システムバスとは?ユニットバスとの違いや費用は?

「お風呂をリフォームしたい」「システムバスって何?」「ユニットバスと何が違う?」などと思ったりした方はいますか?
お風呂のリフォームを検討している方にお勧めなのが「システムバス」です。多種多様な種類やデザインがあり、比較的短期間で美しいバスルームに変身できます。

今回は、システムバスについてやユニットバスとの違い、メリットやデメリットなどを徹底解説します。

この記事の著者

住宅設備協同組合

東京、神奈川、大阪、兵庫エリアで年間1000件以上の実績を誇る住宅設備協同組合。神奈川県許認可法人(神奈川県指令企支第3453号)、大阪府許認可法人(大阪府指令経支第1061-28号)。リフォームの専門家として、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、和室工事、外壁、屋根まで広く深くをモットーにリフォームに関するお役立ち情報を発信。

システムバスとは

ここでは、システムバスについてやユニットバスとの違いを解説します。

システムバスとは?

システムバスとは、浴槽や天井、床などのパーツを工場で事前に製造し、お家に取り付ける際に組み立てるタイプのお風呂のことです。

戸建て用とマンション用の2種類があり、同じ商品でも高さや大きさが異なる場合があります。

システムバスとユニットバスの違いは?

「システムバス」と「ユニットバス」という言葉は、ほとんど同じ意味で使われており、明確な違いはありません。

元々は、工場で製造されたパーツを現場で組み立てるタイプのお風呂を指して「ユニットバス」と呼んでいましたが、最近では賃貸物件などでよく見る一体型のお風呂とトイレが一緒になっているものを指す場合が多くなっています。
しかし、お風呂だけのユニットバスも増えており、機能性も向上しています。

「システムバス」という言葉は、一体型のイメージと区別するために使われることが多くなった呼び方です。

介護用のシステムバスとは?

介護用に規格化されたシステムバスがあります。

高齢者や介助者にとって負担になりやすい浴槽のまたぎ部分については、介護用のシステムバスであれば挟み込みの手すりを設置できるなど、入浴時の負担を軽減し、事故防止にもつながります

また、在来工法に比べて費用や工期を抑えられるとともに、介護にとって扱いやすく、清掃性にも優れています。
商品によっては介護用入浴リフトの設置にも対応しており、介護の状態に応じて適した商品を選ぶことができます。

システムバスのリフォームにかかる費用の相場

ここでは、システムバスの設置リフォームにかかる費用の相場をご紹介します。

システムバスの設置にかかる費用の相場

システムバスは、グレードや大きさ、機能、色などで費用が大きく異なります。

在来浴室からシステムバスのリフォーム費用60万~150万円
在来浴室とは、在来工法の浴室のことで、砂・セメント・水を混ぜて作る建築材料を使った昔ながらの施工方法で作られたお風呂のことです。

システムバスからシステムバスのリフォーム費用50万~150万円

こちらの記事では、お風呂のリフォームを誰でも分かるように、詳しく解説しています。

【2024】お風呂のリフォーム費用は?浴室乾燥機・ドアは意外と安い

できるだけ安くシステムバスを設置する方法は?

  • 商品のグレードを下げる
    本体や部材のグレード、浴槽のメーカーや素材を変えると、大幅にコスト削減出来ます。
    また、システムバスにはアウトレット商品があり、定価の2分の1や3分の1で購入できる可能性があります。
  • 交換工事費用が安いリフォーム業者にお願いする
    システムバスのリフォームをするなら、明朗価格な住宅設備協同組合にお任せください。
    リフォーム事業を中心に、住宅設備関連事業を行っており、住宅設備のリフォームに特化した協同組合として事業活動をしております。システムバスのリフォームだけでなく、システムキッチンの導入やトイレや洗面台のリフォーム・取付けも行っており、施工後のアフターサービスも充実しています。
    地域ごとに施工事例を載せていますので、ご検討中の方はぜひご覧ください。

 

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システムバスのメリットデメリット

システムバスには様々なメリットやデメリットが存在します。これらを考慮しながらリフォームを検討しましょう。

ここでは、システムバスのメリットとデメリットを厳選してご紹介します。

メリット①:掃除・手入れが簡単

システムバスには、防汚性や防水性を考慮した素材が使用されており、タイルや木を使用したお風呂と比較すると、手入れが容易です。

さらに、各メーカーは浴槽や排水口などを掃除しやすくする工夫をしています。

メリット②:リフォーム期間が短い

システムバスは、工場で作られたパーツを現場で組み立てるため、在来工法に比べてリフォーム期間が短く、早く完成することができます

バスルームが使用できない期間が短くて済むため、この点は大きなメリットとなります。

デメリット①:在来工法からのリフォームの場合コストがかかる

既存の在来工法のお風呂をシステムバスにリフォームする場合、新しくシステムバスを入れ替える場合と比べて、費用が高くなることがあります。

さらに、住宅の築年数によっては土台部分から手を入れる必要があり、費用が増加することもあります。

デメリット②:デザインなどの自由度が低い

システムバスは、デザインや規格はすでに決まっているものを組み立てるため、素材やデザインにこだわりたい場合は在来工法をおすすめします。

システムバスのリフォームまとめ

システムバスは、工場で製造されたパーツを現場で組み立てます。ユニットバスはシステムバスと同義語であり、違いはほとんどありません。メリットやデメリット、費用の抑え方を考慮しながらリフォームを検討しましょう。
施工経験が豊富な業者に相談し、工事費用や工期などご希望に合うプランを提案してもらい、理想的で快適に暮らせるシステムバスを実現しましょう。