お風呂のリフォームでは、壁や床、浴槽の色によって浴室全体の雰囲気が大きく変わります。白を基調とした明るい空間も、黒やグレーを取り入れた落ち着いた空間も魅力的でしょう。
しかし、好みの色だけで決めると、水あかなどの汚れが目立ったり、想像より暗く感じたりすることがあります。浴室の広さや照明、素材の質感、お手入れの負担まで考えることが大切です。
本記事では、お風呂の色ごとの特徴や場所別の選び方、おしゃれな組み合わせ方を解説します。後悔を防ぐために押さえたい注意点も紹介するので、色選びの参考にしてください。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3463号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
お風呂の色によって変わる印象と汚れの目立ち方
浴室の色は、空間の明るさや落ち着きだけではなく、汚れの見え方にも影響します。明るい色と暗い色では目立つ汚れも異なるため、それぞれの特徴を押さえて選びましょう。
白・アイボリー:清潔感があり、明るく開放的な印象
白やアイボリーは清潔感があり、浴室を明るく開放的に見せたい場合に向いている色です。壁や浴槽に取り入れると、すっきりとした印象になります。他の色や木目調のパネルとも組み合わせやすく、流行に左右されにくい点も魅力でしょう。
白は水あかのような白っぽい汚れが比較的目立ちにくい一方で、抜け毛や黒ずみ、ピンク色の汚れなどは目につく場合があります。汚れの種類によって見え方が異なる点に注意が必要です。
真っ白だと無機質に感じる場合は、柔らかな印象のアイボリーも候補になります。照明の色や周囲の素材との相性も見ながら選んでください。
ベージュ・ブラウン:温かみがあり、落ち着いた印象
ベージュやブラウンは、温かみのある落ち着いた浴室をつくりたい場合に適しています。淡いベージュは柔らかく明るい印象になり、濃いブラウンは重厚感を演出できるでしょう。木目調のデザインとも相性がよく、自然を感じる空間に仕上げられます。
ベージュのような中間色は、汚れの色との対比が小さく、目立ちにくい場合があります。ただし、全ての汚れが見えなくなるわけではありません。濃いブラウンでは白い水あかが目立つこともあります。
同じブラウン系でも明るさによって印象は大きく変化します。壁全体に使うのか、アクセントにするのかも考えて選びましょう。
グレー:上品で洗練された印象
グレーは、上品で洗練された浴室を演出できる色です。ライトグレーなら明るく柔らかな印象に、ダークグレーならシックで引き締まった雰囲気になります。白や木目調のパネル、シルバーの水栓などとも組み合わせやすいでしょう。
明る過ぎず暗過ぎないグレーは、汚れとの色の差が小さくなる場合があります。一方、濃いグレーは白っぽい水あかが目につくこともあるため、色味だけで掃除の負担を判断しないことが大切です。
冷たい雰囲気になるのが気になる場合は、温かみのある照明や木目調を組み合わせる方法もあります。実物で色の濃さを比べてみましょう。
黒・ダークカラー:高級感があり、引き締まった印象
黒やダークカラーは、高級感のある落ち着いた浴室を演出したい方に適しています。壁の一面に取り入れるだけでも空間が引き締まり、ホテルのような雰囲気になるでしょう。白い浴槽との組み合わせなら、色の対比を生かしたデザインも楽しめます。
気をつけたいのは、白い水あかや石けんかすが目立つ場合がある点です。特に水滴が乾いた跡が気になる方は、日々のお手入れ方法まで考えて選びたいところです。
また暗い色を広い面積に使うと、照明や浴室の大きさによっては圧迫感を覚えることがあります。全面を黒にする前に、部分的な採用も検討するとよいでしょう。
ブルー・グリーン:爽やかでリラックスできる印象
ブルーやグリーンは、爽やかで穏やかな雰囲気をつくりたい場合の選択肢です。淡いブルーは清涼感のある明るい浴室に、深いブルーは落ち着いた印象になります。グリーンは自然を感じさせる色で、木目調やベージュともなじみます。
色味が鮮やかなほど個性が出るため、浴室全体に使うか、アクセントとして取り入れるかを考えましょう。淡い色なら明るさを保ちやすく、濃い色なら空間を引き締める効果が期待できます。
汚れの目立ち方は青や緑という色名だけでは決まりません。明るさや表面の質感によって異なるため、実物のサンプルで確かめることが大切です。
お風呂の色の選び方|場所別のポイント
お風呂は壁・床・浴槽・天井の色を組み合わせて仕上げます。それぞれ役割や使う際の条件が異なるため、見た目と使い勝手の両方から選ぶことが大切です。
壁の色は浴室全体の雰囲気に合わせて選ぶ
