【施工事例6つ】水回りのリフォーム費用や工事期間は?

「浴室やトイレをリフォームしたい」「洗面台の水垢が取れない」「水回りの設備が劣化してきた」などと感じた人はいますか?
水回りの設備は毎日使う場所です。そのため、快適で使いやすい場所にしたいと思うのは当然です。しかし、年数が経つにつれて水回りの劣化や汚れが目立ってくることもあります。そんなときには水回りのリフォームをおすすめします。

今回は、水回りのリフォームについて、工事費用だけでなく、施工事例も一緒に徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

水回りリフォームの費用相場

ここでは、水回りのリフォームにかかる費用の相場をそれぞれ解説していきます。

水回りとは?

キッチン・浴室・トイレ・洗面台の4か所をまとめて水回りといいます。

10~20年を目安にリフォームするのが一般的です。
表面的には何もなく使えるように見えても、給排水管の内部など目に見えづらい部分が劣化している可能性が多くあります。放っておくと水漏れやカビの発生といったトラブルの原因となることもあるため、適切なタイミングでリフォームするとよいでしょう。

キッチンリフォームにかかる費用の相場

キッチンのリフォーム費用は、工事費だけでなく、素材、機能性、デザインなどによって変動します。

一般的なキッチンの場合、50~70万円が相場ですが、対面型やアイランドキッチンは70~100万円で施工可能です。
ハイグレードクラスのキッチンでは、100万円以上かかることもあり、大型オーブンや高品質素材が使用されます。

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浴室リフォームにかかる費用の相場

  • 在来浴室からユニットバスへの交換費用:60万~150万円
  • 古いユニットバスからユニットバスへの交換費用50万~150万円
  • 浴槽のみの交換費用7万~15万

こちらの記事では、お風呂の交換リフォームの費用を分かりやすく解説しています。

【施工事例6つ】水回りのリフォーム費用や工事期間は?

トイレリフォームにかかる費用の相場

  • 節水型トイレへの交換
    各メーカーのブランドによって変わりますが、およそ15~40万円といわれています。既存のトイレから節水型のトイレに変えるので、便器だけでなく一式撤去になります。そのため、工事費が少しかさみ、古いトイレの処分費用もかかります。
  • 和式トイレから洋式トイレへの交換
    一般的に25~60万円が相場といわれています。和式トイレから洋式トイレにリフォームする際は、同時に床や壁のリフォームを行うため、洋式トイレの交換と違い、工事費がさらにかかります。

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洗面台リフォームにかかる費用の相場

  • 単純な洗面台リフォーム
    洗面台の取っ手交換や水栓の交換、鏡の交換などの比較的簡単なリフォームのことで、この場合の洗面台リフォームの費用相場は、1~3万円程度となります。
  • 部分的な洗面台リフォーム
    洗面台の一部分のみを取り替えるリフォームで、洗面ボールや洗面カウンターのみを交換する場合などが該当します。この場合の洗面台リフォームの費用相場は、10~20万円程度となります。
  • 全面的な洗面台リフォーム
    新しい洗面ボールや洗面カウンター、鏡、照明などの交換が対象で、この場合の洗面台リフォームの費用相場は、30~50万円程度となります。ただし、オーダーメイドや高級な素材を使用する場合は、それ以上の費用がかかることがあります。

洗面台の交換リフォームの費用についての詳細はこちらをご覧ください

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水回りの設備の耐用年数

ここでは、水回りの設備や耐用年数についてご紹介していきます。

キッチンの耐用年数は?

キッチンには様々な設備があり、それぞれ耐用年数は異なります。

食器棚やカウンターは20~25年、シンクは15年程度、オーブンは10~15年が耐用年数の目安とされています。

ただし、設備の使用頻度、日々のお手入れやメンテナンスのによって耐用年数は大きく変わります。

浴室の耐用年数は?

一般的に浴室の耐用年数は22年といわれています。しかし、実際の浴室の寿命は、設備の品質やメンテナンスの頻度、使用環境などによって異なりますが、毎日家族で使用した場合は10~15年ほどとなります。

浴室内の汚れ・カビ・錆が目立つ、嫌なにおいが取れないなどの目にみえる劣化や、設定した温度に調節ができない等の故障トラブルがあった場合は、浴室のリフォームが必要です。

トイレの耐用年数は?

トイレの耐用年数は一般的に15年といわれています。ただ頻尿でよくトイレに行く、3人以上の家族連れなど、人数が多くて使用頻度が極端に高い場合は、10年で故障してしまうことも珍しくありません。

また故障していなかったとしても、古いトイレを使用していると、汚れやにおいがずっとこびりついて衛生的によくないため、気になったらすぐにでもリフォームすることをおすすめします。

洗面台の耐用年数は?

