国内の塗料メーカーの特徴や決め方|2023年版

「自宅に合う塗料がわからない」「国内の塗料メーカーは何がある?」などと、外壁塗装の塗料について悩んでいる方はいますか?
外壁塗装に用いられる塗料のメーカーは、国内だけでも多くの企業が存在します。しかしその中でも、実績や製品の品質などを考えながらメーカーを選び出す必要があります。

今回は、日本の塗料メーカーの特徴や主要商品、塗料の選び方を分かりやすく解説します。

ここでは、自分では選びにくい塗料メーカーの決め方を詳しくご紹介していきます。

他のメーカーにはない最新の技術を使っているか

塗料メーカーの選択においては、「最新技術」を重視しましょう。なぜなら、最新技術を採用している塗料は、高度な機能性を持ち、コストパフォーマンスが優れている場合があるからです。

たとえば、アステックペイントの塗料は、最新技術を活かして耐候性や防水性を高めています。そのため、塗り替えの頻度を抑えることができ、結果的にコスト効率が向上します。

もちろん、最新技術を使用しているからといって、必ずしも優れた選択肢であるわけではありません。しかし、最新技術を導入し、実際に効果を発揮している塗料も存在するため、無視できない要素となります。

出来るだけコストを抑えているか

塗料メーカーの選択においては、「コスト」を重視しましょう。経済的な塗料を選ぶことで、負担を軽減できます。

たとえば、エスケー化研の塗料は、主要な塗料メーカーの中では価格が低めであるため、コスト面でメリットがあります

塗料の機能や品質も重要ですが、可能な限り経済的な選択を検討しましょう。

ブランドイメージが高いか

塗料メーカーを選ぶ際には、「ブランドイメージの高さ」を重視しましょう。なぜなら、ブランドイメージの高いメーカーはその歴史、実績、技術力が十分に備わっているからです。

たとえば、「日本ペイント」「関西ペイント」「エスケー化研」などの塗料3大メーカーは、高いブランドイメージを持っており、おすすめの選択肢です。

もちろん、ブランドイメージが高いからといって塗料の性能が劣るわけではありません。しかしながら、確実な品質を求めるなら、ブランドイメージが高いメーカーを選ぶことをお勧めします。

自宅にあった塗料であるか

塗料メーカーを選ぶ際には、明確な「目的」を設定することが重要です。これにより、塗料選びの手間を軽減できます。

例えば、暑い地域に住んでいる方が部屋の温度を抑えたい場合は、「遮熱・断熱」機能を持つ塗料を得意とするメーカーを選択することが適切です。

また、塗り替え回数を削減したい方には、「フッ素系塗料」を得意とするメーカーが適しています。

こうした具体的な目的を持つことで、塗料メーカーや塗料の選択が容易になります。

日本の塗料メーカー10選

ここでは、国内の代表的な塗料メーカーを10社紹介していきます。

日本ペイント

1881年に創立された日本ペイントは、塗料業界のリーディングカンパニーとして自負し、長い歴史を持つ老舗の塗料メーカーです。

最初に建築用塗料を手がけ、その後も自動車用塗料、工業用塗料、船舶用塗料、家庭用塗料など、多岐にわたる種類の塗料を生産・販売しています。

日本の塗料メーカーとしては初めての存在であり、137年にわたる歴史の中で、塗装業界を主導してきました。世界の塗料メーカーランキングでも4位に位置し、その大規模な規模がうかがえます。

同社の代表的な商品には、「パーフェクトトップ」というラジカル制御型塗料があり、一般住宅の外壁塗装で広く愛用されています。

さらに、2020年にはコロナウイルスにも対抗可能な抗菌作用を持つ塗料「ニッペパーフェクト® インテリア エアークリーン」を発表し、注目を集めました。

こちらの記事では、外壁塗装にかかる費用や塗料の種類について詳しく解説しています。

外壁塗装の工事費用と塗料ごとの価格を比較|2023年版

関西ペイント

関西ペイントは、1918年に設立された、歴史ある塗料メーカーであり、日本ペイントに次ぐ歴史を持ちます。

同社は1926年に国産初のラッカー「セルバ」を市場に投入しました。

建築用塗料、防食用塗料、自動車補修用塗料、工業用塗料、船舶用塗料など、幅広い種類の塗料を生産・販売する総合塗料メーカーとしての地位を築いています。

その中でも、耐久性の高いラジカル制御型塗料「アレスダイナミックトップが代表的な商品です。

AGCコーテック

AGCコーテックは、1963年に設立された塗料メーカーです。

主に建築用、工業用、防食用のフッ素樹脂塗料を製造・販売しており、建築用仕上げ塗料や塗材、電子部材、フィルムなどのフッ素樹脂コーティング材も提供しています。

信頼性が高いフッ素樹脂塗料のリーディングカンパニーとして知られており、「素材の会社AGC」のテレビCMなどでも広く知られています。

また、「メイクUPショップ」と呼ばれる独自の施工店ネットワークを持ち、代表的な塗料である「ルミステージ」は、認定された塗装業者のみが使用することができる特徴的な製品です。

