「自宅の外壁を変えたい」「リフォーム予定の外壁の素材が決まらない」「ALC外壁の良さを知りたい」などと考える人は多いのではないでしょうか?外壁には種類がいくつかあります。外壁のリフォームを予定している方や検討中の方には、ALC外壁をおすすめします。
今回は、外壁ALCについてや工事費用・期間について、メリットデメリットなどを徹底解説します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
ALC外壁とは
ALC外壁は、軽量気泡コンクリートとも呼ばれるコンクリートのことです。
内部に気泡の穴があり、水に浮くほど軽量な素材で、ALCは通常のコンクリートの約25%の重量となっています。
軽量であるため、建物の構造に負担をかけずに施工することができます。また、気泡に含まれた空気が層をつくり、熱の伝わりを抑制し、年中室内を一定の温度に保つ断熱効果が見込めます。さらに、耐震性能や防音性も高いため、急な地震や騒音が多い場所でも安心して使うことが出来ます。
近年、断熱効果や耐震性能、防音性の利点から、住宅やビルの外壁材として多く採用されています。
ALC外壁の費用相場
ALC外壁の塗装にかかる工事費用の相場
ALC外壁の塗装工事にかかる費用相場は、100〜150万円です。
建造物の外壁があまり劣化していない場合に行うリフォームで、建物を保護することや、防水機能を持たせること、美観を保つことなどの目的で行われています。
塗装は、建造物の大きさや、劣化の状態によって使用する塗料の量が変化したり、塗料の機能や耐久性などによって、工事に要する金額が変化します。
ALC外壁のカバー工法での工事費用の相場
ALC外壁でのカバー工法の工事にかかる費用相場は、150〜220万円です。
カバー工法は、現在の外壁材の上に新たな外壁材を貼り付けるリフォームで、外壁の重ね張りとも呼ばれることもあります。カバー工法の場合、既存の外壁を撤去するための費用がかからないため、張り替えより安く済むことが多いです。
また、ALC外壁の場合、シーリングを打つ箇所が少ないため長く見ると費用が安くなります。
ALC外壁の張替え工事での費用の相場
ALC外壁の張替え工事にかかる費用相場は、180~300万円です。
張り替え工事は、建造物の外壁材をすべて剥がし、新しい外壁材に交換するリフォームのことで、多くの外壁は20~50年ほどで寿命がきます。
外壁の状態や施工範囲によって金額が大きく左右されます。
安く屋根修理をする方法は?
- 他のリフォームと合わせて行う
ALC外壁でリフォームを行う際に、ほとんどの場合で足場が必要になります。足場だけで15万円ほどかかってしまうため、屋根のリフォームや雨どいの交換などの足場を使うリフォームを外壁リフォームに合わせて行いましょう。 - 外壁塗装の塗料のグレードを落とす
塗料の種類によって、値段はさまざまです。グレードによって防汚性や耐熱性は変わり、外壁にとって必要かどうか考えましょう。
施工業者に進められるまま塗料を選ぶと、思わぬ高額な出費になってしまう可能性がありますので、提案された塗料の特徴を聞いて、自分にとって必要か検討してください。
- 交換工事費用が安いリフォーム業者にお願いする
外壁のリフォームをするなら、明朗価格な住宅設備協同組合にお任せください。
リフォーム事業を中心に、住宅設備関連事業を行っており、住宅設備のリフォームに特化した協同組合として事業活動をしております。ALCを使った外壁リフォームだけでなく、システムキッチンの導入、ユニットバスやトイレ、洗面台のリフォーム・取付けも行っており、施工後のアフターサービスも充実しています。
地域ごとに施工事例を載せていますので、ご検討中の方はぜひご覧ください。
ALC外壁以外での外壁リフォームにかかる費用
外壁リフォームの費用は、素材や工法によって大きく異なります。
地域やリフォーム業者によっても価格が左右されるため、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
塗装:60〜180万円
カバー工法:130〜220万円
張り替え工法:150〜300万円
こちらの記事では、外壁塗装だけでなく張り替えやカバー工法の費用も、誰でも分かるように詳しく解説しています。
外壁塗装の工事費用と塗料ごとの価格を比較|2023年版キッチン・お風呂リフォームに
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ALC外壁のメリットとデメリット
ALC外壁のメリット
- 耐久性
ALC外壁は、素材自体が耐久性が高く、定期的なメンテナンスをすれば50年程度は工事が不要です。
現在は新しく家を建てるよりも一つの家に長く住むという考えにシフトしているため、外壁にALCを採用することは、非常に適していると言えます。 - 断熱性
季節の温度変化の影響を受けにくく、年中適切な室温で過ごすことが出来ます。
また、断熱性を高めることでエアコンの使用頻度を減らして節電にも期待できます。
ALCには無数の気泡が内部にあり、この気泡が空気の層を作っています。空気の層が外部からの熱を断つことで効率の良い断熱性を実現しています。 - 耐火性
ALCの主原料はセメントやケイ石などのため、耐火性に優れており、住宅の安全性を確保できるというメリットがあります。もし、近隣の住宅が火事になったとしても、ALC外壁を採用することで炎が燃え移る危険性が低くなります。
ALC外壁のデメリット
- 吸水性が高い
ALCの主成分にセメントが含まれているため、吸水性が非常に高くなっています。
外壁の塗膜が劣化するとひび割れが発生することがあり、建物の耐久性を低下させる危険性があります。
外壁に塗装を施して表面を保護することで、デメリットをカバーすることが出来ます。 - 値段が高い
同じ外壁の素材であるサイディングやモルタルに比べて、高価な素材になっています。
予算と相談しつつライフスタイルに合わせて外壁の素材を選びましょう。
ALC外壁塗装リフォームのよくある質問
ALC外壁での工事の工期は?
外壁塗装にかかる工期は、7~10日です。
カバー工法にかかる工期は、10~14日です。
外壁と屋根のリフォームを合わせて行うと、さらに7日ほどかかります。
外壁の張り替えにかかる工期は、12~17日です。
張り替え工事は、ALC外壁の張り付け工事によって、工期が左右されます。
カバー工法と張り替えはどちらがおすすめ?
2つの施工方法の違いは、既存の外壁を壊すかどうか、工事費用や工期になります。
予算が少なかったりや予定している期間が短い場合にはカバー工法、建物や外壁が古い場合や下地が劣化している場合には張り替えをおすすめします。
外壁リフォームと屋根リフォームは一緒にやるべき?
外壁と屋根は、どちらもリフォームをするときには家の周囲に足場を立てます。そのため、外壁と屋根のリフォームを近々行うのであれば、同時にしてしまった方が足場分の費用を抑えることが出来ます。また、リフォーム前の業者の現地調査や見積もりなどの手間も省けるためおすすめです。
一度のリフォームにかかる費用が高額になってしまったり、工期が延びたりするため、決められた予算や時間で検討している方には、別々でリフォームすることをおすすめします。
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ALC外壁まとめ
外壁のリフォームは、工事方法を自由に選べることが魅力のひとつです。また、素材の一つであるALC外壁は、軽量でありながら高い耐久性を持ち、断熱性や耐震性に優れています。断熱性だけでなく耐久性や防音性もあるため、近年注目されています。
外壁のリフォームをする際は、施工経験が豊富な業者に相談し、費用や工期などご希望に合ったプランを提案してもらうとよいでしょう。
より良い外壁のために、ALCを使って外壁リフォームを実現しましょう。