壁・間取りによる隔たりで空間のバランスを取り、消臭効果を高めています。

キッチン周りが汚れてしまう

対面キッチンでよく聞く後悔のひとつが、キッチン周辺が汚れやすいということです。

通常のキッチンでは、コンロやシンクの前の壁が、調理中の油や水の跳ねを防ぐことができますが、対面キッチンには、汚れを防ぐ設備がありません。そのため、近くに仕切りを置いたり、テーブルをおいていないと、いつの間にかフローリングが油まみれだったり、廊下がびちゃびちゃになることが稀にあります。

対面キッチンとは

対面キッチン(オープンキッチン)は大きく分けて「I型」「L型」「アイランド型」「ペニンシュラ型」「セパレート型」の5つの種類があります。

ここでは、対面キッチンについてやそれぞれの種類について詳しく解説します。

対面キッチン(オープンキッチン)とは

対面キッチン(オープンキッチン)とは、リビングやダイニングに対面する形で料理や家事ができる開放的なキッチンタイプのことを言います。
コミュニケーションの取りやすさや機能性などから、対面キッチンを新たに設置するご家庭も増えてきています。

I型対面キッチン

I型キッチンとは、コンロ・シンク・調理台が一列に並んだキッチンのことです。

I型キッチンの大きなメリットは、対面キッチンとして家の中を見渡せつつ、キッチンの手元を隠すことが出来るという点です。設置スペースが他のタイプと比べてコンパクトであるため、スペースが限られている間取りの住宅でも導入しやすいというメリットもあります。

L型対面キッチン

L型キッチンは、キャビネット(棚などの収納スペース)をアルファベットのL字型に配置したキッチンのことです。
シンクとコンロが90度で向かい合うように設置されることが多いです。

L型キッチンはI型キッチンよりも作業スペースを広く取れ、キッチンがL字型になっているのでキッチン内の移動が少ないのが魅力です。
壁側にコンロは設置するのが一般的で、汚れが飛びにくいのも魅力の一つです。

アイランド型対面キッチン

アイランドキッチンは、壁の接する部分がなく、部屋の中で島のように独立しているキッチンです。

設置スペースを多く確保する必要がありますが、視線を遮るものが近くにないので、キッチンの周りにスペースができ開放感が生まれます。
ご家族やゲストとのパーティーで、食事の準備や片付けがしやすいのも魅力です。

ペニンシュラ型対面キッチン

壁が左右のどちらかについているものをペニンシュラキッチンと呼びます。

壁につけることで、アイランドキッチンにくらべて設置スペースをとらず、間取りの範囲を越えずに導入ができるため、近年採用が増えてきている注目のキッチンです。
片方は開放的な作りになっているので、アイランドキッチンのメリットも享受しています。

セパレート型対面キッチン

セパレート型のキッチンというのはシンクとコンロを別々に分けたキッチンのことを言います。二つに分かれている分、シンク、コンロそれぞれの横に作業スペースを設けることが出来るのは大きな魅力です。広く作業スペースが欲しい場合にはこのセパレート型の対面キッチンをがおすすめです。

 

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対面キッチンのメリットデメリット

ここでは、対面キッチン(オープンキッチン)のメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

メリット①:開放感がある

オープンキッチンの最大のメリットはキッチン周りの開放感です。

キッチンの前に壁がないので圧迫感がなく、リビングやダイニングと同じ空間になるので開放感が高くなり、部屋が広く感じられることも魅力です。

メリット②:コミュニケーションが取りやすい

オープンキッチンは、どのタイプでもキッチンにいながら家族やリビングにいる人とのコミュニケーションがとりやすいというメリットがあります。

壁で遮られていないため、大きな声を出さずともコミュニケーションが取れます。
また、料理しながらリビングの様子も確認できるため、小さなお子さまがいる家庭にもおすすめです。

メリット③:食事の準備や片付けが楽に

キッチンとダイニングが一体空間となっているため、距離が近く、配膳や片付けが楽です。
キッチンカウンター越しに食器を渡すこともでき、落とす心配もないです。

デメリット①:水はね・油はね

キッチンの前面に壁がないため、調理中の水や油がはねやすいです。

コンロやシンクの前にオイルガード水はねガードを設置したり、レンジフードまでを覆うパーテーションの設置などで対策を行いましょう。

デメリット②:キッチンが見えてしまう

リビングやダイニングからキッチンが丸見えになることがあります。

ペニンシュラ型キッチンの場合は、フラットなカウンターで手元やキッチンは全て見えてしまいます。

キッチンが見えてしまうことが気になる場合には、I型キッチンで手前にカウンターを設置することをおすすめします。

対面キッチンリフォームまとめ

キッチンは家族が集まる場所であり、料理をする場所でもあります。料理中や家事中でもコミュニケーションは大切にしたいものです。対面キッチンのメリットデメリットをしっかりと抑えながら、リフォームの計画を立てることをおすすめします。
リフォームをする際には、信頼できる業者を選び、費用や工期などご希望に合ったプランを提案してもらうとよいでしょう。
便利で家族みんなが快適に使える対面キッチンへのリフォームを実現しましょう。