
自宅のトイレの床がきしむと、内部で何らかの不具合が起きているのではないかと、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
床のきしみは、経年劣化や便器の結露、水漏れなどが原因で起こることがあります。放置すると床の強度が低下し、床が抜けたり、衛生環境が悪化したりする恐れがあるため、原因を特定して早めに対処することが大切です。
本記事では、トイレの床がきしむ主な原因や対処法、きしみを防ぐためのポイントを解説します。
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- トイレの床のきしみの主な原因は、床材と下地材の間の隙間や経年劣化、ひび割れによる劣化などが考えられる
- 軽度であれば部分補修で対応しやすいが、放置すると補修範囲が広がってリフォーム費用が高額になる可能性がある
- 床のきしみが気になるときは、まずは業者に状態を点検してもらう必要がある

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東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
トイレの床がきしむのはなぜ?考えられる原因は主に6つ
トイレの床がきしむ原因は一つではなく、下地材の劣化や便器のひび割れなど複数の要因が関係しています。まずは考えられる原因を把握し、状況に応じた対策や処置を考えましょう。
1. 床材と根太の間に隙間ができている
床材と、内部にある根太(ねだ)と呼ばれる部材の間に隙間ができていると、床からきしみ音が聞こえることがあります。根太とは、床材を支えるために一定間隔で設置されている木材のことです。
本来、床材と根太はしっかり固定されていますが、経年劣化によって隙間が生じると、床鳴りが発生することがあります。築年数が経過した住宅では、この隙間が原因できしみ音がするケースも少なくありません。
2. 下地材の強度が低下している
床下の根太や合板などの下地材の強度が低下している場合も、床を踏んだときにきしみ音が発生しやすいです。
下地は床全体を支える重要な部分ですが、経年劣化や湿気の影響で強度が低下することがあります。強度が低下すると荷重が均等に伝わらなくなり、踏み込んだ際に床がたわんだり、部材同士がこすれて音が出たりすることがあります。
3. 便器のひび割れ・フランジパテの劣化により水漏れが発生している
トイレの床がきしむ場合は、便器やフランジパテの状態も確認してみましょう。
便器は強い衝撃を受けたり長年の使用で劣化が進んだりすると、ひび割れが生じる場合があります。ひび割れが生じるとそこから水が漏れ出し、床にまで広がることがあります。
フランジパテとは、便器の排水口と床のフランジ(構造部分)を接続している部材です。フランジパテが劣化するとフランジとの間に隙間が生じ、水漏れにつながります。水漏れが床下まで及ぶと内部が腐食し、床のきしみにつながるケースもあります。
4. 便器本体の結露で下地が傷んでいる
便器の表面に発生した結露が原因で床がダメージを受け、きしむ音が鳴る場合があります。特に冬場や湿度の高い時期は、室内との空気の温度差によって便器から結露が生じやすくなります。
結露が発生したからといって、すぐに床が傷むわけではありません。しかし、長年にわたって水分が床に落ち続けると、内部の下地にまで浸透します。その結果、床の強度が低下し、たわみやきしみが起こる場合があります。
5. シロアリ被害が発生している
トイレの床のきしみは、シロアリ被害によって起こる場合があります。シロアリ被害とは、床下の木材が内部から食い荒らされ、床の強度が低下する状態のことです。木材が食い荒らされると床を十分に支えられなくなり、ミシミシときしむ音が鳴ることがあります。
シロアリは湿気を好むため、トイレのように水を頻繁に使用する場所で被害が進行しやすい傾向があります。床だけでなく建物全体の構造に悪影響を及ぼす恐れがあるため、床の違和感に気付いた時点で早めに業者に相談しましょう。
6. フローリングの伸縮・変形できしみ音がしている
トイレの床にフローリングを使用している場合、湿度や温度の影響で床材が膨張・収縮し、その影響できしみ音が生じる場合があります。
