外壁サイディングは窯業(ようぎょう)系がおすすめ|材質ごとの費用や工期

「外壁のデザインが決まらない」「サイディングがの良さが分からない」「サイディングを使ってリフォームしようか悩んでいる」などと考える人は多いのではないでしょうか?理想の家づくりに必要不可欠な外壁にはこだわりたいですよね。

今回は、外壁サイディングについて、材質ごとの工事費用や工事期間についてなどを徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

サイディングとは

サイディングとは、住宅の7~8割に使われている外壁に貼る壁材のことです。

少し前までは職人が手作業で行い、重圧感と高級感が溢れる見た目のモルタルが主流でした。モルタルは経年劣化による色褪せや汚れに対して強く、耐用年数が長くメンテナンスの周期がサイディングよりも約2倍長いというメリットがありますが、手作業のため施工時間と費用が大幅にかかってしまいます。

現在では、モルタルよりデザインのバリエーションの豊富さと工事費用から、サイディングが主流となってきています。
サイディングは、材質でも多くの種類が存在し、「木質系」「樹脂系」「金属系」「窯業系」4種類に分類されます。材質それぞれによって価格が変動するため、外壁サイデイングをご検討中の場合は、求める外壁と価格が適正かを見極めて決めていくと良いでしょう。

外壁サイディングの費用相場

外壁サイディングにかかる費用の相場

サイディングのカバー工法での工事にかかる費用相場は、130〜220万円です。

カバー工法は、現在の外壁材の上に新たな外壁材を貼り付けるリフォームで、外壁の重ね張りとも呼ばれることもあります。カバー工法の場合、既存の外壁を撤去するための費用がかからないため、張り替えより安く済むことが多いです。

サイディングの張替え工事にかかる費用相場は、150~300万円です。

張り替えは、建造物の外壁材をすべて剥がし、新しい外壁材に交換するリフォームのことで、多くの外壁は20~50年ほどで寿命がきます

外壁の状態や施工範囲、サイディングの材質や塗料などの違いにより、金額が左右されます。

木質系

木質系サイディングは、木のぬくもりを感じることができるデザインですが、経年劣化によるダメージが大きくメンテナンスがかなり必要となります。
また、他の材質と比べてお値段が高いため、コスパよりもデザイン重視の方向けとなっています。

木質系サイディングの材料費相場は、1㎡あたり5000~8000円とされています。

樹脂系

樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂が主な原料のサイディングで、撥水性に長けており非常に軽量です。また、シーリング(サイディングのつなぎ目)を使わずに施工できるため、劣化がしにくいです。
高機能なサイディングですが、日本では取り扱っている業者が少ないため、施工のハードルが高い材質です。

樹脂系サイディングの材料費相場は、1㎡あたり4000~9000円とされています。

金属系

金属系サイディングは、丈夫で耐久性に優れ、断熱性の効果もあります。また、塗装の必要がないため、施工後のコストも抑えることが出来ます。

少し前までは「トタン」が金属系の中では主流でしたが、近年では「ガルバリウム鋼板」という素材を使うことが増えてきました。

金属系サイディングの材料費相場は、1㎡あたり3000~5000円とされています。

窯業(ようぎょう)系

窯業系サイディングは、繊維質やセメント質を原料としていて、防水性がないため塗装が必須です。また、デザインが豊富でメンテナンスが楽であり、非常に人気の材質です。

窯業系サイディングの材料費相場は、1㎡あたり4000~6000円です。

安く屋根修理をする方法は?

  • 他のリフォームと合わせて行う
    外壁サイディングでリフォームを行う際に、ほとんどの場合で足場が必要になります。足場だけで15万円ほどかかってしまうため、屋根のリフォームや雨どいの交換などの足場を使うリフォームを外壁リフォームに合わせて行いましょう。
  • 閑散期にリフォームを行う
    ゴールデンウイークや10月11月あたりの気候が安定している時期が、一番サイディング外壁リフォームに適していて、最も注文が殺到します。
    一方で、台風シーズンや気温の低い時期は閑散期となり、工事の価格交渉に応じる可能性が高く費用をできるだけ抑えることが出来ます
  • 交換工事費用が安いリフォーム業者にお願いする
    外壁のリフォームをするなら、明朗価格な住宅設備協同組合にお任せください。
    リフォーム事業を中心に、住宅設備関連事業を行っており、住宅設備のリフォームに特化した協同組合として事業活動をしております。サイディングを使った外壁リフォームだけでなく、システムキッチンの導入、ユニットバスやトイレ、洗面台のリフォーム・取付けも行っており、施工後のアフターサービスも充実しています。
    地域ごとに施工事例を載せていますので、ご検討中の方はぜひご覧ください。

外壁サイディング以外の外壁リフォームにかかる費用

外壁リフォームの費用は、素材や工法によって大きく異なります。
地域やリフォーム業者によっても価格が左右されるため、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。

塗装:60〜180万円
カバー工法:130〜220万円
張り替え工法:150〜300万円

こちらの記事では、外壁サイディング以外の外壁リフォームに関する情報を、誰でも分かるように詳しく解説しています。

外壁塗装の工事費用と塗料ごとの価格を比較|2023年版

 

外壁サイディングなら、県知事認可法人の住宅設備協同組合にお任せください

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外壁サイディングのよくある質問

外壁サイディングでの工事の工期は?

カバー工法にかかる工期は、10~14日です。
外壁と屋根のリフォームを合わせて行うと、さらに7日ほどかかります。

外壁の張り替えにかかる工期は、12~17日です。
張り替え工事は、サイディングの張り付け工事によって、工期が左右されます。

外壁リフォームと屋根リフォームは一緒にやるべき?

外壁と屋根は、どちらもリフォームをするときには家の周囲に足場を立てます。そのため、外壁と屋根のリフォームを近々行うのであれば、同時にしてしまった方が足場分の費用を抑えることが出来ます。また、リフォーム前の業者の現地調査や見積もりなどの手間も省けるためおすすめです。

一度のリフォームにかかる費用が高額になってしまったり、工期が延びたりするため、決められた予算や時間で検討している方には、別々でリフォームすることをおすすめします。

カバー工法と張り替えはどちらがおすすめ?

2つの施工方法の違いは、既存の外壁を壊すかどうか、工事費用や工期になります。

予算が少なかったりや予定している期間が短い場合にはカバー工法、建物や外壁が古い場合や下地が劣化している場合には張り替えをおすすめします。

外壁サイディングまとめ

外壁のリフォームは、工事方法を自由に選べることが魅力のひとつです。 サイディングの材質は、ご自宅の雰囲気やメンテナンス頻度などにあったものを選ぶことが大事です。カバー工法や外壁の張り替えなどの施工方法は、費用や工期を見ながら計画を立てることが重要です。
また、施工経験が豊富な業者に相談し、費用や工期などご希望に合ったプランを提案してもらうとよいでしょう。
より良い外壁のためにサイディングを使って外壁リフォームを、実現しましょう。