ユニットバス(お風呂)のおすすめサイズは?|マンションと戸建て

「ユニットバスをリフォームしたい」「いま使っている古いバスタブを買い替えたい」「ユニットバスへのリフォームを検討している」などと考える人は多いのではないでしょうか?
ユニットバスは現代の住宅に欠かせない設備の一つです。年月が経つにつれ老朽化し、汚れが目立ち落ちなくなってきたらユニットバスのリフォームを検討しましょう。

今回は、ユニットバスのリフォームについて、マンションと戸建てのサイズの違いについてや用途ごとのおすすめのサイズなどを徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

ユニットバス(お風呂)のサイズについて

ユニットバスには、「マンション用」と「戸建て用」のユニットバスが存在します。それぞれ対応している大きさなどの特徴が異なります。

ユニットバスのサイズ規格は4桁の数字で示されます。
この数字は頭2ケタと後2ケタから成り、幅×奥行を意味しています。浴室の奥行が広くなっても幅が同じ場合、浴槽のサイズも同じになる傾向があります。

ここでは、マンション用と戸建て用のユニットバスの違いについてなどを詳しくご紹介します。

マンション用ユニットバスのサイズ

マンションのユニットバスは、一般的に狭めの設計になっています。
マンションの場合、スペースの制約があるため、コンパクトに設計されています。

マンション用のユニットバスの一般サイズは、1418サイズ(0.75坪)や1620サイズ(1.0坪)が多く使用されています。

戸建て用ユニットバスのサイズ

戸建てのユニットバスは、広めの設計になっており、床下や天井が高くなっていることがあります。
鉄筋やコンクリート造りの戸建ては、木造戸建てとは異なる尺度で造られていることがあり、マンション用のサイズが使用されることもあります。

戸建て用のユニットバスの一般サイズは、1216サイズ(0.75坪)、1616サイズ(1.0坪)が多く使用されています。

浴槽で足が伸ばせるサイズは?

大人がゆったりと足を伸ばして入浴したい場合、1.0坪サイズの「1620」「1616」以上のユニットバスを選ぶことをお勧めします。

0.75坪の1418や1216サイズでは、浴槽の長さが1メートル前後であり、足を思い切り伸ばすのが難しいことが多いです。

親子や介護で入浴をするなら?

ご家族に介護が必要な場合や小さなお子さんと一緒に入浴する予定がある場合、ユニットバスのサイズは1.25坪以上の1618サイズが理想的です。

特に車いすや入浴介助が必要な場合には、広めのユニットバスを選び、入り口を引き戸にすることをお勧めします。バリアフリー仕様のユニットバスには、手すりの設置も忘れずに行いましょう。

1.25坪以上のサイズを選ぶ場合、リフォームの際に拡張工事が必要なケースが多いですが、毎日使うことを考えると費用対効果は大きいです。

浴槽にお湯は何L入る?

以下は各ユニットバスのサイズに対する浴槽の満水時のリットル数の目安です。
これを参考にして、浴槽の湯量を判断してみてください。

  • 1216サイズ:約220~250リットル
  • 1418サイズ:約270~310リットル
  • 1616サイズ:約260~290リットル
  • 1620サイズ:約320~340リットル
  • 1624サイズ:約350~440リットル

マンション用と戸建て用のユニットバスの違い

  • サイズ
    一般的には戸建て用のほうがユニットバス全体のサイズも、室内の空間も大きくなるように作られています。
    戸建て用のユニットバスは正方形サイズの商品が多く揃えられていますが、マンション用のユニットバスは奥行きの長い長方形タイプが多く見られます。
  • 商品のラインナップ
    マンション用のユニットバスは種類は多いものの、高級感のある商品が少ない傾向にあります。
    戸建用のユニットバスのラインナップは、数は少ないものの、メーカーが力を入れて販売している商品が多くなります。
  • 価格
    広いスペースを設けやすい戸建ての浴室と、限られたスペースにならざるを得ないマンションの浴室で費用に少しだけ差があります。
    マンション用のユニットバスの方が値段が高い傾向にあり、各社のユニットバスによって違いますが、1~5%ほど差があります

ユニットバスの交換費用相場

ここでは、ユニットバスの交換リフォームにかかる費用をご紹介していきます。

ユニットバスリフォームの費用相場はいくらくらい?

