床暖房は後付けできる?費用や注意点は?

「リビングに床暖房を設置したい」「床暖房はいくらで新設できる?」「和室でも取り入れることができる?」などと、家に床暖房の設置を考えている方は少なくないかと思います。
床暖房は足元から温かく、部屋全体を包み込むような優しい暖かさが特徴的な暖房器具です。部屋の寒さや断熱に悩んでいる方は、リフォームの検討をお勧めします。

今回は、床暖房の後付けリフォームについて、種類や工事費用だけでなくリフォーム時の注意点も厳選して解説します。

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住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

床暖房について

ここでは、床暖房について、後付けできるかや種類などを徹底解説していきます。

床暖房は後付けできる?

床暖房を後から取り付けることは基本的に可能ですが、床の張り替えや床暖房シートの重ね付けが必要になります。

ただし、賃貸住宅や建物の状況によっては後付けが難しい場合もありますので、販売店に直接問い合わせて確認しましょう。

こちらの記事では、フローリングなどの床の張り替えリフォームなどについてを、誰でも分かるように詳しく解説しています。

床・フローリング張り替えリフォーム費用相場は4万円〜

床暖房の種類

床暖房は大きく分けて「温水式床暖房」「電気式床暖房」の2種類があります。

  • 温水式床暖房
    温水式床暖房は、床下に通したパイプにガスや電気、大気熱などで暖めた水を流すことで室内をじんわりと暖めるタイプの床暖房です。
    ランニングコストが比較的安く、断熱効果も高い特徴がありますが、床下に配管設備を導入するため施工に日数がかかり、導入費用も高くなりやすいです。
    温水式床暖房の後からの取り付けは難易度が高いため、注意が必要です。
  • 電気式床暖房
    電気式床暖房は、床下に電熱線を組み込んだパネルを設置することで床を暖める方式です。
    シンプルな施工であり、リフォームの場合には1日で導入が可能なことが特徴です。
    また、比較的リーズナブルな価格で取り付けができるのも利点です。
    後から床暖房を取り付ける場合には、施工しやすい電気式床暖房がおすすめです。

床暖房のメリット

  • メリット①:足元を温めることができる
    床暖房のメリットの一つは、足元を暖められることです。
    温風を吹き付けるエアコンやヒーターなどの暖房器具では、足元を十分に暖めることができない場合があります。
    しかし、床暖房は床面全体で部屋を暖めるため、足先からじんわりと暖まることを実感できるでしょう
  • メリット②:メンテナンスが不要
    床暖房は、定期的なメンテナンスが不要であり、掃除や給油などの手入れが不要です
    これにより、時間と手間を節約することができます。
    温水式床暖房では、約10年に1回の目安で熱源機の交換が推奨されていますが、温水パイプの寿命は30年以上あり、住宅と同様に耐久性があるとされています。
  • メリット③:部屋の空気が乾燥しにくい
    床暖房は空気を汚さず乾燥しにくいため、健康に優しい暖房器具としてのメリットがあります。
    エアコンや石油ファンヒーターなどの暖房器具は空気を汚し、乾燥を引き起こすことがありますが、床暖房はそれらの影響が少なく、ドライアイや肌の乾燥などの健康問題を軽減することができます。
    また、床暖房は換気が必要ないため、空気の汚れによる体調不良のリスクも低くなります。

床暖房の後付けリフォームの費用相場

ここでは、床暖房の設置リフォームにかかる費用の相場を解説していきます。

床暖房を床に直貼りする場合にかかる費用

床暖房の設備を既存の床に直接貼り付ける方法は、費用が1畳あたり約5~8万円程度です。

直貼りの利点は、既存の床を撤去する必要がないため初期費用がやや安くなることです。

ただし、この方法では室内に段差ができてしまうため、高齢者や小さな子どものいる家庭では避けるべきです。

室内の小さな段差でも足をとられやすく、転倒の危険性があるため注意が必要です。

床を全面張り替えて床暖房を後付けする場合にかかる費用

床暖房を設置するために、既存の床を剥がし、新しい床を被せる(張り替え)工事の場合、費用は1畳あたり約8~11万円程度になります。

直貼りに比べて費用は高くなりますが、室内をフラットな状態にすることができます

フローリングなどの床材を張り替えるタイミングで床暖房を設置することは、人気のあるリフォーム方法の一つです。

 

床暖房の設置は、リフォームのプロの住宅設備協同組合にお任せください

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床暖房の後付けリフォームの注意点

ここでは、床暖房の後付けリフォームの注意点を厳選してご紹介していきます。

床が床暖房に適しているか

床暖房を設置する際には、床材も床暖房に対応しているものを選ばなければなりません。

熱や温度変化に弱い床材を使用すると、床暖房の使用により傷んでしまう可能性があるため、注意が必要です。

また、和室の場合も、畳が床暖房対応タイプでないと床暖房を設置することができません。
その場合は、床暖房対応の畳に張り替えるか、床暖房対応のフローリングに張り替える必要があります。

家具の位置やレイアウト

床暖房を設置すると、家具と床の間に熱がこもり、脚のない家具や重い家具を置けない場合があります。

したがって、床暖房を設置する際には、家具の配置についても見直しを行う必要があります。

どんな家具が置けるかは、床暖房の種類にもよるため、気になる方は販売店舗に問い合わせることをお勧めします。

家具を置けない場合は、必要な部分にのみ床暖房を直接貼り付ける方法がお勧めです。
また、家全体のリフォームを検討している場合は、家具やレイアウトを変更することも考慮しましょう。

自宅の電気容量

床暖房を導入する前には、自宅の電気容量を確認する必要があります。

小ブレーカーの容量や家全体の電気容量を事前に確認しましょう。

普段の電気の利用量が多い場合などは、アンペア数を増やしたり、電気基本契約を見直したりする必要があるかもしれません。

電力会社との相談が必要な場合もあるため、注意して対処しましょう。

床暖房の後付けリフォームまとめ

床暖房は、部屋を乾燥させずに足元を温めてくれ、とても人気があります。「温水式床暖房」と「電気式床暖房」の2種類がありますが、後から取り付けるには施工しやすい電気式床暖房がおすすめです。注意点にも気をつけながら、リフォームを行いましょう。
施工経験が豊富な業者に相談して、床暖房の後付け方法や設置部分などのご希望に合ったプランを提案してもらうとよいでしょう。
床暖房を導入して、いつでも暖かい部屋づくりを実現しましょう。