外壁塗装はまだするな!適切なタイミングの見分け方は?

「外壁塗装の適切なタイミングは?」「外壁塗装におすすめの季節は?」「タイミングの注目すべきところはどこ?」などと考えたことはありますか?
外壁は、雨や紫外線などの影響を受けながら日々損傷していきます。適切な時期にメンテナンスを行うことで、家自体を長持ちさせることができます。

今回は、外壁塗装の適切な時期について、おすすめの季節やを徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

外壁塗装の適切なタイミングの見分け方

ここでは、外壁塗装の適切なタイミングの見分け方を、「新築の住宅」と「中古の住宅」に分けてご紹介します。

新築の住宅の場合

新築の場合、目安として築8年から12年程度で外壁塗装を行うことが推奨されています。

外壁塗装の必要な時期は、使用されている材料や劣化の状態によって異なります。

外壁塗装のタイミングは、12年以上経過していてもまだ必要ない場合もあります。

正確な外壁塗装の必要性を知るためには、使用されている外壁材の種類とその耐久年数を調べる必要があります。これにより、適切なタイミングを知ることができます。

中古の住宅の場合

中古の場合、直近の外壁塗装にhを確認することで、適切な塗装のタイミングを知ることができます。

例えば、アクリル塗料を使用した場合、メンテナンスの周期は約3年とされています。一方、フッ素塗料を使用した場合は約15年とされています。

ただし、これらの数字はあくまで目安であり、劣化の状態によって早めのメンテナンスが必要な場合もあります。そのような場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

外壁塗装の費用は、業者によって大きく異なることがあります。業者ごとに得意な分野や材料の仕入れ方が異なるためです。外壁塗装を行う際には、費用の相場を把握し、業者を選ぶことが重要です。

外壁塗装が必要ない住宅

外壁塗装が必要な理由に当てはまらない方々が以下のケースに該当します。

外壁塗装による家の寿命延長を重視しない方や、メンテナンス費用に関して気にかけない方、建物の資産価値がゼロになっても問題視しない方々は、外壁塗装が必要でないと考えられます。

また、短期間しか家に住まない予定であり、壊れた場合には塗装ではなく交換を選びたい方や、すぐに建て替えを計画している方々にとっても、外壁の塗装は必要ないと言えます。

外壁塗装を行わない場合には、そのリスクと理由についてよく理解した上で、お家の将来設計(滞在期間や修繕方法など)を決めておくことが重要です。

こちらの記事では、外壁塗装の工事費用などのリフォーム情報についてを、誰でも分かるように詳しく解説しています。

外壁塗装の工事費用と塗料ごとの価格を比較|2023年版

外壁塗装におすすめの季節

外壁塗装に使用する塗料は、気温が5度以下であり、湿度が85%以上になると乾燥が困難になる傾向があります。そのため、外壁塗装を行うのに最適な気候条件は、空気が乾燥しており気温も安定している時期です。

ここでは、外壁塗装におすすめの季節を詳しくご紹介します。

春に外壁塗装を行った場合

春は湿度や気温が安定しており、外壁塗装の最適な時期とされています。

そのため、外壁塗装を行う業者の予約がすぐに埋まってしまう可能性があります。

春に外壁塗装を希望する場合は、業者に早めに連絡し、予約を確保することをおすすめします。

夏に外壁塗装を行った場合

梅雨が明けて夏になると、通常は雨の日が減り、晴れの日が増えます。晴れの日が多い夏は、天候的に外壁塗装に適した季節とされています。

ただし、外壁塗装中は窓を開けることができないため、クーラーの使用が必要になります。また、クーラーの使用が制限される工程では、家の中にいる際には熱中症に注意する必要があります。

