洗面所リフォームで壁紙を張り替えるなら? 壁紙の機能性や選び方のポイント、費用を解説

洗面所リフォームで壁紙を張り替えるなら? 壁紙の機能性や選び方のポイント、費用を解説

「洗面所の壁紙のカビが目立つ」「剥がれて汚く見える」と感じているのなら、洗面所の壁紙リフォームがおすすめです。洗面所の壁紙にはさまざまな機能やデザインがありますが、何を重視して壁紙選びをすれば良いのでしょうか。

本記事では、壁紙の不具合を放置するリスクや機能性クロスの種類、選び方のポイント、費用相場などを分かりやすく解説します。

洗面所の壁紙リフォームをする際、他のリフォームや設備交換を同時に行った方が、メリットが大きくなるケースも少なくありません。同時に行うのがおすすめのリフォーム内容や得られるメリットも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

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【この記事で分かること】

  • 洗面所の壁紙の不具合を放置すると、カビの増殖や強度低下のリスクがある他、修繕費が高額になることもある
  • 洗面所向けの壁紙には、防汚・抗菌・防水・防カビ・消臭などの機能を持ったものがある
  • 壁紙の張り替えをする際は、洗面台交換や床の張り替えなど全体のリフォームも同時に行うことで、単体で行うより費用総額を抑えられることがある
この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

洗面所の壁紙の不具合を放置するとどうなる?

洗面所の壁紙の不具合を放置するとどうなる?

洗面所の壁紙は、年月の経過とともに少しずつ劣化していきます。

まずは壁紙に発生した不具合を放置するとどのような影響があるのか、見ていきましょう。

カビが増殖する

洗面所の壁紙に発生したカビが自然に改善することはほとんどありません。それどころか、そのままにしておくと広がる可能性が高いです。

洗面所は日常的に水を使うため湿気がたまりやすく、さらに浴室から流れ込む温かく湿った空気によって、カビが繁殖しやすい環境にあります。

表面上はそれほど進行していないように見えても、壁紙の裏側で繁殖しているケースも少なくありません。カビの繁殖はアレルギーなどの健康被害を引き起こす恐れもあるため、早めの対応が必要です。

建物の強度が低下する

洗面所の壁紙に生じた不具合を放置すると、建物の強度に影響が及ぶ可能性があります。

壁紙に染みや剥がれが見られる場合、見えない部分で水漏れが発生しているのかもしれません。このような不具合をそのまま放置すると、浸水が進み被害が広がる恐れがあります。

内部に水が入り込むと、建物の構造が腐食する可能性が高いです。また湿った木材はシロアリの発生要因にもなり、被害が拡大すると建物全体の耐久性に影響します。壁紙に発生したカビも、構造に影響を与える一因です。

安心して住み続けるためにも、洗面所に異常が見られた際は早めに対処しましょう。

修繕費が高額になる

修繕費が高額になりやすいことも、洗面所の壁紙の不具合を放置するリスクの一つです。

最初は小さなカビや染み、わずかな剥がれであっても、時間の経過とともに広がっていく可能性があります。初期段階であれば部分補修で済んだケースでも、悪化すれば広範囲の張り替えや大規模なリフォームが必要になるケースも少なくありません。下地や構造部分まで影響が及んでいる場合は、その補修費用も発生します。

早めに適切なリフォームを行えば、出費も抑えられるでしょう。

洗面所の壁紙におすすめの機能性クロス

洗面所の壁紙におすすめの機能性クロス

洗面所の壁紙を張り替えるなら、メンテナンスが楽になる機能的なクロスを選ぶのがおすすめです。ここからは洗面所で用いられる主な機能性クロスをご紹介します。

防汚機能

防汚機能とは、汚れが付着しにくく、付いたとしても落としやすいよう工夫された機能のことです。

例えば、表面にポリプロピレンフィルムをラミネートした壁紙は、汚れに強いのが特徴です。水分にも強いため、湿気がこもりやすい洗面所に適しています。

そのため、日々のお手入れがしやすくなり、洗面所を清潔に保ちやすくなるでしょう。

抗菌機能

洗面所の壁には、目に見えない菌も多く存在しています。体を拭く際の水はねや、ドライヤー使用時の湿気、洗濯機の使用などにより、洗面所は菌が増えやすい環境になりがちです。

抗菌機能のある壁紙を選べば、菌の繁殖を抑える効果が期待できます。清潔な状態を保ちやすくなるため、特に衛生面が気になる方におすすめです。

前述のポリプロピレンフィルムをラミネートした壁紙は、抗菌性能が期待できる代表的な壁紙の一つです。また、食品の梱包材として使用されるフィルムをラミネートした製品などもあります。

