【2024年】外構・エクステリアのリフォームの費用相場と失敗事例

「フェンスが住宅の外観と合わない」「門の扉が壊れてしまった」「汚れが落ちなくなってしまった」などと感じた人は多いのではないでしょうか?家の外観はその家の印象を与える重要な要素です。外構・エクステリアのリフォームは、家の外観を改善するための方法の1つです。ご自宅の門やフェンスにひび割れや破損が見えたら、早急に外構やエクステリアのリフォームをおすすめします。

今回は、外構とエクステリアのリフォームについて、外構とエクステリアの違い、工事にかかる費用や工事期間も徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

外構・エクステリアリフォームとは

ここでは、外構・エクステリアについてや特徴の違い、メリットを解説していきます。

外構・エクステリアとは?

外構とは、フェンスや門、庭や車庫などの建造物の周りのことを指します。

エクステリアとは、建造物の外まわりの構造物や設備など空間や環境全体を指します。
そのため、最近では外構をエクステリアと呼ぶ場合もあります。

家の庭などの外側の空間に対するデザインにこだわるようになった理由として、インテリア同様に、エクステリアにまでこだわることで生活の満足度が変わる点が挙げられます。防犯やプライバシーを守ることも大事ですが、リラックスできる空間や、家族との憩いの場を設けることは日常生活においてとても大切なことです。

外構とエクステリアの違いは?

外構は、建物の外部にあるブロックやフェンスなどのことを示し、以前は防犯や目隠しといった機能性が重視されていました。

しかし、近年はデザイン面を外構に求める方やフェンスや門扉のないオープン外構を選ばれる方も増えてきており、「外構」と呼ばれずに「エクステリア」という言葉が一般的になってきています

外構とエクステリアのリフォームのメリットは?

外構・エクステリアのリフォームには、さまざまなメリットがあります。

例えば、古くなった家の価値を上げることができ、門やフェンスをリフォームすることでセキュリティを向上させることができます。また、リフォームによってエネルギー効率が向上し、光熱費の削減につながることもあります。リフォームによって、家の外観が近隣の家と差別化され、誇りを持って暮らすことができるようになるかもしれません。

外構・エクステリアのリフォームにかかる費用の相場

ここでは、外構とエクステリアのリフォームにかかる費用の相場をご紹介します。

外構・エクステリアのリフォームにかかる費用

 外構とエクステリアのリフォーム箇所は主に、フェンスや門、ガレージや庭、ウッドデッキやアプローチなどを施工します。

リフォーム箇所を費用ごとにまとめた表が以下になります。

工事費用の相場施工できるリフォーム箇所
50万円未満・手すりやスロープの設置
・門扉の交換や設置
・カーポートの設置
・駐車場の整備
・照明の設置、交換
・庭の植栽
・アプローチの工事
・ベランダやバルコニーの修繕
・ウッドデッキの設置
50〜100万円・フェンスの設置
・塀の施工
・ガレージの設置
・サンルームやテラス囲いの設置

外構・エクステリアのリフォームの費用をできるだけ抑える方法

  • デザインをシンプルにする
    外構・エクステリアのレイアウトやデザインをシンプルにすると、施工の手間が省けて費用を安くできる場合があります。

    デザイン性が高く複雑な外構やエクステリアにすると、工事にかかる費用や材料費がかさんでしまいます。しかし、絶対に取り入れたいデザインやこだわりたいポイントがあれば優先的に取り入れて、リフォームの満足度を高めましょう。
  • 同時にリフォームを行う
    外構・エクステリアのリフォーム工事で、希望する施工内容が複数ある場合は、同時に依頼すると人件費や諸経費などが抑えられます。

    リフォームを検討する際は、どの部分を施工したいかをリストアップすることをおすすめします。
    希望の内容を業者に相談して、できるだけ同時に工事を行うようお願いしてみましょう。
  • 中古品の活用
    新品の外構・エクステリアの設備は高価であるため、中古品を活用するのも一つの方法です。

    リーズナブルな価格で中古品が手に入ることもありますが、中古品であるため、劣化や故障がある場合がある可能性があります。また、業者によっては中古品でリフォームを施工してくれない場合があるので注意しましょう。

 

外構・エクステリアのリフォームなら、
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外構・エクステリアリフォーム後の後悔したポイント

ここでは、外構やエクステリアのリフォームでの失敗例や後悔したポイントを厳選してご紹介します。

駐車スペースやガレージの広さや位置が悪い

駐車スペースやガレージの設置後に「駐車場を使ってみたら、広さや位置が適切ではなく、思っていたよりも不便だった」というケースが非常に多いです。

ガレージやカーポートを置いた駐車場を作る際には、実際に車を使う際の動線をじっくりイメージすることが重要です。

小さな段差や階段がつらくなってしまった

高齢になってくると、階段や段差があると歩きにくく不便になり、つまずき・転倒事故が多発してしまいます。そのため、外構やエクステリアにも、安全なユニバーサルデザインを心がけることが大事です。

階段や段差に悩まされていたら、スロープに変更や手すりの設置などのバリアフリー工事を行うことをおすすめします。

庭などで水道を使いたい

洗車や庭の手入れなどを行う際に水道がないと困りますよね。

立水栓や水栓柱の設置をおすすめします。
散歩から帰ってきたペットの手足や泥などが付いた子供を洗うなどの用途で使われることも多いため、どの世帯にも人気があるリフォームです。

外構・エクステリアのリフォームまとめ

外構・エクステリアのリフォームは、家の外観を改善し、家の価値を高めるための方法の1つです。目的や予算に合わせて、慎重に方法を選ぶことが重要です。また、リフォーム後に失敗しないようにサイズや位置などを事前に決めておきましょう。
施工経験が豊富な業者に相談し、リフォーム箇所や費用などご希望に合うプランを提案してもらいましょう。新築外構の検討中の方は、庭ファンさんのサイトに情報がまとまっているので参考になります。