エスケー化研

エスケー化研は、1955年に創立された塗料メーカーです。

2017年度において、建築仕上げ塗材の国内シェアは53%に達し、建築塗材分野では最も広く採用されているメーカーとなっています。

エスケー化研は、建築仕上げ塗材事業のほかにも、耐火断熱材事業や各種化成品、省エネ型建材などの製造・販売も行っています。

代表的な商品には、コスト効率に優れたラジカル制御型塗料「プレミアムシリコン」や、屋根用の遮熱塗料である「クールタイト」があります。

こちらの記事では、遮熱塗料の効果や費用を詳しく解説しています。

遮熱塗料の効果や費用は?冬場は意味がないって本当?

アステックペイント

アステックペイントは、本社をオーストラリアに置く塗料メーカーです。

2000年10月にアステックペイントの日本総代理店としてアステックペイントジャパンが設立され、その後、日本の戸建て塗装市場で人気を集めています。

彼らは、仲介業者を介さずに直接塗料を塗装業者に販売する直販体制が広く知られています。

特筆すべき代表商品は、アステックペイントジャパンが独自に開発した「低汚染リファイン」シリーズです。

ロックペイント

ロックペイントは、1931年に創立された総合塗料メーカーです。

ラッカー性塗料の製造を起源とし、その後車両用塗料、建築用塗料、工業用塗料、家庭用塗料などの製造販売を行っています。

特に建築用塗料分野で有名であり、また車両塗料分野でも国内トップクラスのブランドとして高い評価を受けています。

一般住宅の塗装に用いられる塗料としては、省エネ効果のある「シャネツロック」シリーズや、低汚染性の高い耐久塗料「ハイパーユメロック」などが広く知られています。

日進産業

日進産業は、1977年に設立された塗料メーカーです。

同社は長らく断熱塗料の研究・開発に取り組んでおり、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の断熱技術を応用して、塗料による断熱効果を実現した「ガイナ(GAINA)」を開発し、これによって急速に人気のあるメーカーとなりました。

ガイナの開発により、日進産業はISO認証を取得し、岩谷直治記念賞や東久邇宮記念賞など多くの賞を受賞しています。

ピアレックス・テクノロジーズ

ピアレックス・テクノロジーズは1967年に創立された塗料メーカーです。

同社の主な事業内容は、機能性コーティング材の開発、設計、製造、販売、施工などです。

ピアレックスは特に光触媒コーティングの分野で著名であり、その代表的な塗料である「ピュアコート」シリーズは、光触媒塗料の市場においてトップクラスのシェアを持っています。

さらに、同社は独自のコンクリート再現工法「N-RCシステム」などでも知られています。

菊水化学工業

菊水化学工業は、1959年に創立された塗料メーカーで、特殊機能性材料や建築仕上げ材の製造販売、建築・土木材料、機械器具の製造販売などを行っています。

この企業は業界内で特異な存在であり、下地調整材からデザイン性に優れた仕上げ塗材まで、多岐にわたる製品を開発しています。

また、菊水化学工業は塗料のカラーバリエーションが豊富で、その中でも1200色に及ぶオリジナルカラーは他社に対して優れた特長です。

同社の代表的な塗料としては、結露防止塗料として30年にわたる実績を持つ「ケツロナイン」や、日進産業との提携によって発売された「キクスイガイナ」などが挙げられます。

プレマテックス

プレマテックスは1999年に設立された塗料メーカーです。

同社の業務内容には、建築用塗料の開発製造販売、技術管理サービス、各種建築資材の販売、販売促進の企画提案、企業広告、商品広告の企画制作デザインなどが含まれています。

歴史は浅いものの、プレマテックスは無機塗料の分野で重要な地位を確立しています。

同社の代表的な塗料としては、耐用年数の長さと低汚染性で注目を集める無機塗料「タテイル2」や、断熱効果を持つ「シャダンネオ」などが挙げられます。

 

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国内の塗料メーカーまとめ

多くの塗料メーカーのなかで、実績や性能を考慮して信頼性のあるメーカー10つを紹介しました。塗料の特長や機能が自身の住宅に適しているかを確認したうえで、選択することが重要です。また、メーカーのブランドイメージだけでなく、最新の技術を使っているかや、コストを抑えているかも大切な要素です。
外壁塗装の施工経験が豊富な業者に相談し、綺麗な仕上がりの外壁を実現しましょう。