浴室ドアの交換・修理の相場は4万円+取付費用!安くする方法とは?

「浴室のドアを交換したい」「ドアノブが壊れかけている」「掃除がしにくいところが汚くなっている」などと浴室ドアで悩まれていて今すぐにどうにかしたい考える人は多いのではないでしょうか?
経年劣化による汚れや傷が目立ったり、水漏れが気になる方は、浴室ドアのリフォームをおすすめします。

今回は、浴室ドアのリフォームについて、工事費用や工事期間、交換時期を徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

浴室ドア交換の費用相場

ここでは、浴室ドアの交換リフォームにかかる費用の相場を解説していきます。

浴室ドアの施工方法の種類

浴室ドアのリフォームには、ドアのみ交換、新たな枠をかぶせるカバー工法枠・ドア両方の交換の3種類があり、修理の内容によって費用が変わります。

浴室ドアの種類

浴室ドアには、開き戸折れ戸引き戸の3種類があり、それぞれで費用が変わります。

開き戸
浴室内に開けるタイプで一枚扉です。
気密性が高く、開閉にスペースが必要です。

折れ戸
扉の真ん中を浴室内に居りながら開閉する、オーソドックスなドアです。
限られたスペースを活用できるが、開閉に少し力が必要。

引き戸
横に引いて開くタイプで、2枚扉と3枚扉があります。
気密性が低いが、開閉が簡単にできます。

ドアのみ交換にかかる費用

浴室ドアには様々なタイプがありますが、この施工方法は、基本的に現在使っているのと同じタイプのドアに交換します
同じタイプのドアであれば、既存のドア枠をそのまま流用でき、ドアのサイズが合わないといったトラブルの発生が起こりません。

折れ戸:3~6万円

開き戸:3~5万円

引き戸:8~10万円

カバー工法にかかる費用

カバー工法とは、既存の外枠の上に新しい外枠をかぶせた上でドアを交換する方法です。既存の外枠を残すため、解体の必要がありません。工期が短くお手頃な値段でドアタイプを変えることができるので、浴室ドアリフォームで主流となっています。

折れ戸:6~7万円

開き戸:約5万円

引き戸:約10万円

枠・ドア両方の交換にかかる費用

ドアと枠を一新するので、浴室回りの雰囲気や見栄えを変えることが出来ます。しかし、他の施工方法と比べて費用や工期がかかることがデメリットとして挙げられます。

折れ戸:8~12万円

開き戸:7~10万円

引き戸:13~16万円

安く浴室ドアを交換する方法は?

  • ドアのみ交換する工法を選ぶ
    同じタイプのドアであれば既存の枠をそのまま流用するため、その他の施工方法より安く済みます。また、同じサイズなので、設置後にトラブルが発生する可能性が小さいです。
  • 補助金を利用する
    お住まいの自治体が出す補助金・助成金を受けることで、工事にかかる費用の一部を補助してくれます。また、介護保険の中にも補助金制度があり、ご家族に被保険者がいる場合ぜひご利用ください。
  • 交換工事費用が安いリフォーム業者にお願いする
    浴室ドアのリフォームをするなら、明朗価格な住宅設備協同組合にお任せください。
    リフォーム事業を中心に、住宅設備関連事業を行っており、住宅設備のリフォームに特化した協同組合として事業活動をしております。浴室ドアのリフォームだけでなく、ユニットバスやシステムキッチンの導入、トイレや洗面台のリフォーム・取付けも行っており、施工後のアフターサービスも充実しています。浴室ドアリフォームご希望の方は、こちらからお問合せください
    地域ごとに施工事例を載せています。浴室ドアリフォームご希望の方がこちらからお問合せくださいご検討中の方はぜひご覧ください。

浴室全体のリフォームと合わせる場合の費用

浴室全体をリフォームする場合の平均相場は、60万円から150万円程度です。
ただし、この金額はグレードや工事の内容によっても変動します。

さらに、ユニットバスを交換する場合には、ユニットバスの本体価格によっても費用が変わってきます。

こちらの記事では、お風呂のリフォームを誰でも分かるように、詳しく解説しています。

【2024】お風呂のリフォーム費用は?浴室乾燥機・ドアは意外と安い

浴室ドアの耐用年数と交換時期

浴室ドアの耐用年数と交換時期について解説していきます。

ここでは、浴室ドアの耐用年数と交換時期について解説していきます。

浴室ドアの耐用年数と交換時期は?

