「お風呂の隅々まで綺麗にしたい」「浴槽エプロンの掃除がしたい」などと思っている方はいますか?
多くの人が浴槽のエプロンを「掃除したことがない」というかもしれません。エプロンの内側には目に見えにくい場所にカビや汚れがたくさん付着している可能性があります。
今回は、浴槽エプロンについて、掃除の仕方や役割を徹底解説します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
浴槽エプロンとは
ここでは、浴槽エプロンについてや役割などを解説していきます。
浴槽エプロンは外せる?
浴槽エプロンとは、バスタブの側面に取り付けられたカバー状の部品であり、取り外すことができますが、普段はあまり開ける機会がありません。
そのため、浴槽エプロンの内部にはカビや他の汚れが溜まっている可能性が非常に高いと言えます。
こちらの記事では、汚れがつきにくい製品をたくさん取り扱っているTOTOのユニットバスについてを解説しています。
TOTOユニットバスのおすすめ製品|特徴や価格を紹介浴槽エプロンの役割は?
バスタブの側面を覆い隠し、長方形の形状に整えるために、浴槽のエプロンが設置されています。
また、エプロンはお湯を冷めにくくする役割も持っています。
エプロンがない場合、浴槽は見た目にもよろしくなく、お湯もすぐに冷めてしまいます。
エプロンはカバー状の部品であるため、取り外すことができます。
浴槽エプロンが付いていなかったり取り外せない場合は?
全ての浴槽のエプロンが外せるわけではありません。
ホテルのユニットバスなど、浴槽と床や壁が一体となっている場合や、浴槽が埋め込まれている場合には、エプロンが付いていないことがあります。
また、側面にタイルが使用されていたり、エプロンが固定されている場合や、エプロンを固定するネジが外せないようになっている場合、エプロンを取り外すことができない浴槽もあります。
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浴槽エプロンの掃除方法
エプロンの内側には、髪の毛やホコリ、カビなどの汚れがたくさん付着している可能性があります。この汚れを取り除くためには、塩素系漂白剤やブラシなどを使用して、しっかりと掃除することが大切です。
ここでは、浴槽エプロンの掃除方法を解説していきます。
浴槽エプロンを外して掃除する方法
まずは、浴槽エプロンの取り外し方です。
エプロンに外し方を示したシールが貼ってある場合には、指示に従って外すようにしてください。
手順が示されていない場合には、以下の手順でエプロンを外すことができます。
- エプロンがねじで固定されている場合は、ねじを外す。
- エプロンの下に指をかけ、少し持ち上げる。
- 持ち上げたまま手前に引く。
浴槽エプロンを取り外し後の掃除の手順は以下になります。
- エプロンを外し、立てかけておく
- 50~60℃くらいの温度の強めのシャワーで、エプロンの内側と内部の汚れを洗い流す
- エプロンの内側やエプロン内部に塩素系洗剤を付ける
- ブラシやスポンジでこすって汚れを落とす
- 50~60℃くらいの温度のシャワーで、汚れと洗剤をよく洗い流す
- カビや汚れが残っていたら、スポンジやブラシで再度こする
- もう一度シャワーをかけて、洗剤や汚れをしっかり洗い流す
- エプロンの内側とエプロンの内部を雑巾で拭き、水気を取る
- 窓を開けて換気扇を回したまましばらく放置し、エプロンの内側と内部を乾かす
- エプロンを元のように取り付ける
掃除をした後は、エプロンの内部をドライヤーなどで乾いた状態にすることが重要です。
浴槽エプロンを外さずに外側だけを掃除する方法
浴槽エプロンを外さずに掃除する場合は、基本的にエプロンの外側を掃除することになります。
手順は、まずシャワーで汚れを洗い流し、お風呂用洗剤を付けてスポンジやブラシでこすり、強めのシャワーで洗剤と汚れを流すことです。
もしカビが生えている場合は、カビ取り用洗剤を付けてしばらく放置し、ブラシやスポンジでこすり、最後にシャワーで汚れと洗剤をしっかりと洗い流すことできれいにすることができます。
浴槽エプロンを外さずに内側を掃除する方法
浴槽エプロンを外さずに内側を掃除する方法として、以下の手順で内部を掃除する方法があります。
- エプロンを外さずに、風呂場の排水溝にふたをして、プラスチック袋を敷くことで排水溝を防ぎます。
- 浴槽に50℃くらいのお湯を張り、酸素系漂白剤を入れます。
- 浴槽の栓を抜いて、エプロン内部に酸素系漂白剤の入ったお湯を流し込みます。
- しばらく放置した後、排水します。
- 浴槽にお湯か水を張り、栓を抜いて、エプロン内部を行き渡らせてすすぎます。
- 汚れがひどい場合や洗剤残りが気になる場合は、何度かすすぎます。
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浴槽エプロンのよくある質問
ここでは、浴槽エプロンのよくある質問に答えていきます。
浴槽エプロンのおすすめの掃除時期は?
エプロンの内部は、梅雨入り前から梅雨に入った頃や、9~10月の台風シーズンやその前など、年に2回程度掃除するのが適切です。
湿気が多いとカビが繁殖しやすいため、雨の多い季節にはすでにたくさんのカビが生えている可能性があります。
したがって、エプロンの内部の掃除も頻繁に行わなくてもよいですが、年に2回程度は行うことがおすすめです。
浴槽エプロンはなぜカビが生えやすい?
カビは、汚れ(皮脂、汗、殺菌剤など)が蓄積しやすく、20~35℃の温度帯に生息しやすいです。
浴槽エプロンは、湿気がたまりやすく逃げ場がない場所で、掃除があまりされていない場所のため、特にカビが生えやすいです。
浴槽エプロンを外さなくても内部を掃除できる?
浴槽が排水溝によって十分な排水ができ、床の高さ差がなく、かつ酸素系漂白剤に対して耐性がある場合には、浴槽エプロンを取り外さず掃除が可能です。
浴槽エプロンの掃除まとめ
浴槽エプロンは、掃除する機会があまりないため、カビが非常に溜まりやすい場所です。浴槽エプロンを外して掃除することが一般的で最も汚れが取れる方法ですが、取れない場合や取らずに掃除する方法もあります。
換気をしっかりしながら浴槽を綺麗に保ちましょう。