「外壁塗装のリフォームを考えている」「外壁塗装の費用を知りたい」「40坪の住宅だとどれくらい?」などと考える人は多いのではないでしょうか? 外から見て劣化を感じられなくても、壁は劣化しているはずです。ご自宅の外観を維持するために、外壁塗装を検討しましょう。
今回は、40坪の住宅の外壁塗装のリフォームについて、工事費用や目安時期、役割のポイントを徹底解説します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
40坪の外壁塗装の費用相場
ここでは、塗料の種類ごとの40坪の住宅の外壁塗装にかかる費用をご紹介していきます。
アクリル塗料での外壁塗装にかかる費用
アクリルの耐久年数は3~8年といわれており、塗料の中で最も安価です。
最近では外壁のリフォームにほとんど使われなくなった塗料で、他に比べて汚れやすく、耐久性が低いです。
40坪の住宅のアクリル塗料での外壁塗装にかかる費用は、25万円~です。
ウレタン塗料での外壁塗装にかかる費用
ウレタンの耐久年数は5~10年といわれています。
塗料の中でも、価格・耐久性・機能性の3つにおいてバランスが良く、以前は外壁塗装の主流となっていました。ウレタンは、密着性に優れ、複雑な面の塗装にも使いやすいですが、あまり耐久性は高くないです。
10年以内に塗り替えたい、目先のリフォーム費用はとりあえず抑えたいという方には、このウレタン塗料が最も適しています。
40坪の住宅のウレタン塗料での外壁塗装にかかる費用は、28万円~です。
シリコン塗料での外壁塗装にかかる費用
シリコンの耐久年数は7~15年といわれています。
特徴として、湿気を通しやすい素材のため、塗装膜が剥がれにくく、カビや藻が生じにくいことが挙げられます。
また、内部結露を防止する効果もあるため、シリコン塗料で結露対策として外壁をリフォームする方もいます。
40坪の住宅のシリコン塗料での外壁塗装にかかる費用は、40万円~です。
ラジカル塗料での外壁塗装にかかる費用
ラジカルの耐久年数は8~16年といわれています。
ラジカル塗料は、2015年発売の最新塗料で、フッ素塗料と比較して機能面では変わらないが、値段が安いです。
40坪の住宅のラジカル塗料での外壁塗装にかかる費用は、47万円~です。
フッ素塗料での外壁塗装にかかる費用
フッ素の耐久年数は12~20年といわれており、他の塗料に比べると高い耐久性を持っています。
フッ素はフライパンなどの身近なものから高層ビルなどの建造物にも使われており、耐摩耗性・耐熱性・防汚性に優れています。また、水が密着しやすい性質であるため、雨で自然に汚れが落ちていくなど様々な特徴があります。
40坪の住宅のフッ素塗料での外壁塗装にかかる費用は、66万円~です。
無機塗料での外壁塗装にかかる費用
無機の耐久年数は20~25年といわれています。
無機塗料とは、主に「炭素を含まない物質」を原料として作られる塗料のことです。
無機塗料には、ガラスや鉱物などが含まれ、紫外線に強く、劣化しにくく、非常に硬く、燃えにくいという特徴があります。
40坪の住宅の無機塗料での外壁塗装にかかる費用は、82万円~です。
外壁塗装以外の外壁リフォームにかかる費用
外壁リフォームには、外壁塗装以外にも張り替えやカバー工法があります。
ご自宅の外壁の状態によって、リフォーム方法を選びましょう。
また、地域やリフォーム業者によっても価格が左右されるため、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
カバー工法:130〜220万円
張り替え工法:150〜300万円
こちらの記事では、塗料のもっと詳しい情報や外壁塗装以外の工法の費用が、わかりやすく解説されています。
外壁塗装の工事費用と塗料ごとの価格を比較|2023年版外壁塗装とは
ここでは、外壁塗装についてやメリットなどを詳しく解説していきます。
外壁塗装とは
外壁塗装とは、建造物の外壁がそれほど劣化していない場合に行うリフォームのことです。
建物を保護することや、防水機能を持たせること、美観を保つことなどの目的で行われています。
塗装は、建造物の大きさや、劣化の状態によって使用する塗料の量が変化したり、塗料の機能や耐久性などによって、工事に要する金額が変化します。
外壁塗装の目安時期
外壁塗装の目安は一般的に築10年とされ、理由は2つあります。
1つ目は、劣化症状が明確に現れるのに10年程度かかるためであり、2つ目は、外壁塗料の耐用年数の多くが10年前後であるためです。
外壁塗装にはシリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料、ラジカル塗料などがあり、それぞれ耐用年数が異なるため、最初にどの塗料が塗られたのかによって、耐用年数が切れる時期が異なります。
外壁を長く保護するためには、10年サイクルでの塗装がおすすめされます。
外壁塗装のコストを抑える方法
- 塗料のグレードを落とす
塗料の種類によって、値段はさまざまです。グレードによって防汚性や耐熱性は変わり、外壁にとって必要かどうか考えましょう。施工業者に進められるまま塗料を選ぶと、思わぬ高額な出費になってしまう可能性がありますので、提案された塗料の特徴を聞いて、自分にとって必要か検討してください。 - 他のリフォームと合わせて行う
外壁リフォームを行う際に、ほとんどの場合足場が必要になります。足場だけで15万円ほどかかってしまうため、屋根のリフォームや雨どいの交換などの足場を使うリフォームを外壁リフォームに合わせて行いましょう。 - 交換工事費用が安いリフォーム業者にお願いする
外壁のリフォームをするなら、明朗価格な住宅設備協同組合にお任せください。
リフォーム事業を中心に、住宅設備関連事業を行っており、住宅設備のリフォームに特化した協同組合として事業活動をしております。外壁のリフォームだけでなく、システムキッチンの導入、ユニットバスやトイレ、洗面台のリフォーム・取付けも行っており、施工後のアフターサービスも充実しています。
地域ごとに施工事例を載せていますので、ご検討中の方はぜひご覧ください。
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外壁塗装の役割
ここでは、外壁塗装の役割をご紹介していきます。
美観の維持
外壁塗装をすることで、建物の外観を新築時の美しい状態に復元できます。
また、従来とは異なる色を選ぶことで、建物に新しい雰囲気を与え、リフォームすることもできます。
耐久性の向上
塗料は壁面を保護し、外壁の耐久性を向上させるため、建物全体の寿命を延ばすことができます。
つまり、外壁だけでなく建物自体を守ることができるのです。
断熱性や遮熱性の向上
塗料には、断熱や遮熱の効果を持つものがあります。
この塗料を使うことで、室内の温度の上昇や低下を抑えることができます。
すると、冷暖房の効果が向上し、電気代の節約や省エネにつながるのです。
防汚性の向上
多くの塗料には、防汚効果があるものがあります。
これにより、外壁が汚れにくくなり、美しい壁面を長く維持することができます。
40坪の外壁塗装リフォームまとめ
外壁塗装は、住宅の外観を美しい状態に戻したり、断熱性や遮熱性の向上を図ることが出来ます。外壁塗装の最適な時期として、10年程を目安に施工すると良いでしょう。また、塗料の種類は、自宅にあったものを事前に情報を収集することが大事です。
外壁の施工経験が豊富な業者に相談し、費用や工期などご希望に合ったプランを提案してもらうとよいでしょう。
いつまでもきれいな住宅を維持するために、外壁塗装のリフォームを行いましょう。