浴室ドアの耐用年数は、約15~25年といわれています。
浴室は、1日だけでも家族の人数回使用するため、使用頻度が高いです。さらに、お湯や水を使うため、カビや洗剤などの影響を受けて劣化も早いです。
荒く雑に使用していれば寿命は短くなり、しっかり日々のメンテナンスを怠らなければそれだけ寿命は長くなります。

パッキンが外れたり、ドアの蝶番が壊れたり、水漏れが起きたり、目に見える故障・破損が発生している場合には、早急に交換した方が良いです。
また、浴室ドアの樹脂部分やゴム部分のひび割れや、カビがたまり過ぎている場合も交換時期の目安にすることが出来ます。

浴室ドアの耐用年数が切れるとどうなる?

老朽化:設備が突然壊れる可能性があり、非常に危険です。

開け閉めがしづらい:蝶番のネジが緩んでいる可能性があります。

水漏れ:ドアが破損して隙間から水が漏れてしまいます。

汚れやカビが落ちない:ドアを劣化させるだけでなく、繁殖して人体にも悪影響を与えます。

浴室ドアの寿命を長持ちさせる方法

浴室ドアは、水を扱うため他の場所より汚れが残りやすく、清潔な状態を保つことが困難です。そのため、毎日のお手入れと定期的なメンテナンスを行うことが重要です。

  • 日々の掃除・手入れ
    ドアをどのくらい掃除をしているかによって寿命は変わってきます。絶対に行ってほしい掃除として、ドアに付着したシャンプーや石鹸の残りを流すことで、カビの発生を防ぎます。また、水分も原因となってしまうため、水滴もきれいにふき取るとかなり寿命を延ばせます。
  • パッキン・レールの黒カビの除去
    黒カビには「塩素系漂白剤」が効果的で、取り除くとともに殺菌効果で新たな黒カビの発生を防ぎます。
    黒カビの繁殖を防ぐには、ほこりや髪の毛を取り除いて、浴室内を常に換気して湿気を取りましょう。
  • すりガラスの水垢の除去
    水垢は、水滴に含まれるミネラル分が固まったもので、「酸性洗剤」が効果的です。また刺激が弱く環境にもやさしい「クエン酸」もおすすめです。

浴室ドア交換リフォームのよくある質問

ここでは、浴室ドア交換リフォームのよくある質問を厳選してご紹介していきます。

浴室ドアリフォームの工期は?

浴室ドアの交換は、どの手法でも1日終わります。
しかし、枠・ドア両方の交換など少し手間がかかるものなどは、場合によって2日ほど必要になる可能性もあります。

枠とドア同時に交換する際のデメリットは?

ドア下の古いレールを取り外して、新しいレールを取り付けるため、壁を壊す必要があります。そのため、他の施工方法よりも工事にかかる費用や工期が延びてしまいます

しかし、デザインの一新やカバー工法などではつけられないタイプの浴室ドアも付けれるようになるなど、メリットも様々あります。

DIYをした方が安く済むのでは?

DIYをした方が費用を抑えられるかも、とお考えの方は多くないかと思います。ホームセンター等で浴室ドアを購入すれば1~3万円程度で済みます。しかし、しっかりと施工しなければ、水漏れや開閉がスムーズでないなどのアクシデントが発生してしまいます。
そのため、浴槽ドアを交換する際は、リフォーム業者に委託したほうが安心でしょう。

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浴室ドアの交換リフォームまとめ

毎日使う浴室は、常に綺麗に保ちたいものです。浴室の顔でもあるドアは、劣化具合や機能性に目の向きにくいですが、とても重要な役割を担っています。施工方法としては、既存の枠を残したまま交換するカバー工法がおすすめです。また、DIYでリフォームすることはできるだけ避け、施工経験が豊富な業者に相談し、工事費用や工期などご希望に合うプランを提案してもらいましょう。
理想的で快適に暮らせる浴室を実現しましょう。