「キッチンの水栓をタッチレスにしたい」「水栓周りの掃除を楽にしたい」「タッチレスの導入で後悔したことを知りたい」などと考えている人はいませんか?
タッチレス水栓は、手を近づけるだけでセンサーが反応し、手が汚れている場合でも水栓を触らずに手を洗うことができます。これにより、水栓を汚さずに衛生的な手洗いが可能となります。
今回は、タッチレス水栓について、導入後の後悔ポイントやメリット、本体価格などのポイントを徹底解説します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
タッチレス水栓の後悔ポイント6選
ここでは、タッチレス水栓を購入し、実際に使用して感じた後悔ポイントを解説します。
実際に使ってみないと分からないこともありますので、購入を検討する際には参考にしてください。
水量、水温の微調整が手動
水を出す際には、手をセンサーにかざします。
センサーは2箇所あり、1つは水が出る箇所で、もう1つは温水が出る箇所です。
温水の箇所のセンサーには、水温や水量を設定するためのレバーがありますが、設定した後はその温度と量が出るようになります。
しかし、頻繁に調整が必要な場合や少量の水を必要とする場合にはやや不便です。
レバーは一般的な水栓と同様に調整可能です。
導入コストが高い
普通の水栓に比べて、タッチレス水栓は高価格帯になっていることがあります。
そのため、家の価格を抑えたい人やローンの支払いを抑えたい人は、よく検討する必要があります。
しかし、高い価格に見合う多機能性があり、投資した分のリターンを得られるかどうかをよく考える必要があるでしょう。
意図しない場合に水が出てしまう
センサーに関する問題ですが、意図しない時に水が出ることがあります。
これは、センサーの近くに手や腕が触れてしまい、誤って反応してしまうためです。
つまり、本人が意識していない場合でも、誤ってセンサーに触れてしまうことがあるということです。
水が出るまでにタイムラグがある
タッチレス水栓は、センサーに手をかざしてから水が出るまで、わずかなタイムラグがあります。
通常の蛇口では、ひねった瞬間や開けた瞬間に水が出るため、タッチレス水栓に慣れていない人には少し「遅い」と感じるかもしれません。
しかし、使い慣れるとタイムラグを気にすることはほとんどなくなるでしょう。
停電時に使用できない
タッチレス水栓は、停電時に使用することができません。
これは、タッチレス水栓のバルブが電動式であるためで、電気によってバルブの開閉を行っているためです。
つまり、停電が発生するとバルブを動かすことができず、水を出すことができなくなってしまいます。
浄水器の後付けができない
タッチレス水栓には、浄水器が内蔵されているものとされていないものがあります。
内蔵されていない場合は、将来的に浄水器を使用するかどうか考慮する必要があります。
また、タッチレス水栓には一般的な蛇口に付けるタイプの浄水器は使用できず、新築に引っ越した場合は塩素の匂いが気になって浄水器を使用したいという人も多いということです。
ご家族やご自分の使用状況に合わせて選ぶ必要があります。
タッチレス水栓のメリット
ここでは、タッチレス水栓のメリットを詳しく解説していきます。
水栓に触れずに操作が出来る
タッチレス水栓の利点は、生の肉や魚を調理しているときや、手が泡だらけのときでも、手を触れる必要がないため、蛇口が汚れず、清潔に保つことができることです。
操作も簡単で、家事がスムーズに行えます。
水濡れがなくお手入れが簡単
タッチレス水栓を使うことで、水栓周りの水垂れや水アカ、カビの発生が減り、掃除の手間が減少するという利点があります。
また、水栓を触らずに水を出せるため、衛生面でも優れていると言えます。
節水効果が高い
タッチレス水栓は、自動的に水を止めるため、節水につながります。
また、握力の弱い高齢者や、まだハンドルをうまく操作できない子どもでも簡単に使用できるため、水の無駄遣いを防止することができます。
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タッチレス水栓とは
ここでは、タッチレス水栓についてや、寿命や交換時期、価格の目安を解説していきます。
タッチレス水栓とは
タッチレス水栓とは、手を触れることなく操作できる水栓のことです。
水栓にはセンサーが装備されており、手をかざすだけで水が出ます。
手を遠ざけると自動的に止水されるので、水の無駄遣いも防げます。
特に、力の弱い高齢者や小さな子どもでも操作が簡単で、手を汚さないので衛生的です。
また、水栓周りの汚れや水垢も減るので、お掃除の手間も軽減されます。
タッチレス水栓は、忙しい主婦や掃除のしやすい環境を求める方には特におすすめのアイテムです。
タッチレス水栓の寿命と交換時期
タッチレス水栓は、電気式や乾電池式を問わず、約10年程度が耐用年数とされています。
10年間使用した後、センサーの反応が鈍くなったり、水が正常に止まらなくなった場合は、交換が必要です。
特に、乾電池式の場合は、1〜2年ごとに乾電池を交換する必要があります。
タッチレス水栓の価格の目安
センサー式のタッチレス水栓は、電源や電池が必要となるため、電源接続が困難な場合には乾電池式が適しています。
タッチレス水栓本体の価格は、約35,000円からとなっています。
また、こちらの記事では、タッチレス水栓だけでなくキッチン全体のリフォーム費用を詳しく解説しています。
【2024年8月】キッチン交換リフォーム費用を部位別解説タッチレス水栓のリフォームまとめ
タッチレス水栓は、手を触れることなく操作できる水栓のことで、非常に人気の水栓です。しかし、実際に使用しないと分からない点や後悔する点があります。この記事を参考にしてリフォームを検討してみてください。導入後は、10年を目途に交換してください。
DIY以外での設置なら、信頼できる業者を選び、ご希望に合ったプランを提案してもらってください。また、水栓だけでなくキッチン全体のリフォームと一緒に行うことで、費用が安くなる場合もあります。
便利で快適なキッチンの水栓を実現するために、タッチレス水栓に変更しましょう。