型落ちシステムキッチンリフォームが30万円!

「システムキッチンをリフォームしたいけどなるべく費用を抑えたい」「安くリフォームする方法は?」などと考えている人は少なくないのではないでしょうか?

キッチンリフォームは、型落ち品やアウトレット品の購入、条件に合う補助金の活用などで、費用を削減できる可能性があります。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3463号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

目次

システムキッチンのリフォームを安く行うポイント6選

今回は、システムキッチンのリフォームについて、できるだけ安くリフォームする方法や費用・工期、よくある質問を徹底解説します。

型落ちのキッチンを購入する

アウトレットで出品されているキッチンを選ぶ

キッチンの型や位置を変えない

特定のメーカーにこだわらない

業者の閑散期にキッチンリフォームを依頼する

補助金を利用する

【全国対応】キッチンリフォームの補助金・助成金の種類と申請方法

システムキッチンのリフォーム費用と工期

システムキッチンのリフォームの費用

システムキッチンのリフォームの工期の目安

システムキッチンのリフォームのよくある質問

おすすめのシステムキッチンのレイアウトは?

L型キッチンとは?費用は?収納スペースの数は?

キャビネット(棚)は引き出し式と扉式どちらが良い?

メンテナンスは必要?

システムキッチンリフォームまとめ

型落ち・アウトレット・展示品のシステムキッチンの違い

型落ち品・アウトレット品・展示品は、いずれも現行商品より安く購入できる可能性がありますが、商品の状態や値引きされる理由が異なります。それぞれの違いを理解したうえで、予算や希望する条件に合ったシステムキッチンを選びましょう。

種類主な状態特徴
型落ち品モデルチェンジによって旧型になった未使用品最新モデルより機能やデザインが古い一方、基本性能を備えた商品を安く購入できる可能性あり
アウトレット品旧モデル、余剰在庫、梱包不良品、小さな傷がある商品など値引きの理由や商品の状態が販売店・商品ごとに異なる点に注意
展示品ショールームや店舗に設置されていた商品実際の調理に使用されていなくても、展示中についた傷や汚れが残っている可能性あり

特にアウトレット品は、型落ち品や展示品を含む幅広い意味で使われることがあります。「アウトレットだから未使用品」と判断せず、展示歴や傷・汚れの有無、付属する設備・部材などを確認することが大切です。展示品はサイズやシンクの位置、カラーなどの仕様が決まっているため、自宅に設置できるか施工業者にも確認しましょう。

システムキッチンのリフォームを安く行うポイント6選

ここでは、システムキッチンのリフォームを安く行うポイント6選をそれぞれ解説します。

型落ちのキッチンを購入する

新商品が発売されると、旧モデルや在庫品が値引きして販売される場合があります。例えば、60万円のI型のシステムキッチンが50%OFFのセールであれば、30万円になります。型落ちのシステムキッチンは、最新モデルよりデザインや機能が古いものの、基本的な性能に大きな差がない場合もあります。最新機能やデザインにこだわらなければ、リフォーム費用を抑える選択肢になるでしょう。

ただし、型落ち品は在庫限りで、サイズやカラー、付属設備などの選択肢が限られます。希望する商品が見つかった場合は、自宅に設置できる仕様か確認したうえで検討してください。

アウトレットで出品されているキッチンを選ぶ

システムキッチンは、ショールームで使われていた展示品や旧モデルの在庫品などが、アウトレット品として販売されることがあります。

通常より安く購入できる可能性がある一方、展示品には傷や汚れが残っている場合があります。また、サイズやシンクの位置、カラー、付属設備などは基本的に変更できません。

購入する前に商品の状態や付属品を確認し、自宅に設置できるか施工業者へ相談しましょう。保証や返品の条件については、後述する注意点で詳しく解説します。

キッチンの型や位置を変えない

キッチンの位置や形状を変更すると、リフォーム費用が増加します。

例えば、キッチンの位置を移動したり、壁付けキッチンからアイランド型キッチンに変更したりする場合は、給排水管やガス管、電気配線などの移設・変更工事が必要になるためです。

また、同じ型のキッチンを選んでも、シンクとガスコンロの位置が既存のキッチンと異なる場合は、追加工事が発生することがあります。費用を抑えたい場合は、現在と同じ位置・形状・サイズを基本に検討しましょう。

特定のメーカーにこだわらない

キッチンのリフォームを格安で行う場合、特定のメーカーにこだわらないことも重要です。

同程度のグレードでも、メーカーや商品によって価格や標準仕様が異なります。また、リフォーム業者によって、取り扱っている商品や得意とするメーカー、仕入れ条件などが異なる場合があります。

