洗面所2畳のおすすめレイアウト!狭く感じない裏ワザは?

「トイレ2畳が狭く感じる」「狭く感じるときの対処法は?」「洗面所を綺麗に保つには?」などと考える人は多いのではないでしょうか?
洗面所を使いやすく清潔に保つことで、日々の生活が快適になります。そのためには、スペースを広く保ち、できるだけ居心地の良い空間にすることが大切です。

今回は、洗面所2畳のおすすめレイアウト、狭く感じる理由や綺麗に保つポイントなどを徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

洗面所2畳のおすすめのレイアウト

一般的に、家庭の洗面所は1坪程度の広さが多く、狭い空間ではありますが、工夫次第で使いやすく快適な場所になります。道具の配置やレイアウトを考慮することで、よりスムーズな動線を作り出すことができます。

ここでは、洗面所2畳のおすすめのレイアウトを解説していきます。

洗濯機上のスペースを「ランドリーラック」で有効活用

洗面所において、洗濯機周りのスペースは最も乱雑になりやすい場所の一つであり、洗剤や掃除用具などを散らかしやすいため、空間が窮屈に感じられることがあります。

しかし、この問題に対しては、ランドリーラックが非常に有効です。

洗濯機周りのデッドスペースを有効活用することができ、洗剤やランドリーバスケット、タオルなどをまとめて収納することができます。

洗面所上部のスペースを「つっぱり棒」で有効活用

洗面所の上部につっぱり棒を設置すれば、フックを使ってカゴをかけることができます。

同じ高さに複数の棒を渡すことで、棚としても利用することが可能です。

カゴを使って消耗品のストック置き場にしたり、引き出しに入りにくい大きさの洗剤などを置いたりすることができ、非常に便利です。
つっぱり棒を使用する際には、幅に合わせて適切な長さや耐荷重を確認して使用することが重要です。

全体のスペースを「ワゴン」で有効活用

洗面所のスペースは洗面台や洗濯機などが占拠しているため、これらを移動することはできません。

そこでおすすめしたいのが、キャスターが付いたワゴンです。

移動が容易で、服を入れるカゴやタオルなどを置くことができます。普段は洗面所内に置いておくことができますが、必要に応じて外に出して作業することもできるため、スペースを有効に使えると非常に便利です。

洗面所全体の色を白で統一

洗面所の広さを演出するための方法のひとつに、壁や天井、フローリング、家具などの細かな部分まで「白」で統一することがあります。

白は圧迫感がなく、開放感を与えてくれるカラーで、インテリアのコーディネート術でもよく使われます。

ただ、全部を白で統一すると少し無機質に感じる場合は、ぬくもりのあるカラーを少し加えることもできます。
また、観葉植物の小鉢などのグリーンを置くと、狭いながらもリラックスできる空間になります

こちらの記事では、洗面台のリフォームにかかる費用や施工事例を載せてあるので、誰でも分かるように詳しく解説しています。

洗面台の交換・リフォームのタイミングは?工事費用や施工事例は?

洗面所2畳が狭く感じる理由

一般的な家庭の洗面所は、2畳程度のスペースしかないことが一般的であり、使用中に狭さを感じることがよくあります。

ここでは、洗面所2畳が狭く感じる理由を解説していきます。

用途が多いため狭く感じる

洗面所が狭く感じる主な理由は、限られたスペースに多様な機能が集約されているためです。

お風呂やトイレは、基本的な用途しかないため、限られたスペースでも比較的広く感じられます。

しかし、洗面所では、脱衣や洗濯など多くの作業が2畳程度のスペースで行われるため、スペースが狭く感じられるのです。

物が多く狭く感じる

洗面所には、多種多様な用途に合わせた物が置かれるため、移動するスペースが限られる傾向にあります。

洗面台に加え、脱衣カゴやタオルを収納する棚などが必要になることがあります。

また、洗濯機が置かれる場合には、洗剤などの洗濯に必要な用具も置かれることがあります。
さらに、洗面所で衣服を干す場合もあります。

これら多数の物が存在すると、空間が狭くなってしまい、自由に動き回ることができなくなります。

洗面所を使うタイミングが被る

特に朝や夕方などの忙しい時間帯には、料理をしながら洗濯をするなど、洗面所への出入りが頻繁になります。

同じ時間帯に家族が身支度をしたり、お風呂に入ったりするため、洗面所を共有する必要があります。

しかし、家族の利用タイミングが重なるため、2畳の狭いスペースで複数人が使うと、より広いスペースがあればいいと感じることがあります。

 

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洗面所を綺麗に使いやすくするポイント

ここでは、洗面所を綺麗に使いやすくするポイントをご紹介していきます。

物を取り出しやすいように収納する

重要なのは、よく使うものを一箇所にまとめて収納することです。

物が散乱していると、配置を覚えきれずに探すことになります。
毎日使うものや、掃除の時だけ使うものなど、目的別に収納すると効率的です。

また、ストックしてあるものが何かすぐにわかるように、収納することも重要です。
細かいストック品は引き出しに入れてしまいがちですが、仕切りを使って品物の種類を分けておくと、一目で探しやすくなります。

使用する場所の近くに収納する

アイテムの配置も洗面所では重要です。

洗顔用品は洗面台の近くに、洗濯用品は洗濯機の周りや上に置くと取り出しやすくなります。
バスタオルなどはお風呂場の入り口に近い場所に置くと、濡れたまま移動する必要がなくなります。

スペースが不足している場合は、フックやつっぱり棒を利用して収納スペースを増やすことができます。

配置や収納は、平面だけでなく空間全体を考えて行うことが大切です。
このようにすることで、2畳のスペースでも効率よく使えてスッキリとした印象を与えることができます。

使ったらすぐに元に戻す

洗面所の収納を効率的に行い、同時に使用したものは元の場所に戻す習慣をつけることで、スペースを有効活用し清潔に保つことが大切です。

特に湿気が多いお風呂場では、衛生的にもすぐにしまうことを推奨します。
洗面所は日常的に使用する場所なので、自分なりの快適空間を作ることが望ましいです。

洗面所2畳のレイアウトまとめ

洗面所は一般的に2畳であり、用途が多かったり物が多かったりと狭く感じる要因がいくつかあります。しかし、ランドリーラックやつっぱり棒、ワゴンなど様々な工夫を加えることで、作業がスムーズになったりスペースを狭く感じなくなったりします。
平面だけでなく空間全体を意識して、快適な洗面所を実現しましょう。