
3点ユニットバスは、限られたスペースを有効活用するために採用されることが多い間取りです。しかし、バス・トイレ・洗面台が一体になっているため、使いにくいと感じることが多く、リフォームで空間を分離したいと思う方も少なくありません。
3点ユニットバスは、スペースや排水構造などの条件を満たせばリフォームできます。本記事では、3点ユニットバスの分離方法と費用相場の目安、リフォーム前の確認事項を詳しく解説します。
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- 3点ユニットバスを分離する代表的なリフォームパターンと特徴
- リフォーム費用の目安と、工事内容によって費用が変動するポイント
- リフォーム前に確認しておきたい構造・規約・スペースなどの注意点

住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
【間取り例】3点ユニットバスリフォームの5つのパターン

3点ユニットバスは、水回りが集約されているため省スペースです。しかし、使い勝手や快適性の面では、バス・トイレが独立している間取りと比べて不便さを感じやすい点がデメリットです。
ここでは、3点ユニットバスを分離する際の間取り例を5つ紹介します。
1. バス・トイレ・洗面所を完全に分離する
一般的なリフォームのパターンとして、バス・トイレ・洗面所を完全に分離させる場合があります。それぞれが独立すれば、入浴中でもトイレを使用できるようになり、利便性・快適性が向上するでしょう。
リフォームの方法としては、居住スペースの一部を削り、水回りスペースを拡張するのが一般的です。そのためワンルームなどの面積が限られている物件では、空間を完全に分離するのが難しい可能性があります。戸建て住宅や2LDK以上のマンションなど、スペースにある程度余裕がある場合に選ばれる傾向にあります。
また壁の新設や配管の移設なども必要になるため、費用が高額になる点にも考慮が必要です。
2. 2点ユニットバスにする(バス・洗面台、トイレで分離する)
3点ユニットバスから2点ユニットバスに分離させる方法もあります。2点ユニットバスとは、バスと洗面台はそのまま一つの空間に集約し、トイレだけを独立させる間取りです。既存の収納スペースなど、居住空間の中で調整できる部分を活用して、トイレのスペースを確保します。
2点ユニットバスは、完全に分離する場合と比べてリフォームに必要なスペースを抑えられるため、ワンルームなどの面積が限られている物件でも取り入れやすいのが特徴です。
ただし、トイレの新設位置によっては浴室の面積を一部削る必要があるため、浴槽のサイズが以前より小さくなる可能性があります。入浴の快適性を優先するのか、トイレ独立の利便性を重視するのかを整理した上で、リフォームを実施するかどうか判断しましょう。
3. 浴槽を撤去して「シャワールーム + トイレ」の間取りにする
浴槽を撤去し、間取りをシャワールームとトイレに変更するのも選択肢の一つです。湯船に漬かる習慣がなく、普段はシャワーのみで入浴を済ませる方に選ばれています。
またスタイリッシュなガラスドアのシャワーブースを採用すれば、ホテルのような洗練された内装に仕上げられます。
3点ユニットバスを全て独立させるよりも費用を抑えやすいため、デザイン性とコストパフォーマンスをどちらも重視する方におすすめの方法です。
4. 間仕切りで物理的に空間を分ける
間取りは変更せず、バスと洗面台・トイレの間に仕切りを設けて物理的に空間を分ける方法です。
仕切りで空間を分けるメリットは、配管工事や壁の解体などの大規模な工事を行わずに、既存のスペース内でバス・トイレを機能的に分離できる点です。主にワンルームや1LDKなど、スペースが限られている物件で選ばれることの多いリフォーム方法です。
5. 分離せずに内装・設備を新しくする
住宅の床下構造や排水位置、居住スペースとの兼ね合いによっては、3点ユニットバスを分離できないケースもあります。そのような場合は、既存のレイアウトを維持したまま、内装や設備だけをリフォームすると良いでしょう。
例えば、防水性の高いパネルやアクセントクロスを取り入れることで、清潔感を高めながらデザイン性も向上できます。