予算や必要な機能を業者に伝え、複数のメーカーから条件に合う商品を提案してもらいましょう。メーカーを限定しなければ、型落ち品やアウトレット品も含めて選択肢を広げられます。

複数の業者から見積もりを取る

キッチンリフォームの費用を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取ることも大切です。

同じ型落ち品やアウトレット品を使用する場合でも、本体価格や工事費、配送費、廃材処分費などは業者によって異なります。見積もりを依頼するときは、商品や工事内容などの条件をそろえ、総額と内訳を比較しましょう。

金額が安くても、必要な工事が含まれていなければ、工事開始後に追加費用が発生する可能性があります。標準工事の範囲や追加料金が発生する条件まで確認したうえで依頼先を選んでください。

補助金を利用する

キッチンリフォームの内容によっては、国や自治体の補助金制度を利用できる場合があります。

対象となる工事や設備、申請方法、申請期限は制度ごとに異なります。着工後では申請できない制度もあるため、契約や工事を進める前に、利用できる制度と必要な手続きを施工業者や自治体へ確認しておきましょう。

こちらの記事では、キッチンリフォームに使える補助金情報を詳しく解説しています。

型落ち・アウトレットのシステムキッチンはどこで買える?

型落ち品やアウトレット品は、メーカーのショールームや量販店、ホームセンター、住宅設備の専門店などで販売されることがあります。購入先によって品ぞろえや工事対応、保証などが異なるため、それぞれの特徴を比較しましょう。

購入先特徴
リフォーム会社・工務店取引先から旧モデルや余剰在庫を取り寄せられる場合あり。商品選びから設置工事までまとめて相談しやすい購入先
メーカーのショールーム・正規販売店展示品の入れ替えやモデルチェンジに伴い、旧モデルや展示品が販売される場合あり。販売の有無や時期は店舗ごとの確認が必要
家電量販店・家具店・ホームセンター展示特価品や旧モデル、低価格のオリジナル商品などが主な選択肢。店舗によっては工事付きプランも利用可能
アウトレット専門店・ネット通販地域を問わず商品を探しやすい点がメリット。一方、商品代とは別に送料や搬入費、設置工事費がかかる可能性あり

型落ち・アウトレットのシステムキッチンを選ぶ際の注意点

型落ち品やアウトレット品は、現行商品より安く購入できる可能性がある一方、保証や部品供給などの条件が商品ごとに異なります。価格だけで判断せず、購入後も安心して使えるか確認することが大切です。

保証内容や返品条件を確認する

型落ち品やアウトレット品の保証内容は、メーカーや販売店、商品の状態によって異なります。通常のメーカー保証が付く場合もあれば、展示中についた傷や汚れが保証の対象外となる場合もあります。

購入前に、保証の開始日・期間・対象範囲に加え、水栓や食洗機、コンロなどの機器も保証されるか確認しましょう。初期不良が見つかった場合の連絡先や、返品・交換できる条件と期限も書面に残しておくと安心です。

交換部品の保有期間を確認する

型落ちのシステムキッチンは、購入時点ですでに製造を終了している場合があります。補修用性能部品の保有期間は購入日ではなく、製造打ち切りや生産終了を起点として定められていることがあるため注意が必要です。

例えば、LIXILのキッチン製品は製造打ち切り後6年、BL認定品は10年、TOTOのシステムキッチンは生産終了後10年が最低保有期間です。ただし、扉やワークトップ、組み込まれている機器などは保有期間が異なる場合があります。購入前に商品番号と製造終了時期を確認し、必要な部品をいつまで入手できるかメーカーや販売店に問い合わせましょう。

※参考:LIXIL.「キッチン製品の保証」.https://www.lixil.co.jp/support/warranty/kitchen/ ,(参照2026-09-10).

※参考:TOTO.「Q&A システムキッチンの補修用性能部品の最低保有期間は?」.https://qa.toto.jp/faq_detail.htm?id=252076&category=&page=1 ,(参照2026-09-10).

