「今住んでいる自宅をリフォームしたい」「リフォームしたい箇所がたくさんある」「建替えは費用が多くかかってできない」などと考える人は多いのではないでしょうか?
間取りを大きく変えたい方や、ご家庭のライフスタイルに合わせた住まいづくりを目指している方は、ご自宅のフルリフォームをおすすめします。
今回は、戸建てやマンションのフルリフォームについて、工事費用や工事期間、リフォーム時期を徹底解説します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
戸建てやマンションの耐用年数とリフォーム時期
ここでは、戸建てやマンションなどの建造物の耐用年数とリフォームタイミングについて解説していきます。
戸建てやマンションの耐用年数とリフォームタイミングは?
木造の戸建ての住宅の耐用年数は、約20~22年といわれています。
しかし、実際の寿命はメンテナンスや立地、環境によって変わります。雨の多い地域では屋根や軒の出を少なくしている場合が多く、外壁の劣化部分から雨が浸入しやすくなったり、直射日光の当たる面はサイディングボードや窓まわりをつなぐコーキングの劣化が早くなったりします。
鉄筋コンクリート造のマンションの耐用年数は、約47年といわれています。
戸建てとの違いは、自分の区画をメンテナンスとして改修・リフォームしても建物自体の寿命は変わらないということです。他の区画が水漏れなどを起こした場合、自分の区画もその影響を受けてしまいます。
一般的なフルリフォームのタイミングとして、築後20年以上メンテナンスをあまり行わなかった場合、フルリフォームが必要な時期となります。築後10~15年経つと、トイレや浴室などの水回りの設備が劣化し始めたり、汚れが落ちなくなったりします。
リフォーム前に耐用年数が切れるとどうなる?
老朽化:設備が突然壊れる可能性があり、非常に危険です。
玄関や各部屋のドアの劣化:蝶番のネジが緩んでしまう可能性があります。
トイレや浴室の水漏れ:設備が破損して隙間から水が漏れてしまいます。
キッチン設備の故障:火事の原因ともなるガスコンロは日々のメンテナンスが必要です。また、IHクッキングヒーターでも温度調整が出来ないなど大きな事故につながる可能性があるため、不具合には早急に対応する必要があります。
住宅の寿命を延ばす方法は?
- 各設備のリフォーム
キッチンや浴室、トイレや洗面台などそれぞれに耐用年数や寿命があります。劣化や不便さを感じたら、適宜リフォームをして快適な住まいにしましょう。 - 水回りの設備の日々の掃除・手入れ
日々どれくらい掃除や手入れをしているかによって寿命は変わってきます。シャンプーや洗剤が残ったままでいると、そこからカビが発生します。また、水分も原因であり、水滴もきれいにふき取るとかなり寿命を延ばせます。 - 定期的に専門業者にチェックしてもらう
建築業者や電気工事業者、不動産業者など様々な専門家にご自宅を見てもらうことで、現状の問題点だけでなく将来の可能性についても教えてもらえます。自分が見えづらい視点からの確認をしてくれるので、定期的に専門業者にチェックしてもらうことで寿命を大きく延ばせます。
フルリフォームの費用相場
フルリフォームにかかる費用は、建物の改装や修繕を主としたリフォームと内外装を作り直すリフォームで大きく変わります。
ここでは、戸建てやマンションのフルリフォームにかかる費用を解説します。
戸建て
戸建てのフルリフォームにかかる費用の相場は、約400~2500万円です。
坪単価の目安は、1坪あたり約10~70万円。
狭小住宅は、他の戸建てと比べ工事費用が高くなりやすいため注意が必要です。
マンション
マンションのフルリフォームにかかる費用の相場は、約250~1500万円です。
坪単価の目安は、1坪あたり約17~60万円。
マンションの場合、工事費用は間取りに大きく左右されます。
築年数ごとの施工例と費用
戸建てやマンションなどの建造物は、築年数によってリフォーム内容が変わるので費用も変わります。
以下は各築年数ごとの費用の相場です。
- 築後5年:約7~10万円
築5年以下の新しい住宅のリフォームは、クリーニングや畳の表替えがメインとなります。 - 築後10年:約10~150万円
戸建ては屋根や外壁にひびなどの劣化が出始め、マンションはクロスやトイレに劣化が見え始めます。
外装塗装や屋根のリフォームを行うと約100万円費用がかかります。 - 築後15年:約60~270万円
浴室や洗面台、トイレなどの水回りの設備が全体的に劣化しています。
戸建ては約160~270万円、マンションなら60万~150万円の費用が必要になります。 - 築後20年:約150~500万円
築20年以上の古い住宅や建造物は、建物の改装や修繕に加えて間取りを変更するケースが多いです。
大規模な間取り変更を行う場合、戸建てなら約400~500万円、マンションなら約270~350万円のリフォーム費用がかかります。
安くフルリフォームをする方法は?
