団地のお風呂リフォームは可能? 主な工事内容や注意点、費用を抑えるコツを解説

団地のお風呂リフォームは可能? 主な工事内容や注意点、費用を抑えるコツを解説

団地にお住まいの方の中には「お風呂が寒い」「設備が古い」「もっとゆったりと使えるお風呂にしたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。特に築年数がたっている団地の場合、お風呂の使用に影響する不具合が出ているケースもあるでしょう。

本記事では、団地で行える主なリフォーム内容や注意点、費用相場を分かりやすく解説します。費用を抑えるコツも解説しているため、団地のお風呂リフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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【この記事で分かること】

  • 戸建てほど自由度はないケースが多いものの、団地のお風呂のリフォームは可能
  • ユニットバスや壁貫通型給湯器への交換、壁・床の上貼りなどができる
  • ただし管理規約や構造・配管による制約があるため、それに沿ったリフォームを行う必要がある
この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

団地のお風呂リフォームは可能なのか?

一般的には、団地であってもお風呂のリフォームはできます。

一口に団地といっても、築年数はさまざまですが、中には築30~50年以上の建物も存在します。築年数が30年以上たっている場合、給排水配管など、見えない部分に不具合が生じていることも少なくありません。

お風呂をリフォームすれば、不具合が改善され、より快適なバスタイムを楽しめるようになるでしょう。

ただし、団地の場合はさまざまな制約があるため、戸建てほど自由度の高いリフォームができるとは限りません。また賃貸の団地では、退去時に原状回復を求められることがあります。

団地のリフォームの制約に関しては、後ほど詳しく解説します。

団地のお風呂リフォームでできること

団地のお風呂リフォームでできること

団地のお風呂リフォームでは、どのような工事ができるのでしょうか。ここからは、団地のお風呂リフォームでできる主な工事をご紹介します。

ユニットバスへの交換

団地のお風呂リフォームでは、ユニットバスへの交換ができることがあります。

ユニットバスとは、工場で製造された壁・床・天井・浴槽などを現場で組み立てる一体型の浴室です。従来主流だった在来浴室と比べて工期が短く、気密性・断熱性に優れているのが特徴です。

冬場でも浴室が冷えにくくなるため、ヒートショック対策にもつながります。また在来浴室のように継ぎ目の目地がないため、日々のお手入れもしやすくなるでしょう。

ただし、ユニットバスはサイズが規格化されているため、団地の浴室スペースによっては一般的なマンション用サイズが合わないこともあります。その場合は、寸法に合わせやすいセミオーダータイプのユニットバスを選ぶ必要があるかもしれません。

壁貫通型給湯器への変更

築年数が経過している団地では、浴室にバランス釜が設置されているケースも少なくありません。リフォームによって、このバランス釜を壁貫通型給湯器へ変更できる場合があります。

壁貫通型給湯器とは、浴室の壁に埋め込むタイプの給湯器で「ホールインワン」や「パックイン」とも呼ばれます。一方、バランス釜は浴槽の横に設置されるガス式の風呂釜で、浴槽内の水を循環させて加熱する仕組みです。比較的大きな設備のため、浴室が狭く感じやすいというデメリットがあります。

壁貫通型給湯器へ変更すれば、浴槽周りがすっきりするため、浴室スペースを有効活用できるでしょう。広々とした浴槽が設置できる上、メンテナンス性の向上も期待できます。大規模な間取り変更を伴わないケースが多いため、比較的短い工期で施工できるのもメリットです。

ただし、建物の構造や排気方法によっては設置できない場合もあります。また、壁貫通型給湯器に変更する際は、浴槽も交換が必要です。

壁・床の上貼り

壁や床の上貼りは、比較的取り入れやすい浴室リフォームの一つです。

団地の浴室では、壁や床にタイルが使われていることが多くあります。戸建てのように全面的に解体して張り替えるのが難しいケースでも、下地に問題がなければ、既存のタイルの上から浴室用パネルやシートを重ね張りすることが可能です。

パネルやシートを上から貼ることで、浴室全体がすっきりとした印象になります。タイルのように目地がないため、日々の掃除も簡単になります。さらに、断熱性能を備えたパネルを採用すれば、冬場の冷え込みも軽減できるでしょう。解体工事を最小限に抑えられるため、比較的短期間で施工できるのもメリットです。