洗面台の耐用年数は、15~20年といわれています。

しかし実際の寿命は、洗面台のボウル部分は陶器製のものが多いため比較的長いですが、一日に何度も使ったり普段の使い方によっては、劣化が早くなります。

そのため、10年程でひび割れが起きる可能性があります。

また、洗面台に水滴がついたままになると、水垢が付着しやすく、表面が傷つきやすくなります。製造材料も影響しており、洗面台がプラスチックで作られている場合は、寿命が短くなる傾向があります。

 

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水回りリフォームの施工事例

ここでは、水回りの設備であるキッチン・浴室・トイレ・洗面台の施工事例を紹介していきます。

キッチンリフォームの施工事例

築15年の戸建てのキッチンのリフォーム事例

新式のシステムキッチンを導入し、壁やキャビネット(棚)のデザインや素材を変えました。

Before

タイル壁の撤去と
最新の水栓への交換のご依頼でした。

After

壁は真っ白な壁紙へ張り替え、
キャビネット(収納スペース)にはモダンなデザインを採用しました。

築20年のマンションのキッチンのリフォーム事例

年式が古いキッチンを使っていたため、新式のシステムキッチンに変えました。

Before

キャビネット(収納スペース)のデザインがとてもシンプルで倦んでいる様子でした。
また、システムキッチンの導入も検討していました。

After

上下のキャビネットには現代風なデザイン取り入れ、上品な佇まいへ。
システムキッチンを使い始め、理想的なキッチンに近づくことが出来ました。

浴室リフォームの施工事例

築25年の戸建ての浴室のリフォーム事例

在来浴室からユニットバスにリフォームし、タイルから現代風なデザインに生まれ変わりました。

Before

経年劣化による傷や汚れはあまりなく状態も良かったですが、
壁や床のタイルが気になるようでした。

After

落ち着いた雰囲気を醸し出す浴室に変化しました。
鏡の横にあった棚も移動し、空間を広く感じられるようになりました。

築20年のアパートの浴室のリフォーム事例

棚が多く、物を置くと散乱したイメージでしたが、水栓まわりをスッキリとさせることで広々とした浴室になりました。

Before

経年劣化による落ちない汚れが
床や掃除しづらい角に見られました。

After

白色を基調としたデザインを採用し、
ライトに照らされ、明るい雰囲気になりました。

トイレリフォームの施工事例

築10年の戸建てのトイレのリフォーム事例

ウォシュレットが壊れてしまったため、同じタイプのトイレに改修し、合わせて床や壁も張り替えました。

Before

ウォシュレットが壊れてしまい、
最新のものに変更したいとのご依頼でした。

After

ウォシュレットや本体の変更だけでなく、
壁・床の改修も行い、素敵なトイレットに変貌しました。

洗面台リフォームの施工事例

築30年のアパートの洗面台のリフォーム事例


経年による劣化から壁紙が剥がれ落ちてきてしまったため、リフォームしました。また、トイレと同時に施工したため、工期が予定より短くスムーズに終えることができました。

Before

使い始めて10年、洗面台のお手入れはしていたが、
手が届きにくい壁や高いところが気になっていました。

After

ライトを二つに分け、LED電球に取替えて明るくなりました。
また、洗面台全体の壁や床を張り替えて、居心地の良い室内と変化しました。

水回りリフォームに関するよくある質問

水回り3点セットってなに?

リフォームでよく言われる水回り3点セットは、キッチン、お風呂、トイレを一気にリフォームすることです。4点セットだとここに洗面台が加わります。まとめて工事をすることで工事時間を減らすことができるだけでなく、職人の人件費を抑えられるので単体でリフォームするよりコスパがよくなります。

水回りリフォームをやるべき時期は?

リフォームにあまり時期は関係ないため、一年中リフォームできますが、職人が休暇をとることが多い年末年始は避けていただいた方が良いと思います。

水回りリフォームの適切なタイミングは?

「住宅設備が故障したら」「前回の工事から15年が経過したら」「掃除しても消えない汚れがでてきたら」以上3つが適切なタイミングとなります。

水回りリフォームで最も重要なポイントは何ですか?

業者選びとなります。特に外壁やその他の大規模リノベーションと違って、水回りリフォームは業者によってそこまで価格差があるわけではないため、リフォーム業者が継続的にアフターフォローしてくれるのか、何かあった時に頼れるのかといった「長い付き合いができそうな業者か」という軸でリフォーム業者は選ぶと良いでしょう。

水回りのリフォームまとめ

どの水回りの設備は毎日頻繁に使う場所です。使い勝手のよい住まいのために、設置してから10〜20年を目安にリフォームをしましょう。
施工事例を参考に、経験豊富な業者へ相談し、工事費用や工期などご希望に合うプランを提案してもらいましょう。
理想的で年中快適に暮らせる住まいづくりを実現しましょう。