また3点ユニットバス自体を交換するのも選択肢の一つです。近年では、デザイン性が高い製品や、掃除がしやすい製品が多く登場しています。工夫次第で快適性を高められるため、選択肢の一つとして検討してみてください。
【一覧】3点ユニットバスのリフォーム費用の相場

3点ユニットバスのリフォーム費用は、工事内容によって大きく変動します。以下は、代表的な工事パターン別にリフォーム費用の相場をまとめたものです。
| 工事パターン | 費用相場 |
| バス・トイレ・洗面所を完全に分離する | 100万~180万円 |
| 2点ユニットバスにリフォームする | 60万~100万円 |
| シャワールーム + トイレの間取りに変更する | 55万~100万円 |
| 間仕切りで物理的に空間を分ける | 20万~30万円 |
| 3点ユニットバス自体を交換する | 45万~75万円 |
バス・トイレ・洗面台を全て独立させる場合、他のリフォームよりも大規模になるため、費用相場は100万~180万円と高額になる傾向があります。費用を抑えながら空間を分けたい場合、2点ユニットバスやシャワールームへの変更を検討しましょう。
間仕切りで空間を分ける方法は、5つのパターンの中でも工程が比較的少なく、20万~30万円で実施できる場合があります。
3点ユニットバスの交換費用はグレードや性能によって異なりますが、一般的には45万~75万円が目安です。
3点ユニットバスのリフォーム費用を抑えるための3つのコツ
水回りのリフォームは、設備交換や配管移動が必要になるため、想像以上にコストが膨らむ可能性があります。
ここでは、3点ユニットバスのリフォーム費用を抑えるコツを3つ紹介します。
1. 相見積もりで複数の業者の見積もりを比較する
水回りをリフォームする際は、複数の業者に見積もりを依頼し、価格や提案内容、対応の丁寧さを比較しましょう。
リフォームプランは、施工業者によって大きく異なります。そのため1社の見積もりだけで判断すると、相場よりも高い金額で契約する可能性があります。
相見積もりを実施すれば、提示金額が適正価格かどうかを判断できるだけではなく、自分の希望に近いリフォームプランを提案してくれる業者を見極められるでしょう。担当者の対応やアフターフォローの充実度なども比較できるため、見積もりは2~3社を目安に依頼することが重要です。
2. 国や自治体の補助金を活用する
3点ユニットバスの費用を抑える方法の一つに、国や自治体の補助金制度の活用があります。
例えば、2026年の住宅リフォーム補助金として、みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)があります。制度の詳細は今後公表予定ですが、高断熱浴槽の設置といった省エネ性能を高める改修が補助対象に含まれる見込みです(※1)。
また浴室リフォームに伴い、高効率給湯器を導入する場合、給湯省エネ2026事業を活用できる場合があります(※2)。
国の補助金に加え、自治体が独自で実施している補助金制度も忘れずにチェックしましょう。お住まいの地域によっては、バリアフリー化や節水対策を目的とした改修に対して一定の補助を実施している場合があります。
※1参考:国土交通省.「みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)の内容について」.“(7)リフォーム”“③エコ住宅設備の設置”
※2参考:資源エネルギー庁.「給湯省エネ2026事業(令和7年度補正予算「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について」
3. 製品のグレードを下げる
リフォーム費用を抑える手段として、導入する製品のグレードを下げる方法があります。
最新の多機能モデルは機能が優れている分、リフォーム費用が高くなりがちです。シンプルで標準的な機能を備えたモデルにすれば、本体代が安くなり、リフォーム費用も抑えられる場合があります。
こだわりたい場所には予算をかけ、それ以外は標準仕様にするなど、予算配分をうまく行いましょう。
3点ユニットバスをリフォームする前の確認事項
3点ユニットバスのリフォームを成功させるには、以下の点を確認した上で施工に移ることが大切です。
- 床下構造・配管移動の可否
- マンション管理規約による工事制限
- トイレ独立に必要なスペースの有無
床下構造・配管移動の可否
