外壁のピンホール(気泡)とは?発生の原因とは?

「外壁塗装後の気泡が気になる」「外壁にある小さな穴は何?」「塗装のやり直しはできる?」などと感じている方はいますか?外壁塗装が施された箇所を注意深く見ると、時折小さな穴が目につくことがあります。これらは針で刺したような小さな穴であり、ピンホールと呼ばれる現象です。これらの穴を放置しておくと、外壁の劣化が進んでしまう可能性があります。

今回は、外壁のピンホール(気泡)について、外壁に及ぼす影響や発生の原因、発見した際の対処法などを徹底解説します。

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住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

外壁のピンホールとは

ここでは、外壁のピンホール(気泡)についてや外壁に起こる影響、防ぐ方法を徹底解説していきます。

ピンホール(気泡)とは?

ピンホールとは、施工後の外壁に見られる1〜3mm程度の気泡がつぶれたような小さな穴のことです。

もし外壁に小さな跡や穴を見つけた場合は、すぐに確認することが重要です。

数個のピンホールであれば問題ありませんが、密集して多数のピンホールが存在する場合は注意が必要です。

なぜなら、ピンホールが外壁の塗膜の寿命に影響を及ぼす可能性があるからです。
また、ピンホールによって外壁の耐用年数が短くなる可能性もあります。

こちらの記事では、外壁塗装についてを、誰でも分かるように詳しく解説しています。

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ピンホールが及ぼす影響は?

ピンホールが発生すると、外壁の外観が損なわれるだけでなく、実際の外壁自体にも悪影響を及ぼす可能性があります。

ピンホールの大きさや数によっては、雨や結露の水分が塗膜の下に入り込んで凍結し、冬に膨張することで塗料が剥がれる原因となる場合があります。

さらに、ピンホールから入る太陽光線が虫眼鏡のように集光され、外壁の下地に悪影響を及ぼす可能性も考えられます

外壁の損傷は耐用年数にも影響を与えるため、ピンホールを発見した場合は、早急に塗装業者と相談し、適切な対策を取ることが重要です。

ピンホールを防ぐ方法は?