フローリングは木材のため、乾燥すると収縮したり、湿度が高いと膨張したりすることがあります。トイレは換気が十分でないことが多く、湿度が高い状態が続くと床材が膨らみ、乾燥すると縮むことで床がきしむ仕組みです。
この現象は木材の性質によるもので、必ずしも下地の劣化や重大な不具合が原因とは限りません。気になる場合は、業者に点検を依頼すると良いでしょう。
トイレの床のきしみを放っておくのは危険! 起こりやすいトラブル4選

トイレのきしみを放っておくと、重大なトラブルにつながる可能性があります。以下で、どのようなリスクが考えられるのかを見ていきましょう。
1. 床が抜けてけがをするリスクが高まる
床のきしみをそのままにしておくと、床が抜けてけがをするリスクが高まります。
床がきしんでいるのは、床下の構造部分で何らかの問題が生じているサインです。放置すると劣化が進行し、床が抜ける恐れがあります。
トイレの使用中に床が抜けると、転倒や打撲などのけがにつながる可能性があるため、早めに補修を依頼しましょう。
2. カビ・黒ずみなどが発生して衛生環境が悪化する
水漏れや汚れの蓄積でカビ・黒ずみなどが発生し、トイレの衛生環境が悪化する可能性があります。
カビや黒ずみはトイレの見た目を損なうだけでなく、嫌な臭いの原因となったり、吸い込むことで健康面に悪影響を及ぼしたりする場合もあります。特にアレルギーや呼吸器系の疾患がある場合、症状が悪化する恐れがあるため注意が必要です。
湿気がこもりやすいトイレでは、きしみ音や床の変色といった異変を放置せず、早めに点検や補修を検討することが大切です。
3. シロアリ被害が拡大する
トイレの床のきしみがシロアリ被害による場合、放っておくと被害がさらに拡大する恐れがあります。
シロアリは腐食した木材だけでなく、正常な木材までも食い荒らします。壁や柱などの構造部分にまで被害が及ぶと、住宅の耐久性が下がったり、倒壊リスクが高まったりする可能性もあるため、注意が必要です。
4. 結果的にリフォーム費用が高くなる
トイレの床のきしみを放置すると、結果的にリフォーム費用が高くなる可能性があるため、注意が必要です。
きしみの原因が軽度の下地の緩みや部分的な劣化であれば、早めの補修で対応できるケースがあります。しかし、放置したまま劣化が進行すると、部分補修では対応できなくなり、工事規模が大きくなります。
補修範囲が拡大すれば、その分だけ費用が高くなりやすいため、余計な出費を抑えるためにも早めに業者に相談しましょう。
トイレの床がぶよぶよする症状も早めに補修した方が良い
トイレの床がぶよぶよしている場合、きしみと同様に早めの補修がおすすめです。床が軟らかく感じるのは、湿気の影響で床材や内部の構造部分が腐食し、強度が低下している可能性があるためです。
トイレは水漏れや結露が起こりやすく、気付かないうちに下地材の劣化が進行している場合があります。被害が広がる前に原因を特定し、必要に応じて床下の補修や張り替えを検討しましょう。
トイレの床がきしむときの対処法とリフォーム内容

トイレの床がきしむときは、早めに業者に補修やリフォームを依頼しましょう。ここでは、主な対処法とリフォーム内容を紹介します。
補修材を注入する
下地材に大きな劣化がなく、床材との間に隙間が生じている場合は、補修材を注入してきしみを解消する方法があります。部分補修は、大規模なリフォームと比べて費用を抑えやすい点が特徴です。
床材が部分的に浮いている場合、床下の釘を打ち直したり締め直したりすることで、きしみが解消するケースがあります。
ただし、下地が大きく劣化している場合、大規模なリフォームが必要になるケースがあります。床下の状態を点検してもらった上で、適切な補修方法を検討しましょう。
床板と根太の間にくさびを打ち込む
床板と根太の間に隙間が生じている場合は、くさびを打ち込んで固定することで、きしみを抑えられる場合があります。
くさびとは、隙間を埋めて部材同士を密着させるために使用する、V字形の木片や金属片です。部材同士の隙間を埋めるだけでなく、木材や石材を割ったり広げたり、重い物を押し上げたりする際にも使われます。
くさびを用いた補修は、施工方法を誤ると床が盛り上がる可能性があります。施工に不安がある場合は、無理に自分で対応せず、専門業者に相談しましょう。
床材や下地材を全面的にリフォームする
