浴室の窓の費用や工期は?リフォーム時の注意点は?

「お風呂の窓にはどんな効果がある?」「浴室に窓をつけるメリットは?」「お風呂の湿気対策は?」などと考える人は多いのではないでしょうか?
浴室が寒くて、防犯面にも不安があるため、お風呂の窓に関して心配している方には、浴室の窓のリフォームがお勧めです。

今回は、浴室の窓のリフォームについて、役割や注意点、リフォームにかかる費用などを徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

浴室の窓のリフォームにかかる費用と工期

リフォームを考える際には、費用と施工期間をしっかり理解しておくことが大切です。こうすることで、相場よりも高いリフォーム業者に依頼してしまうリスクを回避できます。

ここでは、浴室の窓のリフォームにかかる費用の相場と工事期間の目安をご紹介します。

浴室の窓のカバー工法にかかる費用と工期

カバー工法は、既存の窓のサッシ枠を利用して、新しい窓を取り付ける方法です。
外壁を壊さないため、工事費用を抑えることができます。

費用は一般的に15万円から30万円程度であり、施工期間は一つの窓あたり約1日です。

窓が新品になるため、隙間風の問題なども解決することができます。

こちらの記事では、お風呂のリフォームを誰でも分かるように、詳しく解説しています。

【2024】お風呂のリフォーム費用は?浴室乾燥機・ドアは意外と安い

浴室の内窓リフォームにかかる費用と工期

内窓リフォームは、既存の窓の外側に新しい窓を取り付ける手法で、窓を撤去する必要がないため費用が抑えられます
ただし、窓を開けるたびに内側の窓を開ける手間が必要です。

費用は約10万円から35万円程度で、工期は半日から1日程度です。

断熱性の高い窓を設置したい方にはおすすめの方法です。

浴室の窓ガラスのリフォームにかかる費用と工期

防犯ガラス・断熱ガラスなど、浴室の窓ガラスだけを交換するリフォームです。

ガラスを取り替えるだけなので、6万円程度から、施工期間は約半日と安い・手軽なリフォームができます。

元々隙間風などがある場合は根本的な解決にならないので、その場合は窓ごと交換が必要です。

大きなリフォームはせず、必要な機能だけ追加したい人にはガラス交換がおすすめです。

浴室の外窓交換リフォームにかかる費用

窓枠を含めて全て新しく浴室の窓の交換するリフォーム方法です。

窓枠を交換するため、窓廻りの外壁を切断する必要があります。
窓サッシを設置した後に外壁も補修する必要があるため、工事費用が高くなります。

外壁の種類によって異なりますが、一般的には15万円〜40万円程度の費用がかかります。

浴室の窓のリフォームの注意点

ここでは、お風呂の窓のリフォームを行う際の注意点を、厳選してご紹介していきます。

設置する浴室の窓の大きさ

お風呂をリフォームして窓を設置する際、注意すべきポイントの一つに「窓の大きさ」があります。

窓を大きくすると、外から浴室内が容易に見えるため、プライバシー対策が必要になることがあります。
そのため、大きな窓を設置する場合には、この点に注意することが重要です。

浴室の防犯対策

浴室の窓の設置に注意すべき点として、「防犯対策」が挙げられます。

浴室の窓の防犯対策には、格子や目隠しルーバーなどがあります。

特に目隠しルーバーは、防犯対策だけでなく、プライバシー保護にも有効であるためおすすめです。

浴室の寒さ対策

「浴室内の寒さ対策」も必要です。

・高い気密性を持つ窓の使用:外気の侵入を防ぐために、高い気密性を持つ窓を使用することがおすすめです。

・高い断熱効果を持つガラスの使用:高い断熱効果を持つガラスを使用することで、外気から浴室内を守り、快適な温度を保つことができます。窓を開けて換気する際には、外気が入り込むため注意が必要です。

・内窓の設置:浴室の窓に内窓を設置することで、防犯対策とともに寒さ対策も可能です。内窓を使用することで、外気の侵入を防ぎ、快適な温度を保つことができます。

 

お風呂の窓の設置リフォームは、県知事認可法人の住宅設備協同組合へ

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浴室の窓の役割とは

お風呂の窓のリフォームを考える前に、ご自宅のお風呂・浴室に何が足りないかを把握することで、リフォームの内容を考える際の参考になります。

ここでは、浴室の窓の役割を解説していきます。

浴室への採光

浴室に自然光を取り入れることには多くのメリットがあります。

まず、窓から入る光によって浴室全体の日当たりが良くなり、カビなどの繁殖を防ぐことができます

また、入浴する際に光を取り入れることで、浴室内が明るくなり、暖かい印象が生まれるため、寒さを感じることも少なくなります

しかし、窓からの光を取り入れることにはデメリットもあります。

例えば、防犯面や日焼け防止対策が必要です。
窓からの光で人目が気になる場合は、カーテンやブラインドを使用するなどの対策が必要です。

日当たりの良い浴室は湿気がこもりにくく、快適に過ごせるため、リフォームを検討する価値があるでしょう。

浴室内の換気

浴室内の湿度が高くなると、カビが繁殖する恐れがあるため、適切な換気が必要です。

浴室の窓を開けて空気を入れ替えることで、湿度の調整ができます
窓から自然の風を取り入れることで、浴室内の空気を新鮮なものに入れ替え、カビや悪臭の発生を防ぐことができます

通気性の良い窓をお風呂・浴室に設置し、適切な換気を行うことで、浴室を清潔に保ちましょう。

浴室の開放感を高める

窓を取り付けることで、浴室の開放感が高まり、実際の広さ以上に広く感じられます。

閉鎖的で圧迫感のあるお風呂では、くつろぐことができず、リフレッシュ効果も得られません。

また、窓から外の景色が見えれば、お風呂に入っている時間をリラックスした状態で過ごすことができます
まるで露天風呂にいるかのような感覚が味わえます。

お風呂に入ってリフレッシュしたり、リラックスしたりするためには、窓は必要不可欠な要素と言えます。

浴室の窓のリフォームまとめ

浴室の窓には寒さ対策や湿気対策に有効です。視界や採光、通気性を確保するために重要な要素であり、お風呂の使い勝手や快適性に影響を与えます。また、窓のサイズや防犯対策などの注意点があるので、考慮しながらリフォームを行いましょう。
施工経験が豊富な業者に相談し、工事費用や工期などご希望に合うプランを提案してもらい、理想的で快適に暮らせるお風呂を実現しましょう。