「勝手口のドアをリフォームしたい」「勝手口のドアが固くて開けにくい」「勝手口を作りたい」などと考えている方はいますか?
勝手口からの防犯面や断熱性が気になる方は、勝手口のドアのリフォームをおすすめします。
今回は、勝手口ドアの交換リフォームについて、工事費用やメリットなどを徹底解説します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
勝手口ドアの交換にかかる費用と期間
ここでは、勝手口のドアの交換リフォームにかかる工事費用の相場や工事期間を解説していきます。
勝手口ドアのみの交換(カバー工法)にかかる費用と期間
勝手口ドアが劣化していたり、防犯面が心配だったりする場合、ドアを交換するだけで問題を解決できるかもしれません。
勝手口ドアだけを交換する場合、一般的には「カバー工法」と呼ばれる方法で、ドアだけを新しくする工事が行われます。
勝手口ドアをカバー工法で交換リフォームすると、約20万円程度のリーズナブルな費用で可能です。
この価格には勝手口ドアの本体代と工事費用が含まれているため、気軽にドアのリフォームをすることができます。
勝手口ドアをカバー工法で交換する場合、工事は早くて数時間、最大でも1日で完了します。
このようにスピーディーに施工ができるのが、カバー工法の大きな魅力です。
勝手口や土間の新設にかかる費用と期間
勝手口を新設したり土間を作るなど、壁や床を壊して住宅の構造を変える大規模な勝手口リフォームには、高額な費用が必要です。
費用はケースバイケースで数十万円以上になることがあり、最も安い場合でも約30万円以上が必要となるでしょう。
勝手口ドアを交換するだけの工事よりも費用が高くなるため、注意が必要です。
勝手口の新設にかかる期間は、およそ1週間前後です。
勝手口とは
ここでは、勝手口についてやよくある問題点を詳しくご紹介します。
勝手口とは?
戸建て住宅の勝手口は、家事をしやすくするために設けられるものです。
最近の住宅ではキッチン・お風呂・トイレなどの水まわり設備がライフスタイルに合わせて住宅の各所に配置されることが多いです。
しかし、かつての住宅では北側に水まわり設備が集中する構造が一般的でした。
このような場合、勝手口があることで「買い物の荷物をキッチンへ運ぶ」「ゴミ出しを行う」といった家事を効率的に行うことができます。
勝手口は家事をスムーズに行うための便利な要素として機能しています。
こちらの記事では、勝手口に隣接していることの多いキッチンの施工費用やリフォーム情報をまとめています。
【2024年8月】キッチン交換リフォーム費用を部位別解説勝手口によくある問題点は?
- 断熱性が低い
勝手口の一般的な問題点として、断熱性が低いことが挙げられます。
勝手口には一般的に安価なドアが取り付けられることが多く、これらのドアは断熱性が考慮されていない製品が多いです。 - 勝手口ドアに窓がないと暗い
一部の住宅では防犯対策のために窓のない勝手口ドアを意図的に設置している家庭もあります。
窓がなければガラスを割られる心配がないため、防犯性が向上しますが、窓がないと太陽の光が入らず、昼間でも暗くなるという難点もあります。 - 換気がしにくい
勝手口によくある問題の1つとして、換気がしにくい点も挙げられます。
古い勝手口ドアには採風用の窓が付いていないことがあり、換気をするためにはドアを開けっ放しにする必要があります。
しかし、勝手口ドアを開けっ放しにすることは防犯上の懸念もあります。
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勝手口ドアを交換するメリット
ここでは、キッチンなどの勝手口ドアを交換するメリットをご紹介します。
断熱性が上がる
新しい勝手口ドアには、高断熱性の製品も多く販売されています。
勝手口ドアを交換することで、勝手口周りの断熱性を向上させることができます。
高断熱タイプの勝手口ドアは、価格差が約2万円程度であり、手軽に勝手口の断熱性を向上させることができます。
採光によりキッチンが明るくなる
新しい勝手口ドアには、標準でしっかりとした防犯対策が施されているため、採光用の窓を付けたとしても防犯性が低くなる心配はありません。
現在窓のない勝手口ドアを使用している家庭であれば、新しい勝手口ドアに交換するだけで、キッチンが自然光で明るくなることが期待できます。
かつての住宅では、キッチンに窓がないケースが多くあり、「そういうもの」と諦めるしかなかったかもしれません。
しかし、勝手口ドアを交換するだけで、キッチンに窓を付けずとも採光が可能になるのです。
こちらの記事では、キッチンに窓を設置した際のメリットやリフォームにかかる費用などを詳しく解説しています。
【画像有】キッチン窓の部屋の配置をプロが解説|交換費用も防犯性が上がる
古い勝手口ドアが取り付けられている場合、新しいドアに交換するだけで防犯性能が大幅に向上します。
新しい勝手口ドアには、鉄格子をガラス部分に設置したり、ツーロックやピッキングやこじ開けに強い鍵、取り外しにくいサムターンなどの防犯対策が施されています。さらに、割れにくい窓ガラスのオプションもあります。
最近は「居直り強盗」という住人に危害を加える犯罪も増加しており、古い勝手口ドアは交換リフォームして防犯性能を向上させることが重要です。
さらに、勝手口の防犯性を高めるためには、人が歩くと音がする砂利を敷いたり、センサーライトを設置するなどの対策も有効です。
勝手口ドアの交換と併せて、これらの対策も検討すると良いでしょう。
さらに防犯性の向上を図りたい方には、門扉のリフォームをおすすめします。
門扉(もんぴ)で自宅の防犯性があがります!費用や工期換気ができる
勝手口ドアを新しいものに交換すると、勝手口の換気がしやすくなります。
新しい勝手口ドアには通風・採風用の窓が設置されており、ドアを閉めたままでも鍵をかけた状態で換気ができる仕組みになっているからです。
通風・採風の窓をつけても価格に大きな差はありませんので、この機能はぜひ付けておきたいところです。
特にキッチンは臭いがこもりがちなので、換気扇を回していても勝手口ドアで換気ができる方が快適性が高まるでしょう。
勝手口ドアの交換リフォームまとめ
古い勝手口ドアを使用している場合、防犯性や断熱性に欠けることがあります。交換リフォームを行うことで、これらの問題が解決します。また、キッチンに勝手口がある場合、換気もでき、採光により全体が明るく照らされるメリットもあります。
リフォームを検討する際は、施工経験が豊富な業者に相談し、ご自宅の勝手口に合うデザインなどを提案してもらいましょう。
家事の効率を上げ、防犯性に長けた勝手口のドアを実現しましょう。