スレート屋根の耐用年数は20年!特徴や費用、工期は?

「屋根のリフォームしたい」「屋根の素材選びに困っている」「スレート屋根へのリフォームを考えている」など、屋根のリフォームを考えている方はいますか?日本瓦やガルバリウム鋼板など、屋根材には様々な種類があります。スレートもその中で代表的な屋根材の一つであり、住宅から工場まで幅広く使用されています。

今回は、スレート屋根リフォームについて、工事費用やよくある質問ついてなどを徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

スレート屋根とは

スレートは、堅い岩石を割って薄い板状にしたものであり、一般的に黒や灰色をしています。

ここでは、スレート屋根の特徴や魅力、耐用年数や工事費用についてなどのポイントを厳選してご紹介します。

スレート屋根とは?

スレート屋根は、スレートという天然石を使って屋根を葺いた屋根で、高い耐久性と長寿命が特徴です。

スレートは耐火性が高く、雨や雪に対しても非常に強い防水性を持ちます。
また、藻やカビに対しても抵抗力があり、メンテナンスが比較的簡単なことも魅力的な特徴です。

また、スレート屋根は、高級感や風格を持つことでも知られており、建物の外観を美しく高級なものに仕上げます。
スレートの色や形状を組み合わせることで、独自のデザインを実現することができます。

スレート屋根の耐用年数(寿命)は?

スレート屋根の耐久年数は一般的に15〜20年程度とされていますが、これはあくまでも目安であり、劣化が発生すると寿命が短くなる可能性があります。

スレート屋根を長く持続させるためには、定期的なメンテナンスが重要です。

スレート屋根の魅力は?

スレート屋根は、日本の戸建て住宅の屋根材として非常に普及しており、人気が高いと言われています。
その理由は主に3つあります。

軽量で耐震性に優れている

スレート屋根は、厚さ約5ミリメートルの軽量な屋根材であり、粘土瓦と比較すると約半分の重さしかありません。

1平方メートルあたりの重量は約21キログラムであり、非常に軽いことが特徴です。

これにより、建物にかかる負担が少なく、地震の揺れに対しても強いという利点があります。

素材が安価である

スレート屋根は価格が比較的安いため、施工においてコストを抑えたい人にとって魅力的な選択肢と言えます。

スレート本体以外に使用する部材がほとんどないため、施工にかかる費用が削減され、新築工事などで他の屋根材に比べて安価に施工することができます

施工できる業者が多い

スレート屋根は日本の戸建て住宅の屋根材として非常に普及しているため、多くの施工業者が依頼できるというメリットがあります。

これにより、新築工事だけでなくリフォームやメンテナンスの際にも施工業者を容易に見つけることができます。
長期的に安心して利用できるという点が大きな特徴と言えます。

スレート屋根リフォームの費用相場

スレート屋根は、「化粧スレート」と「天然スレート」の2つに分類され、特徴や工事費用が異なります。

ここでは、スレート屋根のリフォームにかかる費用の相場やできるだけ費用を抑える方法を解説していきます。

化粧スレート屋根の工事費用

化粧スレート屋根とは、セメントなどの材料を混ぜ合わせてつくった屋根のことです。

化粧スレート屋根の工事価格の相場は、1㎡あたり4,500円〜8,000円です。

他の屋根材に比べても非常にリーズナブルな価格帯と言えます。

天然スレート屋根の工事費用

天然スレート屋根は高額ではありますが、メンテナンス性の低さがあり、長期的なコストパフォーマンスに優れています。

天然スレート屋根の工事価格の相場は、1㎡あたり10,000円以上となります。

安く屋根修理をする方法は?

  • 足場を使う他のリフォームと合わせて行う
    屋根の修理を行う際に、ほとんどの場合足場が必要になります。足場だけで15万円ほどかかってしまうため、外壁のリフォームや雨どいの交換などの足場を使うリフォームと合わせて行いましょう。
  • 火災保険を領する
    屋根を修理する理由の多くが、自然災害によって屋根が壊れてしまったという理由です。火災保険によっては自然災害でも保険の対象に入っていることがあり、ご自宅が火災保険に入っている場合は一度確認してみましょう。
  • 交換工事費用が安いリフォーム業者にお願いする
    スレート屋根のリフォームをするなら、明朗価格な住宅設備協同組合にお任せください。
    リフォーム事業を中心に、住宅設備関連事業を行っており、住宅設備のリフォームに特化した協同組合として事業活動をしております。屋根修理だけでなく、システムキッチンの導入、トイレや洗面台、ユニットバスのリフォーム・取付けも行っており、施工後のアフターサービスも充実しています。
    地域ごとに施工事例を載せていますので、ご検討中の方はぜひご覧ください。

 

スレート屋根の葺き替えは、県知事認可法人の住宅設備協同組合へ

メールリフォーム相談・見積り

お電話の対応時間:月〜土 10:00〜18:00

スレート屋根リフォームのよくある質問

ここでは、スレート屋根によくある質問を厳選してご紹介します。

スレート屋根リフォームの工期は?

スレート屋根のリフォームにかかる工事期間は施工方法によって違います。それぞれの目安をご紹介します。

スレート屋根の塗装:4~8日

スレート屋根の葺き替え:4~10日

状況によっては修理期間が長くなる場合があります。
雨や雪、暴風などの悪天候や、隣家との距離が近い場合、近くに駐車スペースがないなどの理由で、延期になったり作業ペースが遅くなったりする可能性があるので注意しましょう。

スレート屋根のデメリットは?

スレート屋根のデメリットは、塗装メンテナンスが必要であり、ひび割れしやすく雨漏りしやすいことが挙げられます。

塗料の剥げやひび割れにより雨水の侵入が起こり、定期的なメンテナンスが必要です。

スレート屋根の修理と外壁のリフォームは一緒にやるべき?

屋根と外壁は、どちらもリフォームをするときには家の周囲に足場を立てます。そのため、外壁と屋根のリフォームを近々行うのであれば、同時にしてしまった方が費用を抑えることが出来ます。また、リフォーム前の業者の現地調査や見積もりなどの手間も省けるためおすすめです。

一度のリフォームにかかる費用が高額になってしまったり、工期が延びたりするため、決められた予算や時間で検討している場合には、別々でリフォームすることをおすすめします。

スレート屋根リフォームまとめ

スレート屋根は高い耐久性が魅力の屋根材です。水やカビにも強く、お手入れがしやすいことも特徴の一つです。スレート屋根には、「化粧スレート」と「天然スレート」の2種類があり、それぞれ予算や特徴に合ったものを選びましょう。
また、施工経験が豊富な業者に相談し、ご自宅の屋根に合うプランを提案してもらうの良いかもしれません。
理想的で快適に暮らせる自宅のために、綺麗で素晴らしいスレート屋根を実現しましょう。