システムキッチンのリフォーム費用と工期

ここでは、システムキッチンの費用相場や工期の目安を詳しく解説していきます。

システムキッチンのリフォームの費用

住宅設備協同組合のキッチンリフォームの費用は以下の表の通りです。

システムキッチン一式680,000円〜ガスコンロ交換80,000円〜
キッチンシンク交換95,000円〜IHクッキングヒーター交換120,000円〜
キッチン吊戸棚交換158,000円〜キッチン水栓交換35,000円〜
レンジフード交換80,000円〜キッチンパネル仕上げ28,000円〜
ビルトイン食洗機交換60,000円〜レイアウト変更(アイランドキッチンの新設等)要相談

本体価格と工事費を含めた総額で比較する

型落ち品やアウトレット品を選んでも、安くなるのは主にシステムキッチンの本体価格です。既存キッチンの解体・撤去や給排水、電気、ガス、組み立て・設置などの工事費は、現行商品を設置する場合と大きく変わらないことがあります。

表示価格だけで判断せず、見積もりに次の項目が含まれているか確認しましょう。

  • システムキッチン本体と付属設備
  • 既存キッチンの解体・撤去費
  • 新しいキッチンの搬入・組み立て・設置費
  • 給排水・電気・ガス・換気フードの接続工事費
  • キッチンパネルや内装の工事費
  • 配送費や廃材処分費
  • 器具の追加や下地補修などの追加工事費

本体の割引率が高くても、工事費や付帯費用を加えると現行商品との価格差が小さくなる可能性があります。見積書に含まれる工事内容を確認したうえで、「本体価格+工事費」の総額を把握することが大切です。

システムキッチンのリフォームの工期の目安

システムキッチンのリフォームにかかる工期は、工事の規模や内容によって異なります。

既存のキッチンと同じ位置でシステムキッチンを交換する場合は、2~5日程度が目安です。壁や床などの内装工事を行う場合は5~10日程度、キッチンの移設やレイアウト変更を伴う場合は1~2週間程度かかることがあります。

給排水管やガス管、電気配線の移設、壁・床の下地補修などが必要になると工期が延びる可能性があります。住宅の状態や商品の納期によっても異なるため、具体的な工期は見積もりの際に施工業者へ確認しましょう。

システムキッチンのリフォームのよくある質問

ここでは、システムキッチンのリフォームに関するよくある質問を厳選してご紹介します。

おすすめのシステムキッチンのレイアウトは?

システムキッチンのレイアウトには、L字型、I字型、U字型、対面型などがあります。費用を抑えたい場合は、構造がシンプルで商品の選択肢が多いI型が候補になります。

ただし、適したレイアウトはキッチンの広さや家事動線、家族構成によって異なるため、価格だけで決めず使いやすさも確認しましょう。

こちらの記事では、L型キッチンのリフォーム情報を詳しく解説しています。

フロアキャビネット(下部キャビネット)は引き出し式と開き扉式どちらがよい?

システムキッチンのワークトップ(天板)下に設置されるフロアキャビネットには、引き出し式と開き扉式があります。最近の製品は引き出し式が多いものの、メーカーや商品シリーズによっては開き扉式も選べます。

引き出し式は、収納物を上から見渡しやすく、奥にしまった物も取り出しやすいのが特徴です。調味料や食器、調理器具などを整理して収納したい方に向いています。

一方、開き扉式は内部の仕切りが少ない仕様もあり、背の高い鍋や大きな調理器具などを収納しやすい点がメリットです。ただし、奥に入れた物を取り出す際に、かがむ必要がある場合もあります。

型落ち品やアウトレット・展示品はキャビネットの仕様が決まっている場合が多いため、購入前に引き出しの数や奥行き、開閉のしやすさを確認しましょう。

メンテナンスは必要?

システムキッチンを長く衛生的に使うためには、日常的なお手入れと定期的な掃除が必要です。

使用後はワークトップやシンクに付着した汚れや水分を拭き取り、排水口にたまったごみを取り除きましょう。レンジフードやコンロ、キャビネットなども定期的に掃除してください。

使用できる洗剤やお手入れ方法は素材・設備によって異なります。傷や変色を防ぐため、メーカーの取扱説明書に従ってメンテナンスすることが大切です。

システムキッチンリフォームまとめ

キッチンのリフォーム費用を抑えたい場合は、型落ち品やアウトレット品、展示品が選択肢になります。ただし、商品の状態やサイズ、付属設備、保証内容、交換部品の保有期間などを購入前に確認することが大切です。

また、本体価格だけで判断せず、設置工事費や配送費、追加工事費を含めた総額を確認しましょう。キッチンの位置や形状を変えず、複数社の見積もりを比較することも費用を抑えるポイントです。

工事内容が補助金制度の対象になる場合は、必要な手続きを事前に確認してください。価格と使いやすさのバランスを考え、希望に合ったシステムキッチンを選びましょう。