ユニットバスのリフォームには、いくつかの方法があります。

在来浴室からユニットバスに変える場合の費用は60万円から150万円程度です。
ユニットバスからユニットバスへのリフォーム費用は50万円から150万円程度です。

以下が住宅設備協同組合の料金表となります。

ユニットバス一式530,000円〜水栓交換35,000円〜
在来浴室からユニットバスリフォーム750,000円〜浴槽交換(ユニットバス)85,000円〜
在来浴室から在来浴室リフォーム600,000円〜ドア交換45,000円〜
暖房乾燥機能付き換気扇交換88,000円〜浴室の拡張・移動・増築要相談

お風呂のリフォームの詳しい情報や実際の施工事例を見たい方は、こちらで誰でも分かりやすく解説しています。

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安くユニットバスを交換する方法は?

  • 商品のグレードを下げる
    本体や部材のグレード、浴槽のメーカーや素材を変えると、大幅にコスト削減出来ます。また、ユニットバスにはアウトレット商品があり、定価の1/2や1/3で購入できる可能性があります。
  • 給湯器をフルオートタイプではなくオートタイプにする
    フルオートタイプとオートタイプの違いはお風呂に関わる機能を自動で行うか全自動で行うかになります。オートは、湯はりから追い焚き、保温までを自動で、フルオートは湯はりから追い焚き、保温、たし湯までを自動で行ってくれます。
    オートタイプにすることで、初期費用とランニングコストを抑えることが出来ます。
  • 交換工事費用が安いリフォーム業者にお願いする
    ユニットバスのリフォームをするなら、明朗価格な住宅設備協同組合にお任せください。
    リフォーム事業を中心に、住宅設備関連事業を行っており、住宅設備のリフォームに特化した協同組合として事業活動をしております。ユニットバスのリフォームだけでなく、システムキッチンの導入やトイレや洗面台のリフォーム・取付けも行っており、施工後のアフターサービスも充実しています。
    地域ごとに施工事例を載せていますので、ご検討中の方はぜひご覧ください。

ユニットバス交換リフォームのよくある質問

ここでは、ユニットバスの交換リフォームに関するよくある質問を厳選してご紹介します。

ユニットバスリフォームの工期は?

ユニットバスからユニットバスへのリフォーム:3日~5日
在来浴室からユニットバスへのリフォーム:1週間前後

ユニットバスは、あらかじめ工場で作った既製品を組み立てて作成するため、短期間で工事が終了します。内訳として、浴室交換、ドア交換など簡単なものであれば1日、ユニットバスの交換、在来浴室からユニットバスへのリフォームで、1日〜6日程度となります。

ユニットバスのサイズの呼び方は?

ユニットバスのサイズの呼び名は、内部寸法の奥行と幅を測ったものが呼び名となります。

例えば、奥行きが120cm、幅が160cmの内部寸法だと、「1216」というサイズになります。この呼び方は国内メーカー共通になります。

おすすめのバスタブのお手入れ方法は?

中性洗剤を使い、柔らかいスポンジで優しく擦って掃除してください。
水滴が付いている状態や濡れた状態であれば、柔らかい布でそっとふき取るだけで水垢や皮脂汚れをきれいにふき取ることができます。

ユニットバスのサイズまとめ

ユニットバスリフォームは、快適な生活を送るために必要不可欠なものです。リフォームによって、清潔な空間を保つことができ、節水効果もアップすることができます。しかし、リフォームには注意点もありますので、信頼できる業者を選び、事前にしっかりと見積もりを依頼することが大切です。
将来の住まいのために、理想的で快適に暮らせる浴室を実現しましょう。