防水機能

水を使う機会が多く、湿気がこもりやすい洗面所には、防水性能を備えた壁紙が適しています。

浴室に隣接していることが多い洗面所は、湿った空気が流れ込みやすく、結露が発生しやすい環境です。そのため、日常的に壁紙が水分を含みやすい傾向にあります。水をはじく仕様の壁紙であれば、壁内部へ水分が浸透するのを防ぎやすく、カビの発生や劣化を予防できるでしょう。

長くきれいな状態を保つためにも、防水機能のある壁紙を選ぶのがおすすめです。

防カビ機能

湿気がこもりやすい洗面所では、あらかじめカビ対策を講じておくことが重要です。

防カビ機能を備えた壁紙であれば、カビが繁殖しやすい環境でも発生を抑えやすくなります。カビは健康面への影響や建物の劣化につながる可能性があるだけではなく、見た目の清潔感を損なう原因でもあります。

快適に使える洗面所を維持するためにも、防カビ性能のある壁紙を選び、対策を徹底することが大切です。

消臭機能

洗面所は、洗面台の排水口や洗濯機回りなどから発生するにおいが気になりやすい場所です。

朝の身支度の時間や入浴後のリラックスタイムに不快なにおいがあると、気分が損なわれてしまいます。消臭機能を備えた壁紙を選べば、空間にこもりがちなにおいを吸着し、快適な環境を保ちやすくなるでしょう。

ただし、慢性的ににおいが続く場合は、壁紙だけではなくにおいの原因そのものを特定し、適切に対処を行うことも欠かせません。

失敗しない洗面所の壁紙の選び方

ここからは、満足度の高い壁紙リフォームをするために、失敗しない壁紙の選び方について解説します。

洗面台や床、洗濯機との相性を考える

洗面所の壁紙を選ぶ際は、洗面台や床、洗濯機など周囲の設備とのバランスも意識しましょう。

全体を考えずに決めると、まとまりのない印象になる可能性が高いです。色や柄で迷った場合は、白やベージュなど主張が控えめなカラーを選ぶと、他の設備ともなじみやすくなります。

アクセントとして色味を加えたい場合は、一面のみをアクセントクロスにするのも一つの方法です。取り入れる範囲を絞ることで、個性的な色味でもバランスを保ちやすくなります。

洗面所の広さを考慮して選ぶ

壁紙を選ぶときは、洗面所の広さも意識することが大切です。洗面所はコンパクトな空間であることが多く、色や柄によっては圧迫感が出やすくなります。

空間を広く見せたい場合は、白やベージュ、パステルカラーなどの明るい色合いがおすすめです。明るめの色を選べば、窓がない脱衣所でも開放感のある印象を演出しやすくなります。

また、大きな柄のデザインは全体像が見えにくく、ちぐはぐな印象になることがあります。柄物を取り入れる場合は、小さめの柄のデザインを選ぶとバランスよく仕上がりやすいです。

洗面所の照明の下でサンプルをチェックする

洗面所の壁紙を選ぶときは、実際に使用している照明の下でサンプルを確認することが重要です。

同じ家の中でも、空間ごとに照明の色味は異なります。光の種類によっては、壁紙の色合いや印象が変わってしまうことも少なくありません。

洗面所と同じ照明環境、もしくは近い色味の照明の下でサンプルを見ることで、「仕上がってみたらイメージと違った」という失敗を防ぎやすくなります。

大きなサンプルも確認する

壁紙を選ぶ際は、できるだけ大きなサンプルで確認することをおすすめします。

サンプル帳の小さな見本でも、色味や質感のおおよそのイメージはつかめます。しかし、実際に壁一面に施工した場合とは見え方が大きく異なり、想像と違う印象になるケースも少なくありません。

大きなサンプルで確認すれば、実際の仕上がりにより近い状態で確認できます。ショールームでは、大判サイズのサンプルを用意していることも多いです。また、候補をある程度絞ってメーカーや業者に依頼すれば、サンプル帳よりも大きなサイズの見本を取り寄せられることもあります。