下地処理と乾燥時間を確認する

ピンホールを防ぐためには、以下の要点が重要です。

まず、下地処理の段階で凹凸をなくし、仕上げ工程でも均一な塗りムラが生じないようにすることが必要です

次に、塗料を塗る前の準備として、塗装面をきちんと清掃し、塗料の適切な希釈や温度調整を行う必要があります

塗料を塗る際には、下地が完全に乾燥しているか確認することが重要です。
乾燥までの時間については、塗料メーカーが推奨する時間を守ることが安全です。

さらに、2度塗りや3度塗りを行う場合にも、前の工程の塗料が十分に乾燥してから次の塗装を行うことで、ピンホールの発生を予防することができます

業者の施工不良がほとんどの原因

ほとんどの場合、塗料の希釈や下塗り、清掃時の不備など、ピンホールの原因は業者の施工不良によるものです。

したがって、手抜き工事や経験の不足がある職人によって施工されれば、外壁に問題が生じる可能性があります。ただし、ピンホールは単なる一例に過ぎません。

信頼できる業者であれば、もし施工工程に問題がありピンホールが発生した場合でも、無料で外壁を再塗装してくれるはずです。依頼主は費用を負担する必要はありません。

外壁にピンホールが発生する原因

ここでは、外壁のリフォーム後にピンホールが発生する原因を詳しく解説していきます。

塗料が乾く前に重ね塗りを行った

ピンホールが生じる主な原因は、重ね塗りの際に塗料の乾燥が不十分な場合です。

外壁塗装では、1回の塗装で完了するわけではなく、下塗り、中塗り、上塗りの3回の重ね塗りが基本です。

重ね塗りを行う際には、既に塗布された塗料が充分に乾燥することが重要です。

未完全に乾いている塗料の上に重ね塗りをすると、内部の塗料中の水分が乾燥する際に、外側の塗膜に小さな穴が開いてしまう可能性があります。

塗装前の下地調整が不十分だった

外壁塗装後のピンホール発生の原因として、「下地調整不足」が考えられます。

外壁塗装の前には、高圧洗浄、ひび割れや穴の修復、表面の磨き(ケレン)などの下地調整が必要です。

特に高圧洗浄は必須であり、塗装面に付着した汚れや砂ぼこりを除去することが重要です。

また、塗装面にひび割れや穴がある場合には補修する必要があります。
一部の材質や状態によってはケレンが必要な場合もあります。

信頼できる業者に依頼し、適切な下地調整を行うことが重要です。

塗料の希釈率が適切でなかった

外壁塗装には、塗料を水やシンナーで希釈して使用することが基本です

この希釈によって品質が悪くなることはありません。塗料メーカーは希釈を想定して塗料を作っており、問題ありません。

塗料メーカーは一定の目安を提供していますが、実際の現場の状況に合わせて希釈率を微調整する必要があります。
気温、湿度、日照時間などが影響するため、職人の技術が求められます。

希釈率が最適ではなく、希釈が薄すぎたり濃すぎたりする場合には、ピンホールのような施工不良が生じる可能性があります。適切な希釈率を確保するためには、熟練した職人の技術が重要です。

塗料を厚く塗りすぎた

ピンホールの原因として、塗料を過剰に厚く塗ることがあります
塗膜には適切な厚みがあり、厚すぎたり薄すぎたりすると品質が低下します

しかし、素人同然の技術や知識不足の職人によってピンホールが発生することもあります。このような状況では信頼性に欠けるため、適切な業者を選ぶことが重要です。

塗料の中に不純物が混入した

外壁塗装において、塗料中にゴミや砂などの不純物が混入している場合、施工後にピンホールが発生する可能性があります。

外壁を高圧洗浄して汚れや砂ぼこりを除去したとしても、塗料自体に不純物が混じっていると効果が薄れます。

塗装器具に問題があった

外壁塗装には、手作業のローラー工法と機械を使ったスプレー工法の2つがあります。

スプレー工法ではスプレーガンと呼ばれる装置を使用します。
スプレーガンの内部が汚れていた場合、塗料に含まれる油分が混入し、ピンホールの原因になる可能性があります。

また、ピンホールの原因としては、スプレーガンの圧力調整が適切でなかったり、正しい使い方ができていなかったりすることもあります。スプレー工法はローラー工法と比べて技術の難易度が低いとされていますが、それでも一定の技術力が必要です。

スプレーガンの内部の清潔さや正確な圧力調整、適切な使い方が重要であり、適格な技術力を持った施工者がピンホールを防ぐために必要です。

 

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外壁にピンホールを発見したら?

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施工不良かどうかの判断

ピンホールが施工不良によるものである場合、通常は塗装が完了してから1週間から10日以内に目立つ形で現れます。

この時点で明らかに目に見えるピンホールがある場合、施工不良が非常に高い可能性があります。

保証による外壁塗装のやり直しを希望する場合

施工保証の有無を確認しましょう。

保証のない業者に依頼した場合、やり直しを要求する権利はありません。契約書や見積書に「塗膜保証」の記載があるか確認し、保証期間を超過していないかも確認しましょう。

落ち着いた態度で、施工保証を適用してほしい理由を伝えましょう。

以下のポイントを含めて伝えることで、業者がやり直しに応じる可能性が高くなります

  • ・塗装が新しく外的要因は考えにくい
  • ピンホールが塗装寿命を短くする可能性がある
  • 見た目の劣化が早く残念な気持ちである
  • 問題の解決策に協力したい
  • 相手を責める姿勢は取らずに落ち着いた態度で交渉する

施工のやり直しの作業

ピンホールの修復には、建物全体をやり直すよりも、問題のある部分のみをレタッチ(修正)する方法が一般的です。

この方法では、裏側に水が入り込むことを防ぐことができますし、見た目も美しく回復させることができます。

ピンホールの修復には、部分的なレタッチが効果的であり、見た目の美しさと裏側への水の侵入防止が実現できます。

外壁のピンホールまとめ

ピンホール(気泡)の発生の原因は様々ですが、ほとんどが施工者のミスによるものです。しかし、信頼できる業者では保証があり、再度塗装を行ってくれることが多くあります。
そのため、外壁の施工経験が豊富な業者に依頼して、 ご希望に合うプランを提案してもらい、外壁塗装を行ってもらいましょう。
長く維持できる外壁のために、ピンホールを完全になくしましょう。