「ボンタイルとは?」「外壁塗装では何がおすすめ?」などと、外壁のリフォームについて悩んでいる方はいますか?ボンタイルは吹き付けタイルとも呼ばれ、さまざまな特徴があります。
今回は、ボンタイルの外壁塗装のリフォームについて、耐用年数や工事費用、素材の特徴を徹底解説します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
ボンタイル(吹き付けタイル)とは
ここでは、ボンタイルについてや耐用年数、吹き付けタイルとの違いなどを解説していきます。
ボンタイルとは
ボンタイルとは、外壁塗装を施工した際に現れる表面の模様を指します。
その特徴として、表面が凸凹になっており、触ると滑らかな感触があります。
こちらの記事では、吹き付け塗装の特徴や費用を解説しています。
吹き付け塗装の特徴や費用は?凹凸のある外壁を!ボンタイルと吹き付けタイルの違いは?
「ボンタイル」とは、内外装用の大盤美術タイルの一種であり、1963年に西ドイツより技術導入され、吹き付けタイルとしても知られるようになったものを指すことが多いです。
これらの用語は、タイルの名称や模様の名称を含めて広く使用されています。
ボンタイルの耐用年数
ボンタイルには、模様が施された上に、上塗り用の塗料が塗られています。
一般的には、アクリル系の塗料が使用され、この場合の耐用年数は6~10年程度とされています。
ボンタイルの種類
ボンタイルには、一般的に硬質タイプと弾性タイプの2種類があり、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。
硬質タイプは、費用面での負担が少ない反面、ひび割れしやすいという欠点があります。
弾性タイプは、ひび割れに追随する特性があります。
さらに、防水性に優れていたり、汚れにくいという特長もあります。
ボンタイル(吹き付けタイル)での外壁塗装にかかる費用
ここでは、ボンタイル(吹き付けタイル)での外壁塗装のリフォームにかかる費用の相場をご紹介します。
ボンタイルでの外壁塗装にかかる費用
一般的に外壁の吹き付け工法にかかる費用は、平米単価で約2,000円〜4,000円が相場とされています。
これに加えて、足場の設置が必要であるため、約1,000円〜1,500円/㎡がかかります。
したがって、合計すると、1㎡あたり約3,000円〜5,500円になります。
その他の壁材での外壁リフォームにかかる費用
外壁リフォームの費用は、素材や工法によって大きく異なります。
地域やリフォーム業者によっても価格が左右されるため、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
塗装:60〜180万円
カバー工法:130〜220万円
張り替え工法:150〜300万円
こちらの記事では、外壁塗装だけでなく張り替えやカバー工法の費用も、誰でも分かるように詳しく解説しています。
外壁塗装の工事費用と塗料ごとの価格を比較|2023年版キッチン・お風呂リフォームに
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ボンタイル(吹き付けタイル)のメリット
ここでは、ボンタイル(吹き付けタイル)のメリットを詳しくご紹介します。
防水性が高い
ボンタイルは、防水性が高いという大きなメリットもあります。
外壁にはチョーキング現象と呼ばれる現象が起こることがあります。これは外壁の防水性が低下し、触れると白い粉が付着し、色褪せが生じる現象です。チョーキング現象を放置すると、塗膜の剥がれやひび割れにつながり、住宅にとってリスクが高まります。
しかし、ボンタイルは防水性が高いため、チョーキング現象の発生を抑えることができます。これにより、長期間にわたって外壁を保護することができます。
外壁は年数が経過すると、経年劣化によって防水性が低下してしまう傾向があります。そのため、ボンタイルのように防水性が高い施工を選ぶことが重要です。
外壁に汚れが付きにくい
ボンタイルの表面は凹凸がありますが、滑らかな質感を持っています。これにより、空気中のホコリやゴミが簡単に流れ落ちるため、汚れが付着しにくい特徴があります。
特ボンタイルの外壁では、汚れが付着しても表面が滑らかなため、雨水で簡単に洗い流されることができます。また、自分でもホースなどで簡単に洗い流すことができます。
外壁の汚れが蓄積すると、色褪せが生じ、塗装直後の美観が損なわれてしまいます。その点、ボンタイルを選ぶと汚れが蓄積しにくいため、長期間美しい外観を保つことができます。
さらに、汚れが付きにくい外壁はメンテナンスの頻度も低く抑えられるため、大変利点があります。
デザイン性が良い
ボンタイルの特徴は、表面の凸凹した模様です。この模様は職人の技術によって異なり、同じボンタイルでも個々の外壁に独自のデザインが生まれます。
そのため、ボンタイルを使用することでオリジナル性の高い外壁を実現することができます。
細部までデザインにこだわりたい方にとって、ボンタイルは満足のいく仕上がりを提供します。
ボンタイル(吹き付けタイル)の補修方法
吹き付けタイルは、色や光沢のバリエーションが豊富であり、外壁仕上げ材の中で人気が高いです。
ここでは、ボンタイル(吹き付けタイル)の補修方法をご紹介します。
中粒仕上げ
中粒仕上げは、外壁の表面に数センチの凹凸模様が広がるタイプの仕上げ方法であり、紙粘土のようなタイル材を外壁に吹き付けて作られます。
この方法は吹き付けタイルの仕上げ方法としてはあまり一般的ではありませんが、後述する押さえ仕上げと比べて模様が均等になるため、中粒仕上げを好む人も多いです。
押さえ仕上げ
吹き付けタイルを用いた外壁塗装の仕上げ方として最も人気があるのが、この押さえ仕上げです。
中粒仕上げと同じように紙粘土状のタイル材を外壁に吹き付けた後、タイル材が完全に乾いてしまう前にコテやローラーなどの工具でタイル材を押さえます。
そうすると玉状になっていたタイル材が潰れ、不規則な模様が生まれます。
外壁の仕上げとして吹き付けタイルを用いる場合、ほとんどの施工がこの押さえ仕上げによっておこなわれます。
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ボンタイル(吹き付けタイル)のリフォームまとめ
ボンタイルでの外壁塗装リフォームは、ボンタイルはアクリル系の塗料で仕上げられていることが一般的であり、10年程で寿命がきてしまいます。硬質タイプと弾性タイプそれぞれの特徴を考慮しながらリフォームを行いましょう。外壁塗装のリフォームには、足場の設置代が別途必要なので注意しましょう。
外壁リフォームの施工経験が豊富な業者に相談し、 リフォーム費用や工期などのご希望に合うプランを提案してもらいましょう。
綺麗なボンタイルでの外壁を実現しましょう。