「L型キッチンにリフォームしたい」「L型キッチンのメリットは?」「今のキッチンより大きくしたい」などと考えている人はいませんか?
キッチンは、家庭にとって最も重要な場所の一つです。 いま使っているキッチンが便利と思っていても、暮らしているうちに不便さを感じたら、L型キッチンへのリフォームを検討しましょう。
今回は、L型キッチンへのリフォームについて、メリットデメリットや工事費用、耐用年数などのポイントを徹底解説します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
L型キッチンの耐用年数と交換時期
耐用年数とは、その設備が正常に機能し続ける期間を指します。ここでは、L型キッチンの耐用年数と交換時期を解説します。
ここでは、L型キッチンの耐用年数や交換時期を詳しく解説していきます。
L型キッチンとは
L型キッチンは、キャビネット(棚などの収納スペース)をアルファベットのL字型に配置したキッチンのことです。シンクとコンロが90度で向かい合うように設置されることが多いです。
また、L型キッチンは、スペースを有効に活用できるため、多くの家庭で人気があります。作業スペースが広く、調理器具や食器を収納するためのスペースも豊富にあります。
L型キッチンの耐用年数と交換時期は?
ひとくちにL型キッチンといっても様々な設備があり、それぞれ耐用年数は異なります。
食器棚やカウンターは20~25年、シンクは15年程度、オーブンは10~15年が耐用年数の目安とされています。ただし、設備の使用頻度、日々のお手入れやメンテナンスのによって耐用年数は大きく変わります。
L型キッチンの交換時期は、修理が必要になった時点でキッチン本体ごと交換するのが最善策です。しかし、予算の問題がある場合は、シンクのみ、オーブンのみの交換修理できる範囲内で対処することもできます。
また、デザインに関しては、好みによって異なります。自分が気に入っているキッチンでも、他の人には古く見えるかもしれません。そのため、どのタイミングで交換するかは個人の判断によるところが大きいです。
L型キッチンの耐用年数が切れるとどうなる?
耐用年数や寿命が切れると、古くなったキッチンは機能性が低下します。
ドアや引き出しがスムーズに開閉できなくなったり、シンクの排水が悪くなったりすることがあります。
火を扱うコンロやグリルは、火事の原因となるため、壊れる前にメンテナンスやリフォームをおすすめします。
L型キッチンの寿命を長持ちさせる方法
L型キッチンを長持ちさせるためには、定期的な清掃や適切な使用方法が重要です。
特にL型キッチンは、角にデッドスペースが存在します。物を置いていると、掃除をついつい忘れてしまうので注意しましょう。
食品の調理や調理器具の洗浄を行うために使用されるキッチンは、油や汚れで汚れやすく、そのまま放置するとカビや菌が繁殖することがあります。汚れを放置すると、キッチンのシンクやカウンターなどが痛んでしまいます。そのため、定期的な清掃を行うことで、キッチンの寿命を延ばすことができます。また、掃除やお手入れをする際には、適切な洗剤やクリーナーを使用し、汚れをしっかりと落とすことが大切です。
熱い鍋やフライパンを直接カウンターやシンクに置くことは避けるべきです。また、鋭利なものを直接カウンターに置いたり、シンクに落としたりすると、傷やへこみが生じる可能性があります。キッチンの寿命を延ばすためには、適切な使用方法を確保することが大切です。
L型キッチンのリフォーム工事費用の相場と工期
ここでは、L型キッチンのリフォームにかかる費用や工事期間などをご紹介します。
L型キッチンのリフォームの費用相場
L型キッチンのリフォームにかかる費用の相場は、約100~170万円です。
L型キッチンの費用は、素材や機能性、デザインなどによって異なります。また、システムキッチンでは、食洗器やIHクッキングヒーターなどの追加機能がいくつか付けることができるため、機能によっても費用が異なります。
L型キッチンのリフォームの工期
L型キッチンの工期は、導入する工事の規模や内容によって異なります。
一般的にL型キッチンの工期は1~2週間程度といわれています。
