ステンレスキッチンとは?工事費用や特徴を解説

「ステンレスキッチンにリフォームしたい」「ステンレスキッチンのメリットは?」「耐久性や衛生面に強いキッチンにしたい」などと考えている人はいませんか?
キッチンは、食べ物を調理する上で衛生面が大切です。 いま使っているキッチンが便利と思っていても、不便さや使いづらさを感じたら、ステンレスキッチンへのリフォームを検討しましょう。

今回は、ステンレスキッチンのリフォームについて、メリットデメリットやよくある質問などのポイントを徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

ステンレスキッチンとは

ステンレスは、耐久性の高さからシステムキッチンによく使われる素材の一つです。しかし、ステンレスが使われているのはワークトップ(天板)だけなキッチンが大半です。

対して、ワークトップだけでなく扉やキャビネットもすべてステンレスで作られているのが「オールステンレスキッチン」です。このオールステンレスキッチンは、幅広いインテリアスタイルと相性がよく人気を集めています。

ここでは、ステンレスキッチンについてやメリットデメリットをご紹介します。

ステンレスキッチンとは

ステンレスキッチンとは、キッチンの設備の一つで、ステンレス製の調理台、シンク、棚などを含むものを指します。
ステンレスは、耐水性、耐錆性、耐久性に優れ、衛生的で清潔に保ちやすいため、キッチン設備によく使用されます。

このステンレスは、システムキッチンによく使われ、強度も高く丈夫な素材で非常に人気です。
そのため、キッチンのワークトップ(天板)シンクだけでなく収納の扉などにも使用されている最適な素材の1つです。

ステンレスキッチンのメリット

錆や腐食に強く、耐熱性・耐久性が高い

ステンレスはサビにくい素材で、傷がついてもサビができる前に保護膜を張る性質をもっているため、サビが発生しにくいという仕組みです。

ステンレスは湿気に弱い木材に比べ、湿気による腐食がありません。また、耐熱温度は一般的に約700℃といわれとても耐熱性が高いです。
プロの厨房でも耐えうる強度であり、一般的な家庭で長期に渡って使えるのがオールステンレスキッチンのメリットのひとつです。

汚れがつきにくく衛生的

ステンレスは汚れや匂いがつきにくい素材でもあります。

調理中の油や調味料などの汚れがステンレス部分に付着しても、内部に浸透することがないため、洗剤をつかって拭くだけで汚れを落とすことができます。

また、嫌な臭いもつきにくく、カビが発生しにくいのもステンレスの特長であり、湿度の高い場所のキッチンにも最適な素材といえるでしょう。

キッチンのデザイン性

オールステンレスキッチンのメリットとして、ほかの素材では出せない一味違うデザイン性があげられます。
ステンレスの持つシャープでスタイリッシュな印象は、木材では実現できません。

また、メーカーによっては表面加工のバリエーションが豊富なモデルやブランドもあり、シンプルながらもアクセントがつけることもできます。

ステンレスキッチンのデメリット

キッチンの凹みや傷が目立ちやすい

ステンレスは傷がつきやすい素材であるのがデメリットのひとつです。
日々使っていく中で、調理器具や食器が擦れて傷ができてしまうことは避けられません。

傷が気になりやすい方には、傷ができても目立たないよう表面仕上げがされたタイプがおすすめです。
ステンレスキッチンをご検討中の方は、ぜひ表面加工を注視してください。

また、重いものや固いものを落としたり強くぶつけたりすると、表面が凹んでしまう場合もあります。
凹みを直すには業者による修理が必要なため、重いものや固いものを扱う際には注意しましょう。

水垢ができやすい

ステンレスのシンクには、水道水に含まれるミネラル成分が原因で水垢がついてしまいます。

水垢ができてしまわないよう、洗いものの最後にシンクの水分を拭きあげて水滴を残さない習慣をつけるようにしましょう。

ステンレスキッチンのリフォーム工事費用の相場

ここでは、ステンレスキッチンのリフォーム工事にかかる費用の相場を解説していきます。

ステンレスキッチンのリフォームの費用相場

オールステンレスキッチンにリフォームする場合の費用相場は、約60~250万円となっています。

シンプルなステンレスキッチンからオーダーメイドのステンレスキッチンまで含むため、幅広い価格帯となっていますが、コンパクトタイプのキッチンや、低価格な機種やブランドを選べば、もっと低予算で抑えることができます。

ステンレスのシンク・流し台の交換工事の費用が約8〜9万円となります。
しかし、同じサイズの物がない場合、オーダーメイドとなり追加約10万円となります。

以下の表は、住宅設備協同組合の実際のキッチンリフォームの費用です。

システムキッチン一式680,000円〜ガスコンロ交換80,000円〜
キッチンシンク交換 95,000円〜IHクッキングヒーター交換120,000円〜
キッチン吊戸棚交換158,000円〜キッチン水栓交換35,000円〜
レンジフード交換80,000円〜キッチンパネル仕上げ28,000円〜
ビルドイン食洗機交換60,000円〜レイアウト変更(アイランドキッチンの新設等)要相談

ステンレス以外のキッチンリフォームの費用

システムキッチンの天板には、ステンレス以外にも人工大理石やメラミンなどがあります。

こちらの記事では、キッチンの天板に使われる素材の費用を分かりやすく解説しています。

【2024年1月】キッチン交換リフォーム費用を部位別解説

 

ステンレスキッチンのリフォームは、県知事認可法人の住宅設備協同組合へ

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ステンレスキッチンのリフォームのよくある質問

ステンレスキッチンのリフォームの工期は?

ステンレスキッチンの工期は、導入する工事の規模や内容によって異なります。
一般的にステンレスキッチンの工期は1~2週間程度といわれています。

キッチンの大きさや配置を変更する場合は、配管や電気配線の工事が必要で、工期が長くなる傾向があります。
また、キッチンの素材や設備によっても工期が異なり、天板に人工大理石を使用する場合は、加工に時間がかかるため、工期が長くなることがあります。

おすすめのシステムキッチンのレイアウトは?

システムキッチンのレイアウトには、L字型、I字型、U字型、対面型などがありますが、最も一般的でおすすめなのはL字型です。

L字型は、キッチンスペースの形状に合わせて柔軟に設置できるため、多くの人々に選ばれています。
しかし、長く使うシステムキッチンのレイアウトは、キッチンのスペースや家族構成や家事スタイルなどを重要視した方がよいでしょう。

おすすめのリフォーム業者は?

ステンレスキッチンのリフォームをするなら、明朗価格な住宅設備協同組合にお任せください。

リフォーム事業を中心に、住宅設備関連事業を行っており、住宅設備のリフォームに特化した協同組合として事業活動をしております。ステンレスキッチンのリフォームだけでなく、システムキッチンの導入、トイレや洗面台、ユニットバスのリフォーム・取付けも行っており、施工後のアフターサービスも充実しています。
地域ごとに施工事例を載せていますので、ご検討中の方はぜひご覧ください。

ステンレスキッチンリフォームまとめ

ステンレスキッチンは、耐久性、衛生性、安全性に優れたキッチン設備です。しかし、汚れが目立ちやすく、傷つきやすいという欠点もあります。適切な加工方法を選んだり、メンテナンスを行い、長持ちさせることが大切です。
リフォームをする際には、しっかりと計画を立てて、信頼できる業者を選び、費用や工期などご希望に合ったプランを提案してもらうとよいでしょう。
綺麗で快適なステンレスキッチンへのリフォームを実現しましょう。