ただし、壁や床の下地が劣化している場合、上貼りで表面だけをきれいにしても、内部の腐食や傷みは解消されません。下地の問題を放置すると、後々さらに大きなトラブルにつながる可能性があります。その場合は、上貼りではなく、適切な補修を含めた工事の検討が必要です。

浴室暖房乾燥機の設置

団地のお風呂でも、条件が整えば浴室暖房乾燥機を設置できるケースがあります。

築年数が経過している団地では、気密性や断熱性が十分ではないことも多く、冬場に浴室が底冷えすることも少なくありません。

浴室暖房乾燥機を設置すれば、入浴前に浴室を温められるため、寒さによるストレスを大幅に軽減できます。急激な温度変化を防げるため、ヒートショック対策としても効果的です。

また乾燥機能を活用すれば、湿気対策やカビ予防にもつながります。冷風機能付きのタイプなら、夏場の蒸し暑さを軽減できるのもメリットです。


ただし、団地の電気容量や分電盤の回路数が不足している場合は、そのままでは設置できないことがあります。その際は、容量変更の手続きや分電盤の交換が必要です。

団地によっては管理規約や共用部分との兼ね合いで、容量アップや設備変更が認められないケースもあるため、事前に確認しましょう。

団地のお風呂リフォームの注意点

団地のお風呂リフォームの注意点

団地のお風呂リフォームをする際は、戸建てや一般的なマンションとは異なる注意点があります。ここからは、後悔しない団地のお風呂リフォームのために、5つのポイントをご紹介します。

管理規約を確認する

団地のお風呂リフォームを考えている方は、まず管理規約をチェックしましょう。

団地では、管理規約の中にリフォームに関する詳細な取り決めが定められていることがあります。主に記載されているのは、実施可能な工事内容や搬入経路、工事可能な時間帯、使用できる資材の種類などです。

リフォームを行う際は、これらのルールに沿って行う必要があるため、計画を立てる前に内容を把握しておくことが重要です。管理規約に反するリフォームは認められないため、事前確認を怠らないようにしましょう。

自治体・管理組合から許可を受ける必要がある

団地でお風呂のリフォームを行う際は、自治体や管理組合の許可が必要となるケースが一般的です。

管理規約を確認した上で、自治体や管理組合へ連絡し、必要な手続きを進めましょう。申請書類や図面の提出を求められることも多いです。

許可が下りるまで工事を開始できないため、スケジュールには余裕を持って計画しましょう。また申請から承認までに時間がかかる場合もあるため、早めに相談し、必要書類を準備しておくことがスムーズなリフォームにつながります。

構造や配管による制限を受けることがある

団地のお風呂リフォームでは、建物の構造や配管の位置によって制限を受けることがあります。

多くの団地では、壁を撤去すると建物の強度に影響を与える可能性があります。そのため、間取り変更や浴室スペースの拡張を目的とした壁の撤去は認められないケースが一般的です。

また、近年のマンションとは異なる配管方式が使われていることもあり、浴槽や給湯器の位置を自由に変更できない可能性もあります。

このような理由から、希望するリフォーム内容が全て実現できるとは限りません。団地特有の制約を理解した上で、現実的なプランを立てることが大切です。

防音対策が必要なケースもある

団地のお風呂リフォームでは、防音対策が求められることもあります。

工事内容によっては、床や壁のコンクリートを削る作業が発生するかもしれません。管理規約で定められた時間内に工事を行うとはいえ、騒音が大きい作業は近隣住戸への影響が大きいです。対策を怠ると、ご近所トラブルにつながる恐れがあります。

そのため、建物の構造や実施する工事内容によっては、追加の防音対策が必要になる場合があります。このような対策には別途費用がかかることもあるため、事前に業者へ確認し、見積もりに含まれているかどうかをチェックしておきましょう。

団地のお風呂リフォームの費用相場

団地のお風呂リフォームの費用相場は、以下の通りです。

リフォーム内容費用相場
ユニットバスへの交換60万~150万円
壁貫通型給湯器への変更(浴槽交換含む)10万~30万円
壁の上貼り10万~30万円
床の上貼り5万~10万円
浴室暖房乾燥機の設置5万~20万円