夏に外壁塗装を行う場合は、窓の開閉やクーラーの使用に関する事前の確認が重要です。
これにより、施工中の快適な環境を確保することができます。

秋に外壁塗装を行った場合

秋は春と同様に、気温や湿度が安定しており、外壁塗装にとってベストな季節です。

ただし、秋は秋雨前線や台風の影響を受けやすい時期でもあります。

また、気候の良さから秋も外壁塗装業者の予約がすぐに埋まってしまう可能性があります。最低でも2〜3か月前には業者を選定し、予約を取ることをおすすめします。

冬に外壁塗装を行った場合

冬は、雪が少ない地域では湿度が低下し、塗料が乾燥しやすい環境が整います。

ただし、気温が5度以下になる時間帯では作業が制限される場合があります。そのため、冬は作業時間が短くなり、工事が他の季節よりも時間がかかる可能性があります。

また、雪の多い地域では、業者が冬に外壁塗装を行うかどうかを確認する必要があります。

この時期は、年内に家をきれいにしたいと考える方も多く、予約が取りにくい場合もあります。注意が必要です。

 

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外壁塗装をすべきタイミング6選

ここでは、ご自宅の外壁塗装をすべきタイミングを詳しくご紹介します。

ひび割れ(クラック)がある

外壁にひび割れが生じると、家の劣化が進んでいることを示す兆候です。

ひび割れの幅が約0.3mm以上ある場合は、速やかに対処する必要があります。

さらに、それ以下の幅のひび割れを見つけた場合でも注意が必要です。

小さなひび割れだからといって外壁塗装がまだ必要ないと放置すると、カビや住宅の強度低下の原因になる可能性があります。

ひび割れを発見したら、早急にメンテナンスを手配することが重要です。

こちらの記事では、ひび割れ(クラック)の種類や補習方法を詳しく解説しています。

クラック補修の費用は?ひび割れの種類や対処法とは?

色が褪せてきている

外壁は主に紫外線の影響で徐々に色あせてしまうことがあります。

色あせは急速な劣化の兆候ではありませんが、気になり始めたら外壁塗装の時期が近づいているサインと考えることができます。

そのような場合、外壁塗装の準備を始めることをおすすめします。

チョーキングが起こっている

外壁を触ったときに手に白い粉がつく現象を「チョーキング現象」と呼びます。

この現象が発生すると、防水効果が低下し、カビの発生や大気汚染物質の付着を引き起こす可能性があります。

チョーキング現象を発見した場合は、放置せずにメンテナンスの準備をすることが重要です。

錆びついている

金属製の住宅外壁では、さびが発生する可能性があります。

また、近くに金属製の物があると、さびが外壁にも広がることがあります。

外壁にさびを発見した場合、即座にメンテナンスが必要というわけではありませんが、放置すればさびは進行していきます

さびが拡大しているように感じた場合は、適切なメンテナンスを行う必要があります。

外装が剥がれている

外装が剥がれ始めたら、迅速にメンテナンスを手配しましょう。

外壁の剥がれを放置すると、雨水が外壁の内部に侵入し、ひび割れの原因となります。

また、外壁の剥がれによって下地素材が露出し始めると、劣化がますます進行します

外壁の剥がれを発見したら、即座に対処することが重要です。

コケやカビが発生している

苔やカビが発生した場合は、専門業者に依頼して適切なメンテナンスを行うことが重要です。

苔やカビは一度根を張ると、完全な除去が難しいと言われています。

したがって、苔やカビの発生を見つけたら、すぐに専門業者に相談し、適切な対策を取るようにしましょう。

外壁塗装のおすすめの時期についてまとめ

外壁塗装には適したタイミングや時期があります。ご自身の住宅や予定にあったタイミングで行いましょう。また、外壁の状態からタイミングを見つけることも出来ます。原因によっては、強度低下のおそれや防水効果が落ちたりします。
外壁塗装を行う際には、信頼できる業者に相談し、ご希望に合うプランを提案してもらうことをおすすめします。
ご自宅の外壁をいつまでも綺麗な状態で維持しましょう。

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