浴室の追い焚き機能の費用は?後付けはできる?

「追い焚き機能を付けたい」「追い焚き機能はあとからでも付けれる?」などと思ったりした方はいますか?
追い焚き機能は、お風呂の残り湯を再利用するために、温度を上げる機能のことです。浴室に追い焚き機能がないご家庭は、リフォームをおすすめします。

今回は、追い焚き機能についてや後付けリフォーム工事にかかる費用などについてを徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

追い焚き機能とは

ここでは、お風呂の追い焚き機能についてを解説します。

追い焚き機能とは

お風呂の追い焚き機能とは、ガスを利用して浴槽のお湯を再び温めることができる機能です。

この機能は、浴槽から温度が下がったお湯を給湯器に引き込んで加熱し、再び浴槽に戻す仕組みです。

追い焚き機能のメリット

節水につながる

追い焚き機能を備えた場合、冷めたお湯を再加熱することで、お湯を抜いて再度張り直す回数を減らすことができます。
さらに、温度が下がっても再び温めることができるため、冬場に長湯を楽しむことができます

このように、お湯を繰り返し使用することができるため、何度もお湯を張り替える場合に比べて、ガス代や水道代を節約することができるというメリットがあります。

時間短縮になる

新しいお湯を張るためには、浴槽の水を抜いてから再度お湯を準備する必要がありますが、追い焚き機能を使用すると、この時間を短縮することができます。

冷え切った水を再度温めるには時間がかかりますが、追い焚き機能を使ってぬるくなったお湯を最適な温度に戻すことは比較的素早く行えます。

例えば、冬場の寒い時期に前の人が入浴した後、すぐに温かい湯船に入りたい場合など、追い焚き機能は非常に便利です。

大人数でも快適に入浴できる

追い焚き機能を後付けすることで、家族全員が快適な温度で入浴できるというメリットがあります。
特に、小さな子供や高齢の家族がいる場合は、それぞれの好みや体調に合わせてお湯の温度を調整することができます。

追い焚き機能を搭載したお風呂では、入浴前にお湯の温度を設定できるため、家族ひとりひとりが快適な温度で入浴できます。

また、家族の入浴時間がずれる場合でも、追い焚き機能があれば無駄なくお湯を温め直して入浴できるため、効率的なお風呂タイムを過ごすことができます。

追い焚き機能は後付けできる?

自宅のお風呂について、後付けで追い焚き機能を設置することができる場合が多いです。

ただし、必要な工事内容や費用は浴室の状態によって異なります。

例えば、給湯器の交換だけで設置できる場合や、配管工事や給湯器交換が必要な場合、または浴槽自体を交換する必要がある場合があります。
どの場合でもリフォームによって後付けは可能ですが、工事内容と費用は異なります。

簡易追い焚き機とは

何十万円もの費用がかかる給湯器の追い焚き機能や工事を避けたい場合には、簡易追い焚き機がおすすめです。

この機器は、給湯器の追い焚き機能と同じように、冷たくなったお湯を温めることができます。

工事が必要なく、導入コストが低く、業者探しの手間も省けます。
したがって、マンションや賃貸物件にお住まいの方にも、簡単に導入できるオプションとなります。

追い焚き機能の後付けにかかる費用

お風呂に追い焚き機能を後付けする場合、給湯器の交換だけであれば約15万円から25万円程度が必要となります。

しかし、配管工事が必要な場合は、費用が20万円から60万円程度に上がることがあります。これらは一般的な費用の目安となっています。

こちらの記事では、お風呂のリフォームを誰でも分かるように、詳しく解説しています。

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追い焚き機能の後付けリフォームの注意点

 

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ここでは、お風呂の追い焚き機能の後付けリフォームの注意点を厳選してご紹介します。

給湯器の交換が必要

戸建物件で追い焚き機能を追加するには、現在使用している給湯器を交換する場合があります。

給湯器が新しい場合でも、追い焚き機能を追加するためには交換が必要です。

ただし、設置場所や給湯器の種類によっては、既存の給湯器と同じ種類しか設置できない場合があります。

また、新しい給湯器のタイプによっては、設置場所が限られる場合があるため、適切な給湯器を選ぶためにはよく確認する必要があります。

配管のやり直しが必要

追い焚き機能を追加するには、追い焚き管を通してお湯を循環させる必要があります。

浴室に追い焚き管が通っていない場合は、配管のやり直しが必要です。

戸建住宅ではスリーブと呼ばれる穴を新たに開けて配管を通し、マンションでは建物構造に影響を与えない方法で配管工事を行う必要があります。

浴室の追い焚き機能まとめ

お風呂の追い焚き機能は、後付けで設置することができます。特徴として、お湯の張り替えを短縮したり、節水効果につながったりします。ただし、設置時や設置後に注意点もあるため、気をつけましょう。
できるだけ費用を抑えて追い焚き機能を追加したい方には、簡易追い焚き機がおすすめです。
家族皆が快適に使える浴室のために、追い焚き機能の設置を実現しましょう。