畳は日本の伝統的な床材のひとつで、和室に欠かせない存在です。「裏返した後の畳をリフォームしたい」「畳の種類を知りたい」などと考える人は多いのではないでしょうか?
長年使い続けた畳は、日焼けによる変色や踏み心地の悪化など、劣化が進むことがあります。畳の状態が悪化する前に、定期的に張り替えを行うことが大切です。
今回は、畳の表替えリフォームの費用や施工期間、最適なリフォーム時期や畳の種類などのポイントを徹底解説します。
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東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
畳の表替えリフォームの費用相場
ここでは、畳の張り替え方法である「表替え」のリフォーム工事にかかる費用の相場を解説していきます。
畳の表替えリフォームにかかる費用
表替えは、畳床は既存の物を利用して、畳表と畳縁を新しくする方法です。
見た目は新品のようになりますが、畳床は同じ物なので、踏んだ時や寝心地の感触は変わりません。
畳の表替えにかかる費用は、1畳あたり5000〜20000円前後です。
ささくれ立った「い草」が体に付着したり、畳の光沢がなくなってきたりした際には、表替えリフォームを検討してください。
表替え以外の畳リフォームにかかる費用
畳の張り替え方法には「表替え」以外にも、「裏返し」や「新調」があります。
こちらの記事では、裏返しや新調についてや費用も詳しく解説しています。
【素材別】畳の張り替えリフォームの費用と交換時期畳の表替えリフォームの最適な時期
ここでは、畳の表替えリフォームについてや適切な時期、畳の種類を詳しく解説していきます。
畳の表替えとは?
畳の表替えは、畳床はそのままに、古くなった畳表と畳縁を剥がし、新しいものに張り替えることを指します。
畳の表替えの最適な時期は?
畳の表替えは、新しく使い始めてから5~10年、または裏返しをしてから3~5年ほどが一般的な目安ですが、畳の品質や使い方、お手入れ方法によって異なります。
イ草が密集しているものほど耐久性が高く、高級品ほど劣化が少ないため、品質の良い畳表を選ぶこともオススメです。
ただし、使用年数だけでなく、色や手触り、凹み方などの状態を確認して、適切なタイミングで畳の表替えを行いましょう。
畳の種類は何がある?
- 国産表
高品質な「い草」を使用しており耐久性と弾力性に優れています。見た目は美しく変色やムラがありません。手触りが良く、香り高い「い草」が魅力です。 - 中国表
現在日本使われている畳の8割が中国表です。
国産表よりは品質が劣るため、弾力性や耐久性が国産表に比べるとありませんが、お値段が安くコストパフォーマンスが良いことが魅力的です。 - 新床
新床は、化学製品で作られています。天然い草と似た繊維で作られ、原材料は樹脂と和紙となります。防カビに長けており、変色もあまりないところが特徴です。
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畳の張り替えリフォームのよくある質問
畳の張り替えリフォームの工期は?
表替えは、大がかりな作業がなく、ほとんどの場合1日程度で終わります。
また、畳の状態や広さによっても工期は変わるので注意しましょう。
表替えは自宅で作業をする?
現在、多くの畳屋さんは、現場での加工作業を行わず、畳を取り外して工場で表替えや張り替えを行った後、再び納品する方法を採用しています。
畳にカーペットなどを引いても良い?
畳の表面が劣化や汚れによって傷んできた場合、絨毯やカーペットを敷くことで隠すのは良くないです。
敷物が畳の湿度調整機能を損ない、ダニやカビの温床になり、最悪の場合は畳床だけでなく畳下の床まで湿気によるダメージを与えてしまいます。
畳表が傷んできた場合は、使用期間に応じたメンテナンスや畳の表替え、新畳への交換をおすすめします。
畳の表替えリフォームまとめ
畳は日本の伝統的な床材であり、和室に欠かせないものですが、長年使用していると張り替えが必要になります。表替えのタイミングは、新しく使い始めてから5~10年、または裏返しをしてから3~5年ほどが一般的な目安です。
料金は畳のサイズや張り替える内容によって異なりますが、施工経験が豊富な業者に相談し、費用や工期などご希望に合ったプランを提案してもらうとよいでしょう。
ずっと快適で疲れを癒してくれる畳を維持するために、表替えリフォームを行いましょう。畳の表替えリフォームは、県知事認可法人の住宅設備協同組合にお任せください