3点ユニットバスを分離させるには、床下構造や配管移動の可否の確認が必要です。浴室やトイレの位置を大きく変更する場合や床下に十分なスペースがない場合、排水のための勾配が確保できず、レイアウト変更ができない可能性があります。
またマンションでは、自室の排水管が階下の部屋の天井裏を通っているケースがあります。天井裏に排水管がある場合、設備の移動が難しく、3点ユニットバスのリフォーム自体が不可能になるケースも珍しくありません。
まずは専門業者に現地調査を依頼し、リフォームを進める上で物理的な制限がないかを確認することが重要です。
マンション管理規約による工事制限
マンションでは、専有部分であっても管理規約によってリフォームに関する制限が設けられている場合があります。場合によっては、水回りの位置変更を禁止していたり、退去時に原状回復が求められたりする可能性があります。
リフォーム前に管理規約を確認し、必要に応じて管理組合やオーナーに事前に相談を行いましょう。
トイレ独立に必要なスペースの有無
3点ユニットバスをリフォームしてトイレを独立させる際は、トイレに必要なスペースを確保できるのかどうかを確認しましょう。
一般的なトイレの広さは、戸建て住宅で横幅80cm × 奥行160cm、マンションで横幅80cm × 奥行120cmが目安です。快適性をより求める場合、2畳程度とスペースを広めに確保するケースもあります。
しかし、元々の間取りに余裕がない状態で無理にトイレを独立させると、居住スペースが圧迫され、かえって生活しにくくなる可能性があります。
リフォーム後に「部屋が狭くなった」と後悔しないためにも、まずは現在の間取りから何畳分をトイレに割り当てられるのかを把握しましょう。
3点ユニットバスのリフォームが必要な理由とメリット
3点ユニットバスをリフォームすれば、衛生面や快適性、見た目の向上が図れます。以下で、リフォーム後に得られるメリットを3つ紹介します。
1. 湿気・カビ対策につながる
バス・トイレ・洗面所を別々にすれば、湿気が室内にこもりにくくなり、カビの発生を防止できます。
3点ユニットバスは、入浴時の蒸気がトイレや洗面スペースまで広がり、湿気がこもりやすい構造です。換気が不十分な場合、天井や壁の隅、床などに湿気が残り、黒カビや臭いの原因になることもあるでしょう。
浴室を独立させることで、湿気の拡散を抑えられ、トイレや洗面スペースを衛生的に保ちやすくなります。
2. 分離することで快適性・使い勝手が向上する
空間を分離することで、入浴時の快適性や使い勝手の向上が期待できます。
3点ユニットバスの場合、一人が浴室を使用している間は、他の人がトイレや洗面台を使用できません。しかし、浴室とトイレを分けることで、家族や同居人がそれぞれの部屋を使用できるようになり、使い勝手が向上します。
また空間を分けることで、お湯に漬かるスペースと体を洗うスペースが明確に区別され、入浴動作がスムーズになる点も大きなメリットです。
3. 空間の清潔感を高められる
3点ユニットバスをそれぞれの空間に分離すれば、デザイン性が向上し、清潔感のある水回りを実現できます。例えば、壁面にアクセントパネルを入れたり、タイル調の床材を使用したりすれば、高級感のあるバスルームに仕上がります。
浴室・トイレ・洗面所のデザインのバリエーションは多種多様で、好みや理想のテイストに合わせてリフォームが可能です。見た目の印象が整うことで、心地良い空間を実現できます。
【まとめ】
3点ユニットバスのリフォームは実績豊富な業者に相談しよう
3点ユニットバスを分離させることで、入浴時の快適性や空間のデザイン性を高められます。バス・トイレ・洗面所を完全分離させる他、シャワールームとトイレの間取りに変更する方法やトイレのみを独立させる方法など、選択肢は一つではありません。
水回りのリフォーム実績が豊富な業者に現地調査を依頼し、現在の間取りで実現できるリフォームプランを提案してもらいましょう。
東京・神奈川・大阪・兵庫の住宅で3点ユニットバスのリフォームを考えている方は、神奈川県住宅設備協同組合にお任せください。当組合は年間1,000件以上のリフォーム実績があり、水回り工事に関する豊富な経験を積み重ねています。
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