「庭の大きな石を撤去したい」「庭のお手入れに石が邪魔」「庭石の処分方法を知りたい」などと、庭をお持ちの方でこのように思った方は多いのではないでしょうか?
「庭石」は日本庭園において重要な役割を果たすものですが、自分好みの庭にリフォームする際や、ガレージの建設などの場合には、大きな庭石が邪魔になることもあります。
今回は、庭石の処分方法や処分にかかる費用、処分時の注意点を徹底解説します。
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住宅設備協同組合
東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。
庭石を処分する方法
ここでは、庭石を処分する方法を6つ解説していきます。
リフォーム会社へ依頼
r、不要になった庭石は、リフォーム会社が引き取ってくれる場合があります。
リフォーム会社に見積もりを依頼する際に、この点について相談してみると良いでしょう。
こちらの記事では、庭のリフォームの内容ごとの費用や注意点を詳しく解説しています。
庭・ガーデニングリフォームの注意点は?工事費用は?造園業者へ依頼
造園業者は、庭木の手入れや庭づくりに加え、庭石の引き取り処分も請け負っています。
ただし、費用は石の状態や種類、置かれている環境、大きさなどによって異なります。
状態の良い石であれば、無料で引き取りをしてくれる業者もありますが、引き取り不可の場合もあるため、複数の業者に問い合わせることをお勧めします。
自治体にゴミとして出す
自治体によって石をゴミとして出せるかどうかは異なります。
基本的には出せない自治体が多く、出せる場合も「小さく粉砕する」「100kgまで」「クリーンセンターに持ち込みのみ」といった条件がついていることがほとんどです。
分からない場合は、住んでいる自治体に問い合わせてみましょう。
解体業者へ依頼
解体業者や廃棄物処理専門の会社も、庭石の引き取りを請け負っています。
ただし、業者によって費用が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。
見積もりを依頼する際には、石の縦横奥行きのサイズや石が置かれている状況、道路までの状況などを伝える必要があります。
写真をメールなどで送ることで、より詳細な見積もりが可能です。
ただし、現場調査が必要な場合は有料の場合があるため、あらかじめ確認しておくことが重要です。
ホームセンターへ依頼
ホームセンターでも、商品購入などの条件を満たした場合には庭石の引き取りに対応している場合があります。
ただし、店舗によって対応が異なるため、事前に問い合わせることが必要です。
個人間での譲渡
自分では不要な庭石でも、必要としている人がいるかもしれません。
最近はインターネットなどで個人間での売買が手軽にできるため、そういったサービスを利用して譲渡先を見つけることもできます。
庭石処分にかかる費用
ここでは、庭石処分にかかる費用についてやコストを抑える方法を解説します。
庭石処分にかかる費用の相場
庭石の処分費用相場は、1kgあたり30円から40円程度となります。
景石と呼ばれる石は、重さが1トンを超えることも珍しくありません。
その場合、処分費だけでも3万円から4万円かかることがあります。
また、石の重さや個数、お庭の状況によって費用は異なります。
重機を使わない方法もありますが、騒音が大きいため近隣への配慮が必要です。
また、自治体によって石をゴミとして出せるかも異なるため、問い合わせが必要です。
庭石処分の費用を安く抑える方法
庭のリフォームで大きな石を処分する場合は、養生や外構の解体が必要になることが多いです。
そのため、将来的にリフォームをする場合には、庭石の処分と一緒に行うことでコストを抑えることができます。
リフォーム会社に依頼する場合は、外構や庭が得意なところを選ぶと良いでしょう。
こちらの記事では、外構やエクステリアのリフォーム工事についてを詳しくまとめています。
【2024年】外構・エクステリアのリフォームの費用相場と失敗事例庭石処分を無料で行ってくれる場合
庭石の処分費用は重さや個数、お庭の状況によって異なり、重機を使わない方法もありますが、近隣への配慮が必要です。
不用品として処分する場合は費用がかかりますが、誰か必要としている人に譲ることで無料引き取りや買い取りが可能です。また、個人売買やオークションサイトを利用することで全国規模で探すことができます。
また、造園業者やホームセンター、リフォーム会社でも無料引き取りを請け負っている場合がありますが、悪徳業者に注意が必要です。
必ず見積もりを取り、それ以外の費用がかからないか確認することをおすすめします。
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庭石を処分するときの注意点
ここでは、庭石を処分するときの注意点を詳しくご紹介します。
事故防止を徹底する
庭のリフォームで大きな石を処分する場合、100kg以下の石なら自分たちで撤去できることもありますが、大きな石は倒れたり砕かれたりすると危険が伴います。
安全確保と事故防止に十分注意し、必要に応じてプロの力を借りましょう。
また、石を砕く際には周囲への騒音にも配慮することが大切です。
業者に依頼する場合には必ず見積もりをもらう
不用品回収や撤去業者には、悪徳業者と呼ばれる集団が存在することがあります。
彼らは必要以上の人員を派遣し、無駄な作業を行い、高額な作業料金を請求することがあります。
このようなトラブルを避けるためには、事前に見積もりを依頼して内容を確認することが大切です。
金額だけでなく、追加費用や補償内容も確認し、納得できるまで話し合うことをお勧めします。
見積もり依頼時には石のサイズや状態を詳しく伝える
庭石の処分費用は石の重量によって大きく異なるため、重量を測ることが重要です。
しかし、大きな石の場合、測ることが困難な場合があります。
そのため、サイズや数、状態なども伝えることで、見積もりの精度が向上します。
必要な情報を事前に集め、正確な見積もりを取得することが大切です。
庭石処分まとめ
庭石を処分する方法はいくつかあり、自分に合ったものを選びましょう。庭石の処分費用相場は、1kgあたり30円から40円程度ですが、コストを抑える方法や無料で行ってくれる場合もあります。また、ご自身で撤去する場合には、事故防止を徹底して行いましょう。
業者に依頼する場合は、しっかりと計画を立てて、ご希望に合ったプランを提案してもらいましょう。
ご自宅の雰囲気に合わせて庭を作るために、庭石の処分を検討しましょう。