【画像有】キッチン窓の部屋の配置をプロが解説|交換費用も

「キッチンには窓をつけるべき?」「キッチンに窓をつけるメリットは?」「キッチンの通気性をよくしたい」などと考える人は多いのではないでしょうか?
キッチンの窓には生活を快適にする役割があります。通気性や日の光が入らず悩んでいる方がいたら、キッチン窓の設置を検討しましょう。

今回は、キッチン窓リフォームについて、メリットデメリットやおすすめの配置場所も解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

キッチン窓とは

キッチンの窓は、視界や採光、通気性を確保する重要な要素です。

ここでは、キッチン窓についてやリフォーム方法を解説していきます。

キッチンの窓とは

キッチンの窓とは、キッチンに設置された窓のことを指します。

キッチンは料理や調理を行う場所であり、換気や採光が必要であるため、キッチンには窓を設けることが一般的です。
窓からの採光により、明るく開放的なキッチンにすることができます。

また、窓を開けることによって換気を促し、キッチン内の湿気やにおいを取り除くことができます。
断熱性や防犯性を考慮して、樹脂製やアルミ製、木製などの材質を選ぶことができます。

キッチンの窓のリフォーム方法

  • 窓の交換
    古くなった窓を新しいものに交換する方法です。断熱性の高い窓にすることで、省エネ効果も期待できます。また、デザイン性にもこだわることができます。
  • 内窓(サッシ)の交換
    窓の枠や窓枠を含めて交換する方法です。窓の交換よりも費用が高くなることがありますが、断熱性や防音性が高くなるため、快適なキッチン環境を作ることができます。
  • 断熱対策
    窓枠の隙間をシーリング材で埋めたり、窓の周りに断熱材を取り付ける方法です。窓を交換する費用がかかる場合や、窓の形状が変えられない場合に有効です。

キッチンの窓のリフォームの費用を抑える方法

キッチン窓と一緒に、キッチン本体のリフォームを行うことで、費用を抑えることが出来る場合があります。

こちらの記事では、キッチンの交換リフォームの費用や概要を分かりやすく解説しています。

【2024年8月】キッチン交換リフォーム費用を部位別解説

キッチン窓の配置場所

ここでは、キッチン窓の配置場所について紹介していきます。

正面

キッチンで料理をする際には、正面に窓を設置することで視野が広がり、特に壁に囲まれたキッチンの場合でも、窓を配置することで圧迫感を軽減できます

背面

リビング・ダイニング向きのカウンターキッチンでは、背面に窓を配置することも効果的です。
窓から入る光がキッチン全体を照らし、明るく開放的な印象を与えることができます

側面

壁面が収納家具で埋まっていたり、キッチンスペースが限られている場合は、キッチン側面に窓を設置することが有効です。

側面のスペースが狭くて小さな窓しか設置できない場合は、スリット窓を検討してみましょう。
スリット窓は細長い形状をしているため、スペースを節約しながら採光や風通しを確保することができます。

天井

キッチンの壁の上部や天井近くに、高窓を設置することも一つの選択肢です。
高窓からの景色は、空や木々など高い場所から見えるものが主になるため、キッチンの開放感と装飾性が向上するでしょう。

また、天窓を取り付けることもおすすめです。天窓から柔らかな光が降り注ぐため、キッチン全体が明るくなります。

キッチン窓のメリットとデメリット

キッチン窓には、それぞれメリットとデメリットが存在します。

ここでは、キッチン窓の設置におけるメリット・デメリットを厳選してご紹介します。

メリット①:キッチンが明るくなる

キッチンに窓があると、日差しがたっぷり入っているため、料理をするのが気持ち良く感じられます。

しかし、独立型のキッチンは窓が少なく、暗く感じられがちです。

そこで、窓を設置することで自然光を取り入れ、開放的で明るい空間にすることができます。
また、食材の色が鮮やかに見えるため、料理の見栄えも良くなります。

メリット②:風通しが良くなり換気ができる

キッチンに窓があると、通気性が向上します。

夏場はキッチンで長時間調理をすると蒸し暑くなり、熱中症にかかるリスクがあります。

しかし、窓を設置することで風通しを良くし、暑さを和らげることができます。
また、調理中に発生する臭いもこもりにくくなります。

メリット③:キッチンのデザイン性が高くなる

窓はインテリアの一部としても重要な役割を果たします。
デザイン性の高い窓を取り入れることで、自分好みの空間を作り出すことができます

たとえば、レトロなデザインの窓を使って外国風キッチンを作ったり、ステンドグラスのような窓でモダンな雰囲気を演出したりすることができます。
窓にこだわることで、調理をすることが楽しくなる空間を実現することができます。

デメリット①:直射日光で暑くなってしまう

窓を設けて日当たりをよくすることは良いことですが、夏場などは直射日光が当たりすぎて暑くなることがあります

また、窓の位置によっては食品が傷んでしまうこともあるため、注意が必要です。

デメリット②:収納スペースが減る

開口部が多くなるほど、壁の面積が減り、収納家具などを置く場所が限られる可能性があります。

キッチン窓のリフォームまとめ

キッチン窓とは、キッチンに設置される窓のことです。視界や採光、通気性を確保するために重要な要素であり、キッチンの使い勝手や快適性に影響を与えます。キッチン窓の位置は、キッチンのスペースやレイアウトに合わせて選択されることが多く、壁付けキッチンの場合は正面や側面、天井付近に配置されることが一般的です。
快適で健康的に使えるキッチンを実現しましょう。