浴室の壁は面積が大きく、空間全体の印象を左右する部分です。白や淡いベージュなら明るく開放的に、濃いグレーやブラウンなら落ち着いた雰囲気になります。まずは家族が心地よいと感じる浴室のイメージを決めましょう。
壁を全て同じ色でそろえると、統一感のあるすっきりした空間になります。一方、壁の一部に違う色や柄を取り入れると、変化のあるデザインも可能です。
色を選ぶ際は、床や浴槽の色との相性も考慮してください。壁だけを見て決めると、完成時に全体のバランスが想像と異なる場合があります。
床の色は汚れの目立ちにくさも考慮する
浴室の床は、色の好みだけではなく、汚れの見え方を考えて選びたい部分です。髪の毛や皮脂、石けんかすなどが付着するため、毎日のお手入れを想定して検討しましょう。
白系の床では抜け毛や黒ずみ、黒系の床では白っぽい水あかが目立つ場合があります。グレーやベージュなどの中間色も候補ですが、汚れの目立ち方は表面の凹凸や加工によって変わるため、一概には比較できません。
床は安全性も大切です。色だけで決めず、滑りにくさや水はけ、掃除のしやすさなど、メーカーが案内する性能やお手入れ方法も見ておきましょう。
浴槽の色は壁や床とのバランスを考える
浴槽の色は、壁や床との組み合わせを考えて決めましょう。白やアイボリーは清潔感があり、さまざまな壁色になじみます。黒や濃い色は浴槽そのものをアクセントにできるため、個性的なデザインを好む方にも選択肢となるでしょう。
ただし、浴槽は水に触れる時間が長く、水あかや皮脂汚れが付く場所です。濃い色では白い汚れが目立つ場合もあるため、日常的な清掃の負担も考慮してください。
素材の光沢や表面仕上げによっても印象は変わります。同じ色名でも製品によって見え方が異なるため、可能であれば壁や床のサンプルと並べて選ぶのがおすすめです。
天井の色は明るさや開放感を意識する
天井の色は浴室の明るさや開放感に影響します。白や淡い色は光を反射しやすく、すっきりとした印象をつくれるため、明るい浴室を希望する場合に適しています。
一方、暗い天井は落ち着いた雰囲気を演出できますが、浴室の広さや照明の配置によっては圧迫感を覚えることもあるでしょう。壁だけが濃い色の場合は、天井を明るくする組み合わせも考えられます。
天井だけを目立たせる必要はありません。壁や床、浴槽と一緒に色を比べ、浴室全体で統一感が生まれる配色を選んでください。
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おしゃれなお風呂に仕上げる色の組み合わせ方
浴室をおしゃれに仕上げるには、一つひとつの色だけではなく、全体の組み合わせが大切です。色数や素材を整理し、統一感のある空間をつくる方法を紹介します。
ベースカラーとアクセントカラーを決める
浴室の配色は、空間の基本となるベースカラーと、変化をつけるアクセントカラーを決めると考えやすくなります。例えば、白やベージュを基本にして、グレーやブラウンを部分的に取り入れる組み合わせが考えられます。
全ての部分を異なる色にすると、まとまりのない印象になる場合があります。色数をある程度絞り、壁・床・浴槽のうち、どこを目立たせたいか決めるとよいでしょう。
配色の割合に絶対的な決まりはありません。浴室の広さや照明、家族の好みによって適した組み合わせは異なるため、完成イメージを見ながら調整することが大切です。
アクセントパネルで浴室にメリハリをつける
アクセントパネルとは、浴室の壁の一部に異なる色や柄を取り入れたパネルです。空間全体の明るさを保ちながら、デザインにメリハリをつけられます。
例えば、白い壁の一面に木目調のパネルを組み合わせると、温かみを加えられるでしょう。グレーのパネルなら落ち着いた印象になり、濃い色を壁全体に使うことに抵抗がある方にも取り入れやすい方法です。
ただし、アクセントの位置や面積によって見え方は変わります。浴槽や鏡との位置関係も踏まえ、メーカーの施工イメージやショールームの展示で全体を見て選んでください。
木目調や石目調の素材を取り入れる
木目調や石目調のパネルを取り入れると、単色の壁とは異なる表情をつくれます。木目調は温かみのあるナチュラルな雰囲気に、石目調は上品で高級感のある雰囲気に仕上げたい場合の候補です。
例えば、白い浴槽と淡い木目調の壁を組み合わせると、明るく落ち着いた印象になります。グレーと石目調を組み合わせれば、洗練された空間を目指せるでしょう。
なお、木目調・石目調の浴室用パネルは、木や石の柄を再現した製品もあります。天然素材そのものとは限らないため、材質や表面加工、お手入れ方法は製品ごとに調べておくことが大切です。
水栓や鏡などの設備との統一感を意識する
浴室のデザインを整えるには、壁や床だけではなく、水栓やシャワー、鏡、収納棚などの色にも目を向けましょう。設備の仕上げをそろえると、まとまりのある空間になります。