- 既存の使える設備は残して活かす
フルリフォームは部分的なリフォームと異なり、費用が高額になります。既存の設備でまだ使えるものを活かせば、リフォーム費用をかなり抑えることが出来ます。 - 補助金を利用する
お住まいの自治体が出す補助金・助成金を受けることで、工事にかかる費用の一部を補助してくれます。また、介護保険の中にも補助金制度があり、ご家族に被保険者がいる場合ぜひご利用ください。 - 交換工事費用が安いリフォーム業者にお願いする
ご自宅のフルリフォームなら、明朗価格な住宅設備協同組合にお任せください。
リフォーム事業を中心に、住宅設備関連事業を行っており、住宅設備のリフォームに特化した協同組合として事業活動をしております。フルリフォームだけでなく、ユニットバスやシステムキッチンの導入、トイレや洗面台のリフォーム・取付けなどの部分的なリフォームも行っており、施工後のアフターサービスも充実しています。
地域ごとに施工事例を載せていますので、ご検討中の方はぜひご覧ください。
ご自宅のフルリフォームは、県知事認可法人の住宅設備協同組合にお任せください
お電話の対応時間:月〜土 10:00〜18:00
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フルリフォームのよくある質問
フルリフォームの範囲はどこ?
フルリフォームの定義として、建物の骨組みである基礎、柱、梁などを残した状態で、家を新たに作り直す工事のことを指します。
また、手すりの設置や段差の解消のバリアフリー化などの快適な住まいづくりをもたらすものはリノベーションにあたります。フルリフォームを行う際にリノベーションも行えるので、ぜひご検討ください。
フルリフォームの工期は?
戸建てやマンションどちらも間取りによりますが、平均で2か月から3か月かかります。お住まいの状況や工事内容により変わり、内外装のリフォームは最大4か月かかることもあります。
施工業者と相談して、自分にあった施工内容を決めましょう。
建て替えとどちらが良い?
建替えはフルリフォームと違い、基礎からすべて解体と撤去を行い、土地を更地の状態にしてから建物を建てることを指します。
フルリフォームは全体を取り壊すわけではないので、既存の設備を活かすことが出来ます。家族の思い出が刻まれた部屋や箇所、歴史ある梁や柱など、残したいところは残しつつ施工することが可能です。
また、建て替えと比べてコストがかからず工事期間も短いこともメリットです。フルリフォームは、およそ2/3の費用で建て替えと同じ施工を行うことができます。工期が短いため、リフォーム範囲によっては住みながら行える工事であれば、一時的に仮住まいに移る必要もありません。
住宅に思い出や歴史がある場合や、コストをできるだけ抑えたい方、工期を短く済ませたい方にはフルリフォームをおすすめします。
フルリフォームまとめ
長く住む住宅の部屋や外観は、常に綺麗に保ちたいものです。劣化具合などが分からない場合、あらゆる設備が急に壊れる前に専門業者にチェックしてもらいましょう。
建替えとフルリフォームで悩んでいる方には、住宅に思い出がある方や、コストや工期を抑えたい方にはフルリフォームをおすすめします。バリアフリー化を考えている方もフルリフォームはおすすめで、リフォームと同時に行いましょう。
ご家族全員が快適に暮らせる住まいづくりを実現しましょう。