洗面所の壁紙リフォームの費用相場

洗面所の壁紙リフォームにかかる費用は、選ぶ壁紙の種類やグレードによって差が出ます。一般的な目安は、1m²当たり750~4,000円です。

この単価を基に、広さ別の費用目安をまとめました。

洗面所の広さ費用目安
1帖(1.65m²)1,237.5~6,600円
2帖(3.30m²)2,475~13,200円
3帖(4.96m²)3,720~19,840円
4帖(6.11m²)4,582.5~24,440円
5帖(8.26m²)6,195~33,040円
6帖(9.92m²)7,440~39,680円

なお、上記は壁紙本体の目安であり、実際には既存の壁紙を剥がす費用や下地補修費などが別途かかることがあります。

また、使用する製品や施工面積、追加工事の有無によって総額は変動するため、正確な費用を把握するには、見積もりを依頼して確認することが大切です。

壁紙の張り替えと併せて検討したい洗面所リフォーム

洗面所の壁紙を張り替えるタイミングは、空間全体を見直す良い機会でもあります。せっかく工事を行うなら、他の箇所も併せて検討するのもおすすめです。

具体的には、以下のようなリフォームが挙げられます。

  • 洗面台交換
  • 床の張り替え
  • 全面リフォーム

一見すると壁だけが劣化しているように見えても、床や洗面台回りなど、他の部分にも傷みや不具合が生じているケースは少なくありません。

現在の洗面所の状態を確認した上で、必要に応じて同時リフォームを検討すると、将来的なトラブルの予防にもつながります。

まとめて洗面所のリフォームをするメリット

壁紙だけではなく、他の箇所もまとめてリフォームをすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。3つのメリットを解説します。

費用の総額を抑えられる

洗面所の壁紙張り替えと併せて、床や洗面台のリフォームを同時に行うことで、個別に工事するよりも総額を抑えやすくなります。

壁紙リフォームでは、本体価格以外に諸経費が発生します。これらの諸経費は、洗面台交換や床の張り替えでも同様にかかるため、別々に依頼するとその都度必要です。

また内装工事を行う際は、洗面台を一度取り外した方が仕上がりがきれいになるケースもあります。壁紙の張り替え時に洗面台を外し、後日改めて交換工事を行うとなると、作業が二度手間となり、その分費用がかさんでしまうかもしれません。

同時に施工すれば、重複する諸経費や作業費を抑えられるため、結果として費用総額を軽減しやすくなるでしょう。

洗面所全体に統一感が出る

壁紙の張り替えと併せて他のリフォームも行うことで、洗面所全体に統一感を持たせやすくなります。

建材にもトレンドがあるため、時期を分けてリフォームすると、デザインにばらつきが出ることもあります。そのため同時に工事を行えば、壁紙と洗面台、床材のテイストをそろえやすく、空間全体のバランスが整いやすいです。

また一部だけを新しくすると、その部分だけが目立ち、手を加えていない箇所の劣化が気になりやすいです。

空間全体をまとめて見直すことで、仕上がりに対する満足度も高まりやすくなります。

将来的な再工事を避けられる

洗面所の壁紙と一緒に洗面台や床をリフォームすれば、将来的な再工事を防ぎやすくなります。

洗面所の耐用年数は一般的に10~20年です。10年を過ぎると、不具合が発生しやすくなる傾向にあるとされています。

今は壁紙のみ傷みが目立っている場合でも、数年後に床や洗面台に不具合が生じるかもしれません。また表面には現れていなくても、既に内部で劣化が進行しているケースも考えられます。

使用開始から10年以上経過している場合は、壁紙の張り替えと同時に洗面台の交換や床のリフォーム、場合によっては全面リフォームを検討することで、将来の工事回数を減らせる可能性があるでしょう。

洗面所の壁紙リフォームは早めの対策がおすすめ

洗面所の壁紙は、湿気や水はねの影響を受けやすく、劣化が進みやすい場所です。カビや染み、剥がれを放置すると、下地の腐食や修繕費の増加につながる可能性があります。そのため、不具合があれば早めにリフォームを検討するのがおすすめです。

また、状況によっては洗面台の交換や床の張り替えを同時に行う方が、結果的にコストを抑えられる場合もあります。使用年数によっては、部分的な補修よりも全面リフォームの方が長期的に見て後悔が少ないかもしれません。まずは業者による現地調査を受け、予算とのバランスを踏まえて検討すると良いでしょう。

神奈川県住宅設備協同組合では、洗面所の壁紙張り替えといった部分リフォームから、空間全体の改修まで幅広く対応しています。

ご家庭ごとのお悩みやご要望を伺った上で、適切なプランのご提案ができます。リフォーム内容によっては補助金の対象となる場合もあるため、制度の活用についてもお気軽にご相談ください。

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