「キッチン全体はリフォームしたくないけどワークトップだけしたい」「天板のリフォームを検討中だけど注意点はある?」などとキッチンの天板だけをリフォームしたい方は多いのではないでしょうか?
キッチンは家庭で最も重要な場所の一つであり、天板はその中でも特に重要な役割を果たします。劣化や破損が少しでも見えたら、キッチンの天板のリフォームをしましょう。
今回は、キッチンの天板(ワークトップ)リフォームについて、工事にかかる費用だけでなく、耐用年数や注意点も厳選して紹介します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
キッチンの天板の耐用年数
耐用年数(寿命)とは、その設備が正常に機能し続ける期間を指します。
ここでは、キッチンの天板(ワークトップ)の耐用年数と交換時期、注意点を解説します。
キッチンの天板(ワークトップ)の耐用年数や交換時期は?
キッチンの天板は通常、約15年間使用可能ですが、日常的に使用されるため、傷がつきやすく、劣化が進みやすい傾向にあります。
重いものを落として欠けたり、へこんだり、コーティングが剥がれたり、錆びたりすることがあり、外観に問題が生じたら、交換を検討する必要があります。
キッチンカウンタートップは食品、食器、調理器具を置く場所であるため、傷やへこみに付着したカビや錆が広がって、衛生的な問題を引き起こすことがあります。
キズやへこみにより掃除が困難になった場合も、交換を検討することをお勧めします。
キッチンの天板の寿命を長持ちさせる方法
キッチンの天板を長持ちさせるためには、以下のポイントに留意することが重要です。
- 傷やへこみを防ぐため、重いものを落とさないように注意する。
- カウンタートップに熱い鍋やフライパンを直接置かないようにする。
- 酸性やアルカリ性の強い洗剤やスポンジを使用しない。
- 日常的に掃除を行い、汚れや水滴を放置しないようにする。
- 食器類を引っ掛けたり、引っ掛ける場合は柔らかい素材であることを確認する。
- 湿気や水滴による腐食を防ぐため、シーリング剤を定期的に塗り直す。
- 長時間使用しない場合は、天板をカバーして、ほこりや汚れから保護する。
これらのポイントを守ることで、キッチンの天板の寿命を延ばすことができます。
キッチンの天板リフォームにかかる費用相場
キッチンの天板の価格は、素材によって異なります。
システムキッチンの天板には、ステンレスや人工大理石が一般的に使用されることが多いです。
ここでは、キッチンの天板(ワークトップ)のリフォームにかかる費用を解説します。
キッチンの天板(ワークトップ)のリフォームの費用相場
既存のシステムキッチンの天板だけを交換する場合、水回りやガス管などの大掛かりな工事は必要なく、簡単な工事で交換が可能です。
このような場合では、取り換え工賃は約2~3万円程度、廃材処分費が5,000円程度となります。
天板の素材によって費用が異なりますが、本体価格と合わせて約15万~20万円前後となっています。
キッチンの天板の素材ごとの価格
天板の素材 | 価格相場 |
---|---|
ステンレス | 11〜15万円 |
人工大理石 | 10〜15万円 |
天然石 | 12〜18万円 |
メラミン | 2〜5万円 |
セラミック | 4〜8万円 |
キッチン全体のリフォームと合わせる場合の費用
システムキッチンの価格帯は、おおよそ50~70万円で、対面型やアイランドキッチンの場合、70~100万円程度で取り付けることができます。
しかし、ハイエンドで高性能なシステムキッチンは、100万円以上かかることがあります。
こちらの記事では、キッチンの交換リフォームの費用を分かりやすく解説しています。
【2024年8月】キッチン交換リフォーム費用を部位別解説以下は、住宅設備協同組合のキッチンリフォームの費用です。
システムキッチン一式 | 680,000円〜 | ガスコンロ交換 | 80,000円〜 |
キッチンシンク交換 | 95,000円〜 | IHクッキングヒーター交換 | 120,000円〜 |
キッチン吊戸棚交換 | 158,000円〜 | キッチン水栓交換 | 35,000円〜 |
レンジフード交換 | 80,000円〜 | キッチンパネル仕上げ | 28,000円〜 |
ビルドイン食洗機交換 | 60,000円〜 | レイアウト変更(アイランドキッチンの新設等) | 要相談 |
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キッチンの天板のリフォームの注意点
キッチンの天板の交換リフォームでは、いくつか注意点があります。
ここでは、キッチンの天板(ワークトップ)のリフォームにおける注意点や気を付けた方がいいポイントについて解説していきます。
①天板のサイズの整合性
キッチンの天板のサイズを正確に測り、リフォーム前に新しい天板のサイズが正確に合うかどうかを確認する必要があります。
②適切な素材の選択
天板に使用する素材は、耐久性や衛生面、デザイン性などを考慮して選ぶ必要があります。
また、天板の素材によっては、特別なメンテナンスやクリーニングが必要になる場合がありますので、その点も確認しましょう。
③天板の劣化や変形を防ぐ
熱い鍋やフライパンを直接天板に置かないようにしましょう。
熱に弱い素材で作られた天板の場合、熱によって変形したり、劣化したりする可能性があります。
④水滴は出来るだけふき取る
水滴は放置しないようにしましょう。
水滴が長時間放置されると、カビや雑菌が繁殖する可能性があります。
キッチンの天板のリフォームまとめ
キッチンの天板のリフォームは、作業工程が少なく、費用も素材によっては低価格で気軽に行うことが出来ます。また、家庭の環境や生活スタイルに合わせて、素材やデザインを選ぶことが重要です。毎日のお手入れやメンテナンスを行って、寿命を延ばしましょう。
また、工事内容に不安などがある方は、施工経験が豊富な業者に相談して、自分に合うプランを提案してもらいましょう。
ライフスタイルにあった天板の素材にし、使いやすく快適なキッチンを実現しましょう。