床のきしみが下地材の劣化や腐食によって発生している場合は、床材や下地材を全面的にリフォームする必要があります。根本的な改善を図るためにも、床リフォームを実施すると良いでしょう。
下地材が腐食している場合は、必要に応じて根太を追加したり、鋼製束で床下を補強したりします。きしみの原因が床材自体にある場合は、床材を新しいものに張り替えることで症状が改善するケースもあります。
トイレ床のきしみを直すためのリフォームにかかる費用
トイレの床のきしみを直すためにかかる費用は、補修方法や床の状態によって異なります。
症状が軽度であれば、補修材の注入によって改善が見込めるケースもあります。部分補修の費用相場は、1万5,000円~3万円です。
床を全面的に張り替える場合は、部分補修に比べて費用が高くなります。ただし、使用する床材の種類によって費用に差があります。以下は、トイレでよく使われる床材別の張り替え費用の相場です。
| 床材 | 張り替え費用の相場 |
| クッションフロア | 2~4万円 |
| フローリング | 3~6万円 |
| フロアタイル | 3~5万円 |
| タイル | 5~12万円 |
このように、2万円程度で収まるケースもあれば、10万円以上かかるケースもあります。
クッションフロアやフロアタイルは比較的費用を抑えやすく、耐久性と価格のバランスが良い素材として知られています。タイルは材料費が高いため、場合によっては10万円以上するケースも少なくありません。フローリングは木材の温かみを感じられますが、水に弱い性質があるため、水回りへの採用はあまりおすすめできません。
実際の費用は床の状態や施工内容、業者によって異なるため、見積もりで工事内容と金額を確認しましょう。
トイレの床のきしみを防ぐポイント
トイレの床のきしみは、日頃のお手入れの仕方や環境を見直すことで防げる場合があります。ここでは、床トラブルを防ぐために押さえておきたいポイントを紹介します。
湿気対策を徹底する
トイレの湿度が高い状態が続くと、床材や下地材の腐食や劣化につながります。木材の膨張・収縮によるきしみも起こりやすくなるため、湿気対策を十分に行いましょう。
トイレの湿度は、40~60%を目安に保つと良いでしょう。65%以上になると結露が発生しやすくなり、床材に大きなダメージを与える可能性があります。
窓やドアを開けて定期的に換気する、除湿機やサーキュレーターで湿気がこもらないようにするなど、日頃から湿気対策を徹底しましょう。
10~15年ごとに床を張り替える
床は、10~15年ごとを目安に張り替えを検討しましょう。
床材の種類やお手入れの頻度、使用環境によって耐用年数が異なりますが、10~15年ほど使用すると表面に傷や凹みなどが見られる場合があります。これらを放置すると、床材の隙間から水分が床下へ浸透し、下地の劣化や床のきしみにつながる可能性があるため、必要に応じて張り替えを検討しましょう。
例えば、水回りで多く使用されるクッションフロアは、6~10年で寿命を迎える場合があります。床のきしみの他、剥がれや浮き、黒ずみなどの症状が見られるケースもあるため、定期的な張り替えが大切です。
機能性に優れた床材を選ぶ
トイレの床材は、機能性を重視して選ぶことで、きしみを防ぎやすくなります。
床材には、消臭機能や抗菌機能が備わったもの、洗剤を使用しても変色しにくい構造のものなどがあります。例えば、耐水性が高いものを選べば、床に水分が染み込みにくくなり、下地の劣化を食い止めやすいでしょう。
デザイン性だけでなく、耐水性や防汚性といった機能面にも注目して床材を選ぶことが大切です。
トイレの床がきしむと感じたら早めにリフォームを依頼しよう
トイレの床のきしみは、経年劣化や湿気、水漏れなどさまざまな原因によって起こります。床のきしみや沈み込みなど、少しでも違和感を覚えた場合は、自己判断で放置せず、早めに業者へ相談することが大切です。原因を正しく把握し、適切な補修やリフォームを行えば、快適なトイレ空間を実現できます。
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トイレの床のきしみが気になる場合は、早めの点検が大切です。補助金を用いたリフォームのご案内もしています。まずはお気軽にご相談ください。
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