【戸建とは大違い】マンションのキッチン費用相場2024年版

「マンションのキッチンリフォームをしたい」「キッチンリフォームを検討中だが注意点はある?」などと考えたり悩んだりする人は多いのではないでしょうか?
多くの人がキッチンを家の中で最も重要な場所の1つと見なしています。そこで、キッチンをリフォームすることは、家を美しくするための重要な手段の1つです

今回は、マンションのキッチンリフォームについて、工事にかかる費用だけでなく、メリットや施工事例も徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

マンションのキッチンリフォームにかかる費用相場

ここでは、マンションのシステムキッチンのリフォームにかかる費用を解説します。

マンションのキッチンリフォームの費用相場

マンションのシステムキッチンの価格は、素材、機能性、デザインなどによって変動し、ビルトイン食洗機やIHコンロなどの追加オプションでも費用が増加することがあります。

以下の表は、住宅設備協同組合のマンションのキッチンリフォームの費用です。

システムキッチン一式680,000円〜ガスコンロ交換80,000円〜
キッチンシンク交換 95,000円〜IHクッキングヒーター交換120,000円〜
キッチン吊戸棚交換158,000円〜キッチン水栓交換35,000円〜
レンジフード交換80,000円〜キッチンパネル仕上げ28,000円〜
ビルドイン食洗機交換60,000円〜レイアウト変更(アイランドキッチンの新設等)要相談

こちらの記事では、費用ごとやタイプ別のキッチンの交換リフォームの費用を分かりやすく解説しています。

【2024年8月】キッチン交換リフォーム費用を部位別解説

マンションのキッチンリフォームを安くする方法は?

  • キッチンの場所を動かさずにリフォームする
    キッチンの場所を移動させないことで、リフォーム費用が高額になることを防ぐことができます。
    位置を変更すると、床の補修を行う必要があるほか、水道や電気工事も発生してしまうため、費用がかさみます。
  • 旧型やアウトレットを活用する
    旧型の製品や展示品を割引価格で販売しているアウトレット商品を活用するのも費用を抑える手段です。
    ただし、保証期間が一般のシステムキッチンとは異なる場合もあるので、購入前にデメリットも考慮しておきましょう。
  • 交換工事費用が安いリフォーム業者にお願いする
    ご自宅のリノベーションなら、明朗価格な住宅設備協同組合にお任せください。
    リフォーム事業を中心に、住宅設備関連事業を行っており、住宅設備のリフォームに特化した協同組合として事業活動をしております。フルリノベーションや、ユニットバスやシステムキッチンの導入、トイレや洗面台のリフォーム・取付けなどの部分的なリノベーションも行っております。また、施工後のアフターサービスも充実しています。
    地域ごとに施工事例を載せていますので、ご検討中の方はぜひご覧ください。

マンションのキッチンの耐用年数と注意点

耐用年数(寿命)とは、その設備が正常に機能し続ける期間を指します。

ここでは、マンションのキッチンの耐用年数と交換時期、注意点を解説します。

マンションのキッチンの耐用年数と交換時期は?

キッチンには様々な設備があり、それぞれ耐用年数は異なります。

食器棚やカウンターは20~25年、シンクは15年程度、オーブンは10~15年が耐用年数の目安とされています。
ただし、設備の使用頻度、日々のお手入れやメンテナンスのによって耐用年数は大きく変わります。

ユニットバスの交換時期は、15~20年程点検や修理等をしていない場合は、交換を考えた方が良いでしょう。
しかし、予算の問題がある場合は、シンクのみ、オーブンのみの交換修理できる範囲内で対処することもできます。

また、自分が気に入っているデザインのキッチンでも、他の人には古く見えるかもしれません。流行に合わせたデザインにすることも大切で、どのタイミングで交換するかは個人の判断によるところが大きいです。

マンションのキッチンの耐用年数が切れるとどうなる?

耐用年数や寿命が切れると、主に機能性の低下や劣化が見られます。

シンクの排水が悪くなったり、ドアや引き出しがスムーズに開け閉めできなくなったりすることがあります。
火を扱うコンロやグリルは、火事の原因となるため、壊れる前にメンテナンスやリフォームをおすすめします。

マンションのキッチンの寿命を長持ちさせる方法

L型キッチンを長持ちさせるためには、定期的な清掃や適切な使用方法が重要です。

キッチンは、調理中の油や水、汚れが付着しやすく、そのまま放置するとカビや菌が繁殖することがあります。汚れを放置すると、キッチンのあらゆる箇所が痛んでしまいます。
そのため、定期的な清掃を行うことで、キッチンの寿命を延ばすことができます。また、掃除やお手入れをする際には、適切な洗剤やクリーナーを使用し、汚れをしっかりと落とすことが大切です。

カウンターやシンクに直接熱い鍋やフライパンを置くことは避けるべきです。
また、鋭利な包丁などを直接に置いたり、シンクに落としたりすると、傷や凹みが生じてしまう可能性があります。

キッチンの寿命を延ばすためには、適切な使用方法を確保することが大切です。

マンションのキッチンリフォームの注意点

ほとんどのマンションのキッチンには、ディスポーザーという生ゴミを粉砕して排水管に流す機能がついています。

マンションのキッチンをリフォームする際は、キッチンに付いているディスポーザーも新しいものに交換するケースがあります。
メーカーから同型のものがすでに製造されていない場合があるため、注意が必要です。

また、ディスポーザー付きのキッチンはタイプによって対応できるものとできないものがあります。
ご自身が設置したいデザインや機能がついたキッチンがある場合は、事前に対応可能かどうか問合せしましょう。

マンションのキッチンリフォームによるメリット

新築やリフォームした家庭では、システムキッチンを導入している方がとても多くなっています。
システムキッチンとは、調理台、シンク、コンロ台、レンジ台、収納棚などのキッチンでの作業に必要なパーツが組み合わさり、天板と呼ばれる一枚板をのせて全てが一体となったキッチンのことです。

ここでは、マンションのキッチンリフォームから得られるメリットについて解説していきます。

①システムキッチンの機能性

マンションのシステムキッチンは、オプションとして自由にどのパーツを組み込むかを選ぶこともできます。

IHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機など、最新の設備をキッチンに取り入れることで、利便性の高いキッチンを作ることができます。
たとえば、汚れやすい換気扇周りや水回りに、お手入れが簡単にできるレンジフードや排水口を導入すれば、清掃の手間が大幅に省けます。

②収納スペースの多さ

マンションのシステムキッチンは、無駄がないようデッドスペースを極力減らして、大容量の収納を実現できます。

さらに、調理に必要な道具を最小限の動きで取り出せるよう、棚(キャビネット)の中の使い勝手も工夫されているものが多いです。
収納力と収納のしやすさを同時に備えているのも、システムキッチンの大きな魅力です。

③外観などのデザイン性

システムキッチンは、素材や色だけでなくレイアウトの自由が利くため、デザインの種類が非常に豊富です。

床や天井などの内装やご自宅の雰囲気に合わせて、キッチンをカスタマイズすることができます。
マンションのシステムキッチンは、デザインにこだわりたい方にぜひおすすめです。

マンションキッチンリフォームまとめ

マンションのキッチンリフォームは、多くのメリットがありますが、費用が少しかかってしまうなどの課題もあります。安くリフォームを仕上げるために、工夫をしましょう。
また、工事内容に不安などがある方は、施工経験が豊富な業者に相談して、ご希望に合うプランを提案してもらいましょう。使いやすく快適な空間を手に入れ、快適に使えるマンションのキッチンを実現しましょう。