例えば、白い壁にシルバー系の水栓を組み合わせると、すっきりした印象になるでしょう。黒いシャワーや棚をアクセントにする方法もあります。設備の色が違い過ぎると、壁の配色が整っていても雑然と見える場合があります。
ただし、選べる色や仕上げはメーカーやシリーズ、オプションの設定によって異なります。希望する設備が対応しているか、プランを決める段階で見ておきましょう。
お風呂の色選びで失敗しないための注意点
浴室の色は工事後に簡単に変更できないため、完成後の暮らしを想定して選ぶ必要があります。汚れや照明、素材の質感など、購入前に押さえておきたい点を紹介します。
水あかやカビなどの汚れの目立ち方を考慮する
色を選ぶ際は、浴室でどのような汚れが目立つかを考えておきましょう。水滴が乾いて残る白っぽい水あかは濃い色で、抜け毛や黒ずみは明るい色で目立つ場合があります。ピンク色の汚れやカビも、背景色によって見え方が変わります。
大切なのは、汚れが目立ちにくいことと、汚れが付きにくいことを分けて考える点です。見えにくい色であっても、定期的な掃除が不要になるわけではありません。
汚れの見え方には色の濃淡だけではなく、光沢や表面加工も関係します。日々のお手入れにかけられる時間も考えながら、色と製品の仕様を選んでください。
浴室の広さや照明による色の見え方を考える
同じ色でも、浴室の広さや光の当たり方によって印象は変わります。暗い色を広い面積に使うと、浴室が引き締まる一方、空間が狭く感じられることもあります。明るい色は開放的な印象につながるでしょう。
窓の有無や位置、照明の色味によっても、壁や床の色は違って見えます。ショールームの明るい照明の下では魅力的に感じた色が、自宅では想像と異なる場合もあるため注意が必要です。
浴室の大きさや照明に近い条件で、可能な範囲でシミュレーションやサンプルを見ておきましょう。
カタログだけではなく実物やサンプルを確認する
カタログやスマートフォンの画面だけで色を決めず、できるだけ実物やサンプルを確かめましょう。印刷や画面の表示条件によって、実際の色味や光沢が異なる場合があるためです。
ショールームでは、壁パネルや浴槽、床の展示品を見て、質感や組み合わせを確かめられます。小さな色見本では好印象でも、広い壁面に使うと色が強く感じられることがあるため、可能であれば大きなサンプルを見るとよいでしょう。
照明の当たり方を変えて見たり、壁と床の見本を並べたりすることも、完成後のイメージ違いを防ぐ判断材料になります。
色だけではなく素材の質感や掃除のしやすさも確認する
同じ色でも、光沢のある素材とマットな素材では見た目が異なります。表面の凹凸や柄によって光の反射や汚れの見え方も変わるため、色名だけで決めないことが大切です。
浴室の壁や床は日常的に水や石けんに触れます。細かな溝や目地の有無、排水まわりの形状などによっても、掃除の負担が異なる場合があるでしょう。
ショールームで表面に触れ、メーカーが案内する清掃方法や使用できる洗剤などを把握しておくと安心です。汚れにくさや清掃性能は色だけでは決まらず、製品の仕様によって異なります。
長く使うことを考えて飽きのこない配色を選ぶ
お風呂は長期間使う設備だからこそ、今の好みだけではなく、将来も心地よく使える色を考えることが大切です。流行の色や個性的な柄は魅力的ですが、年月がたつにつれて印象が変わる場合もあります。
大胆な色を取り入れたい場合は、壁全体ではなくアクセントパネルに使う方法もあります。白やベージュなどを基本にして部分的に好みの色を加えると、空間全体のまとまりを保てるでしょう。
もちろん、個性的な配色が悪いわけではありません。家族の好みや将来の暮らし方も踏まえ、長く使いたいと思えるデザインを選びましょう。
キッチン・お風呂リフォームに
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お風呂の色選びで後悔しないために
お風呂の色は、浴室の雰囲気を大きく左右します。白やアイボリーの清潔感、黒やグレーの落ち着き、木目調の温かみなど、好みのイメージに合わせて組み合わせを考えましょう。
一方で、見た目だけで決めると、汚れの目立ち方や明るさ、掃除の負担が想像と違う場合があります。壁・床・浴槽・天井の色を一緒に検討し、実物やサンプルで色味と質感を確かめることが大切です。製品の仕様やお手入れ方法も押さえておくと、完成後の後悔を減らせるでしょう。
住宅設備協同組合では、東京・神奈川・大阪・兵庫を中心に、お風呂リフォームの無料相談・見積もりを受け付けています。お風呂の色やデザイン選びでお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。