キッチンの大きさや配置を変更する場合は、配管や電気配線の工事が必要で、工期が長くなる傾向があります。また、キッチンの素材や設備によっても工期が異なり、工期が長くなる可能性もあります。
他のタイプのキッチンリフォームの費用
L型以外にも、I型やアイランド型、ペニンシュラ型など様々なタイプのキッチンがあります。
また、キッチンの費用は、天板の素材や機能性、デザインなどによっても異なります。
また、システムキッチンには、食洗器やIHクッキングヒーターなどの追加機能がいくつか付けることができるため、機能によっても費用が異なります。
こちらの記事では、キッチンの交換リフォームの費用を分かりやすく解説しています。
【2024年8月】キッチン交換リフォーム費用を部位別解説住宅設備協同組合のキッチンリフォームの費用と工期は以下の通りです。
システムキッチン一式 | 680,000円〜 | ガスコンロ交換 | 80,000円〜 |
キッチンシンク交換 | 95,000円〜 | IHクッキングヒーター交換 | 120,000円〜 |
キッチン吊戸棚交換 | 158,000円〜 | キッチン水栓交換 | 35,000円〜 |
レンジフード交換 | 80,000円〜 | キッチンパネル仕上げ | 28,000円〜 |
ビルドイン食洗機交換 | 60,000円〜 | レイアウト変更(アイランドキッチンの新設等) | 要相談 |
システムキッチンリフォームの工期は、システムキッチンの新規導入のみの場合は2日〜6日程度かかり、キッチンのリフォームに伴い周囲の壁紙や床材も交換する場合には1週間程度要します。
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L型キッチンのメリットデメリット
ここでは、L型キッチンの設置におけるメリットとデメリットを解説していきます。
メリット①:たくさんの収納スペース
L型キッチンでは、下部のキャビネットだけではなく上部にもキャビネットがあるため、大容量の収納スペースを確保することができます。
また、シンクやコンロ、作業台の奥の部分が一段高くなっているキッチンでは、高くなっている部分に収納ラックを設置することも可能です。
調味料や調理用具を出しておいても散らかった印象になりにくいのがポイントです。
メリット②:動線が良い
L型キッチンは横移動がなく、シンクとコンロの移動をしたいときに体の向きを変えるだけで済みます。
複数の作業を繰り返すキッチンで、動線が良いことは作業効率の良さにつながります。
使い勝手が良く家事の時間を短縮できるのはL型キッチンならではのメリットです。
デメリット①:費用が高い
L型キッチンはメリットがたくさんある一方で、I型キッチン(最も一般的なのキッチン)と比べて費用が高くなってしまうことが多いです。
各メーカーやブランドによっても費用は異なりますが、I型キッチンと比べて10~20万円ほど高いこともあります。
I型キッチンからL型キッチンに変更するような場合は、壁や床などの内装工事も伴うことが多いため、更に追加の工事費用がかかります。
デメリット②:部分的な部品の交換が難しい
L型キッチンは、コンロとシンクの間の角の部分を作業台として広く使うことができます。
しかし、コーナーがある分使い方が難しいと感じる人もおり、角になっているため使いづらくてデッドスペースになってしまうこともあります。
コーナー部分にぴったり合うようなキッチン家具や設備を置いてしまったり、収納スペースとして活用したりとさまざまな方法があるため、自分にあった対策方法を探してみましょう。
L型キッチンリフォームまとめ
キッチンは家族が集まる場所であり、ほぼ毎日料理や家事をする場所でもあります。そのため、キッチンのリフォームはとても重要です。L型キッチンにすることで、使い勝手や収納スペースがアップし、快適になるでしょう。
しかし、注意点もあるため、リフォームをする際には、しっかりと計画を立てて、信頼できる業者を選び、費用や工期などご希望に合ったプランを提案してもらうとよいでしょう。
動線が良く、作業のしやすいL型キッチンへのリフォームを実現しましょう。