ただし、これらの費用はあくまで目安です。実際の費用は、既存の浴室の状態や下地・構造の腐食の有無、選ぶ製品の種類やグレード、追加工事の有無、防音対策の必要性などによって大きく変動します。

同じ工事内容でもご家庭によって費用が異なるため、正確な費用を把握するためには、見積もりを依頼することが大切です。

団地のお風呂リフォームの費用を抑えるコツ

団地のお風呂リフォームの費用を抑えるためには、これからご紹介する4つのポイントを押さえておきましょう。

現地調査を受ける

団地のお風呂リフォームの検討を始めたら、まず現地調査を受けましょう。

現地調査とは、専門知識を持つ業者が実際に現場を確認し、浴室の劣化状況や不具合をチェックする調査のことです。表面的な傷みだけではなく、下地や配管、構造部分の状態まで確認してもらえます。

お風呂リフォームでは、内部の補修や想定外の追加工事が発生すると、費用が大きく変わることがあります。事前に現地調査で正確な状況を把握しておけば、追加工事の可能性や費用感が分かるため、予定外の出費による後悔を防ぎやすくなるでしょう。

また前述の通り、団地は構造や配管に制約があるケースも多いため、希望する工事が可能かどうかを判断する上でも現地調査は欠かせません。適切なリフォームを行うためにも、信頼できる業者による事前確認を受けることが重要です。

相見積もりを取る

団地のお風呂リフォームの費用を抑えるためには、相見積もりを取りましょう。相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で見積もりを依頼することです。

前述の通り、団地のお風呂リフォームは建物の状態や構造、選ぶ製品によって費用が大きく変わります。一社だけの見積もりでは、その金額が適正かどうかを判断しにくいです。

複数の業者に依頼すれば、おおよその費用相場やご自宅のケースでの妥当な金額が見えてきます。また、必ずしも値引きができるとは限りませんが、他社の見積もりを参考に交渉できることもあります。

ただし、金額の安さだけで業者を選ぶのは避けましょう。同じ条件でも、業者ごとに含まれる工事内容や保証内容が異なることがあります。見積もりの内訳や説明の丁寧さ、対応のスピードなども含めて総合的に判断することが大切です。

特に団地は、戸建てや一般的なマンションとはリフォームの勝手が異なるため、団地リフォームの実績が豊富な業者を選ぶことをおすすめします。

補助金を活用する

条件を満たせば、補助金を活用してお風呂リフォームができる可能性があります。

国や自治体が用意している補助金制度の中には、浴室リフォームが対象となっているものが少なくありません。必ずしも全ての工事が対象になるわけではありませんが、省エネ性能の向上や断熱改修、バリアフリー化を目的としたリフォームは補助の対象になりやすい傾向にあります。対象となれば、自己負担を軽減しながらリフォームを進めることが可能です。

また、ご家族に要支援・要介護認定を受けている方がいる場合は、介護保険を利用して、手すりの設置や滑りにくい床材への変更といったバリアフリーリフォームが行えるケースもあります。

ただし、補助金制度は年度ごとに内容や条件が変更されることがあるため、公式Webサイトや自治体の窓口で最新情報を確認することが大切です。

リフォーム業者に相談すれば、利用可能な制度についてアドバイスを受けられることもあります。

団地のお風呂リフォームは実績豊富な業者に依頼しよう

団地でもお風呂リフォームはできますが、管理規約や構造上の理由による制約が多くあります。スムーズに工事を進め、満足のいく仕上がりにするには、まず規約を確認し、団地の管理規約に沿ったリフォーム計画を立てることが重要です。

戸建てや一般的なマンションとはリフォームの性質が異なる部分も多いため、団地でのリフォーム経験が豊富な業者に依頼することをおすすめします。

神奈川県住宅設備協同組合は、数多くのリフォーム・リノベーションを手がけている業者です。配管や防音、規約など、団地特有の難しい工事にも対応しております。

また、2年ごとの無料点検と10年間の工事保証をご用意しており、施工後もしっかりとサポートいたします。補助金の代行サポートも行っているため、リフォームを検討している方は、お気軽にご相談ください。

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