「キッチンの扉の取っ手は何がある？」「費用はどれくらいかかる？」「どのような点に注意すればよい？」などと、キッチンの扉のリフォームについて気になっている方はいますか？
キッチン扉の劣化や汚れは、キッチン全体の見た目にも影響します。気になる方は、キッチン扉の交換リフォームを検討しましょう。
今回は、キッチン扉について、工事費用の相場やリフォーム時の注意点などを解説します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人（神奈川県指令企支第3453号）、大阪府許認可法人（大阪府指令経支第1061-28号）。リフォームの専門家として、水回り（キッチン、浴室、トイレ）、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
キッチン扉の交換リフォームにかかる費用の相場
キッチンの扉を交換する際には、費用とデザインの両面に注意することで、より効果的な結果を得ることができます。
ここでは、キッチン扉の交換にかかる費用の相場をご紹介します。
キッチン扉の交換にかかる費用の相場
キッチンの収納扉は、通常6～10枚程度の数で構成されています。
この扉全体を交換する場合、その費用は5～30万円程度になることが一般的です。
ただし、取っ手を再利用できるかどうかや、施工面積や扉の数、新しい扉の素材や取っ手のグレードなどによっても、価格は変動します。
したがって、具体的な費用はそれぞれの状況によって異なるため、事前に見積もりを取ってから交換することがおすすめです。
キッチン扉の交換にかかる費用を抑える方法
キッチン扉の交換を考える場合、将来的に交換予定の扉も一緒に交換することをお勧めします。
全体的な施工を一度に依頼することで、出張費や人件費を抑えられるだけでなく、工事の規模が大きければ割引してもらえることもあります。
目立つ傷や汚れがある数枚だけでなく、キッチン全体の扉やカップボードの扉なども含めた交換を検討すると良いでしょう。
予算を抑えるためには、デザインに無理をせず、必要最低限の機能が備わった扉を選びましょう。
キッチン扉にはグレードがあり、高級なデザインになるほど価格が高くなります。
グレードの高い扉は多様な色や模様、質感を提供しているため、魅力的ですが、必要な機能が備わっているデザインを選択することが、家の雰囲気にも合わせやすく予算も抑えるポイントです。
デザインの選択肢を広げるためにも、限定的な色や模様、質感にこだわり過ぎず、機能性とコストパフォーマンスを考えた上で選ぶようにしましょう。
キッチンのリフォームを考える際には、キッチン扉だけでなく、他の部分も同時にリフォームすることを検討しましょう。
同時にリフォームすることで、業者に何度も依頼する必要がなくなり、諸経費を抑えることができます。
また、一度に打ち合わせやショールームに見学に行くことで、時間の節約にもなります。
例えば、レンジフードや水栓の交換、IHの導入など、キッチン扉以外のリフォームも同時に相談してみると良いでしょう。
こちらの記事では、キッチンの交換リフォームについてどこよりも分かりやすく解説しています。ぜひご覧ください。
【2024年8月】キッチン交換リフォーム費用を部位別解説
キッチン扉の交換リフォームの注意点
ここでは、キッチン扉の交換リフォームをする際の注意点を厳選してご紹介します。
キッチン扉1枚のみの交換
キッチンの扉にキズや不具合がある場合、1枚だけ交換したいと思うかもしれませんが、同じ扉の商品の製造が終わっていたり、経年で色が変化しているためバランスが悪くなることがあります。
そのため、部分的な扉交換はおすすめできず、全ての扉を交換することで、統一感のあるキッチンにすることができます。
質にこだわり過ぎる
キッチンの扉交換は、キッチンをリフォームするよりも費用が抑えられるため、質の良い扉を選びたくなるかもしれません。
しかし、高価な扉や特注の扉を選ぶと、キッチンを丸ごと交換する費用と同じくらいになる場合があります。
費用を抑えつつ、妥協できる点を明確にして扉交換を行いましょう。
キッチン扉の色を変える時は床材と壁材とのバランスを考える
キッチンの扉の色は、キッチン全体の印象を大きく左右します。
ただし、床や壁などの素材との調和も考慮して色を選ばなければ、キッチンが浮いてしまう可能性があります。
カラーシミュレーションや業者のアドバイスを活用し、部屋と調和したカラーを選びましょう。
こちらの記事では、キッチンの色の選び方や色の特徴を解説しています。
キッチンの色で失敗をしないためには？選び方や色の特徴
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キッチン扉の取っ手の種類と特徴
キッチン扉の取っ手には、材質やデザインなど様々な種類があります。
どの種類を選ぶかは、自分の好みや使い勝手によって異なります。
ここでは、キッチン扉の取っ手の種類と特徴を解説していきます。
ライン取っ手のキッチン扉
人気のあるキッチン扉用取っ手の中には、扉の上部に一直線で取り付けられ、扉面から出っ張りがなく、デザイン性が高いものがあります。
この取っ手は、横ラインがすっきりとしたシンプルなデザインであり、その形状がお掃除しやすいという利点があります。
また、扉から出っ張りがほとんどないため、調理中の動作にも邪魔になりません。
しかしながら、この取っ手は開閉時に指先に力がかかるため、爪を伸ばしている人や指先の力が弱い人には不向きです。
ハンドル取っ手のキッチン扉
ハンドル取っ手は、扉全面に取り付けられ、しっかりと握って開閉することができるため、小さな力でもスムーズに引き出せるという特徴があります。
また、多くのデザイン性に優れたものがあり、中にはタオルなどを掛けられるものもあることから、機能性も高いと言えます。
しかし、取っ手の付け根に汚れがたまりやすいというデメリットもあるため、定期的なお手入れが必要です。
つまみ取っ手のキッチン扉
キッチン扉用の取っ手には、陶器やアイアン、木製など、様々な素材があり、デザイン性に富んでいます。
また、面材に合わせてつまみを選べるため、こだわりのある空間を演出することができます。
しかし、このタイプの取っ手は、握る箇所が限られるため、開閉の際に若干不便を感じることがあるというデメリットがあります。
取っ手にでっぱりがあるため、キッチンでの動作に邪魔になることがあるかもしれません。
プッシュ式のキッチン扉
取っ手がなく、デザインと使い勝手を兼ね備えた画期的な扉です。
扉全体を押して、開閉します。
プッシュ式タイプの扉は、手を使わずに膝や腰を使っても開閉できるため、調理中に手が汚れている場合や手がふさがっている場合でも便利です。
扉からのでっぱりがないため、調理中の動作に邪魔にならず、スムーズな動作ができます。
シンプルな形状でお掃除もしやすく、扉面材の美しさを強調してくれるのも魅力的です。
しかし、このタイプの取っ手は金具の寿命や不具合が起こった時の対処方法などアフターフォローについて知っておく必要があります。
キッチン扉の交換まとめ
キッチン扉には様々なタイプがあり、ライフスタイルに合わせた扉を選ぶことが重要です。キッチン扉の交換にかかる費用はを抑えるための工夫もたくさんあるため、予算に合わせながら計画を立てましょう。
施工経験が豊富な業者に相談して、費用やデザインなどのプランを提案してもらうとよいでしょう。
快適にキッチンを使うために、自分に合った扉選びを行いましょう。
