浴室換気扇の交換にかかる費用は?10年で寿命が来ます!

「換気扇をリフォームしたい」「お風呂の換気扇の交換時期を知りたい」など換気扇のリフォームを考えている人は少なくないのではないでしょうか?
換気扇は、浴室内の湿気や汚染物質を取り除き、壁や天井にカビや黒ずみを防止する役割を果たします。しかし、長い間使用している換気扇は、効率が低下していたり、故障している場合があります。

今回は、お風呂の換気扇の寿命や交換時期、工事費用やリフォーム時の注意点などを徹底解説します。

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住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

浴室換気扇交換リフォームにかかる費用

浴室の換気扇の交換にかかるリフォーム費用は、7〜10万円が相場です。

複雑な工事にさえならなければ、タイマースイッチやパイプファンのみの交換の場合は3万円以内、モーターのみの交換なら3万円前後、本体の交換なら5万円前後かかることが多いです。

交換する換気扇のメーカーやブランドによっては、壁や天井を壊して取り付け位置を拡大しなくてはならないケースがあります。
そういった大掛かりな作業や手間がかかると、工事費が35~40万円位になってしまうので、注意しましょう。

故障が原因で換気扇本体を交換する際に、清掃や部品交換のみで直る場合もあるため、まずは信頼できる業者に相談してみることをおすすめします。

こちらの記事では、お風呂のリフォームを誰でも分かるように、詳しく解説しています。

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浴室換気扇とは

浴室内の空気を清潔に保ち、カビや菌の繁殖を防止する機能を持つ換気扇について詳しくご紹介します。

ここでは、お風呂の換気扇についてや耐用年数、メリットを解説します。

お風呂の換気扇とは

浴室の換気扇は、浴室内の湿気やにおいを排出するために設置される排気装置です。

換気扇によって浴室内の空気が循環し、湿気やにおいが外部に排出されることで、浴室内の空気が清潔に保たれ、カビや菌の繁殖を防止することができます

換気扇は、天井や壁に設置されるタイプや、窓や壁に設置される窓用換気扇など、さまざまな種類があります。
また、換気扇には、手動で操作するスイッチ式のものや、湿度や温度によって自動的に稼働する自動式のものなど、機能によっても分類されます。

お風呂の換気扇の耐用年数

浴室換気扇の耐用年数は、メーカーごとに異なりますが、約10年といわれています。

最近では、LED照明が付いたエコキュート搭載の換気扇もあり、こちらは長寿命であるとされています。

異音の発生や変な臭いがしたり、スイッチを入れてもファンが回らないなどのトラブルが起きたら、早急に換気扇の交換リフォームを行いましょう。

お風呂の換気扇の交換時期

浴室の換気扇から騒音が大きくなった場合動作が不安定になった場合空気の排出が悪くなった場合には、換気扇の交換を検討しましょう。

また、劣化した換気扇は、故障や火災の原因にもなります。新しい換気扇に交換することで、より効率的な換気ができ、室内空間を清潔で健康的な状態に保つことができます。

お風呂の換気扇のメリット

  1. 湿気の排出
    湿気が多い浴室内で入浴をすると、湿気が壁や天井に付着し、カビや雑菌の繁殖を促進します。
    換気扇を使用することで、湿気を効果的に排出し、浴室内の湿度を下げることができます。
  2. においの排出
    入浴時やトイレ使用時など、浴室内で発生するにおいを効果的に排出することができます。
    換気扇によって、浴室内の空気が循環し、においを外部に排出することができます。
  3. 浴室の乾燥防止
    浴室内の湿度が高いと、部屋の乾燥が進んでしまいます。
    換気扇によって、浴室内の湿気を排出することで、部屋の乾燥を防止することができます。
  4. 劣化の防止
    湿気の多い浴室内では、家具や設備が腐食したり、錆びたりする可能性があります。
    換気扇によって、浴室内の湿度を下げることで、家具や設備の劣化を防止することができます。

 

ご自宅の換気扇の交換なら、県知事認可法人の住宅設備協同組合へ

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浴室換気扇の交換リフォームの注意点

換気扇の交換リフォームを行う際や設置後は、以下の注意点を参考に行ってください。

ここでは、お風呂の換気扇の気をつけるポイントについて解説します。

DIYでの換気扇交換

DIYでの換気扇交換は、ある程度の機械的な知識がある方ならできるかもしれませんが、お風呂の換気扇は電気工事士の資格が必要になります。

配線方法を間違えると漏電になりやすく、最悪の場合は火災につながります。

火災の原因がDIYによる配線不備と判明された場合は、保険にも支障をきたす場合があります。

換気扇の交換をDIYで施すことを安易に考えないことが必要です。

換気扇の長時間使用

浴室換気扇は長時間連続して使用することは推奨されていません。
必要に応じて適切な時間を設定し、使用するようにしてください。

定期的な清掃

フィルターにはホコリや汚れが付着するため、定期的に清掃を行ってください。

フィルターが汚れていると、換気扇の性能が低下するため、空気の循環や排出が悪くなる可能性があります。

浴室換気扇の交換リフォームまとめ

お風呂の換気扇の交換リフォームによって、湿気やにおいの排出、乾燥や劣化の防止など、数多くのメリットがあります。しかし、サイズやタイプの違いなどの注意点もあるので、事前に確認してからリフォームを行いましょう。また、費用を抑えたい場合は、浴室全体を一度にリフォームすることをおすすめします。
施工経験が豊富な業者に相談し、コストや工事期間などのご希望に合ったプランを提案してもらうとよいでしょう。
浴室換気扇の交換リフォームを行い、利便性の高い健康的に暮らせる浴室を実現しましょう。